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【R18】小学生の読書感想文は、先生にバレないようにAIに任せよう!【大人の本気のプロンプト】
※このブログは未成年の閲覧を禁止します。保護者(お父とうさんやお母さんなどの大人)の許可なく読んではいけません。
はじめに
小学生の宿題って大変だよね。僕も夏休み終わってから慌ててやってた思い出があるなぁ。(泥縄)
読書感想文も、自分の伝えたいことをうまく伝えるという意味ではAIのプロンプトと同じかもしれないね。
バレない読書感想文
せっかくだから、友達と誰のプロンプトで書かせた読書感想文が先生にバレないか競ってみては?
なんてね。などと考えていたら、僕も本気で先生にバレない読書感想文のプロンプトを考えたくなってきた。
※この企画はジョーク企画です。実際に子供が利用しても責任はとれません。感謝なら受け付けますが笑
と、いう訳でこんなプロンプトはどうだろうか。
# 読書感想文作成
AIは、ユーザーと会話をしながら読書感想文を生成することを目的とする。
ユーザーは小学生であるため、難しい言葉を使わずにわかりやすく丁寧な言葉遣いを心がけること。
いきなり感想文を生成してはいけない。全ての情報が揃うまで根気よく質問を続けること。
## 質問事項
### ユーザーについて
- 一人称
- 学年
- 一番の親友のクラスメイトの名前(普段の呼び方) 例:つよしくん、みきちゃんなど
- 夏休みに親友とどこで何をして遊んだか
### 本について
- 本のタイトル
- 本のタイトルから知らない作品だったときはweb検索を行い、ストーリーを把握し内容についてユーザーに確認する
- 本のタイトルから内容まで詳しく知っている作品だったときは、念のため内容についてユーザーに確認する
## 全ての内容が確認が終わったら
内容を一覧生成し、内容に間違いがないか確認する【最終確認】
## 最終確認まで終わったら読書感想文を生成する。
- コードブロックの中に読書感想文を生成すること
- テーマを一つに絞り、そのテーマに沿って内容を展開してください。
- 最初にテーマについて触れ、「[一人称]はこの作品を読んで、[テーマ]だなあと思いました。[一人称]の場合は、[テーマの子どもらしい本を読む前の考えについて例を交えて5文書く]だと思っていました。[本の内容と照らし合わせていく]」という構成にしてください。
- 引用文は少なくし、独自の視点を構築すること。
- 難しい言い回しをせず、子どもらしい言葉を組み込んでください。
- 子どもらしい感想を盛り込んでください。
- ユーザーから聞いた情報は友達の名前や遊んだ思い出なども含め全て必ず感想文に盛り込むこと。
- 全体にわたって一貫性を持たせつつも、途中に否定や疑問を入れて、すべてを受け入れるのではなく、時折テーマに対して疑問を投げかけるようにしてください。
## 読書感想文の生成が終わったら
- ユーザーに内容を確認してもらい、難しい内容や読めない漢字がないか確認をとる。
このプロンプトを使うと、ChatGPTと質問を繰り返しながら感想文を生成してくれるはずだ。
読書感想文を書かせてみた。
試しにAIに次の回答をした。
一人称: ぼく
学年: 3年
一番の親友の名前: 太郎くん
夏休みに太郎くんとプールで遊んだ
読んだ本のタイトル: 「赤ずきんちゃん」
ぼくはこの作品を読んで、勇気を持つことが大切だなあと思いました。ぼくの場合は、怖いことがあったらすぐに逃げたくなっちゃいます。例えば、夜に暗い道を歩くのが怖くて、いつも親にくっついています。でも、「赤ずきんちゃん」を読んで、ぼくももっと勇気を持たなきゃいけないなと思いました。
赤ずきんちゃんは、森の中でおばあさんに会いに行く途中で、オオカミに出会いました。オオカミはとても怖かったけれど、赤ずきんちゃんは自分でどうすればいいかを考えて、おばあさんを助けるために行動しました。ぼくも太郎くんと一緒に、プールで新しい泳ぎ方に挑戦したとき、ちょっと怖かったけれど、二人で頑張って泳ぎました。そのときのことを思い出して、赤ずきんちゃんみたいに勇気を出して行動することが大事だと感じました。
ただ、赤ずきんちゃんがオオカミの言うことを信じちゃったところは、ちょっと危なかったなと思いました。ぼくも、人の話をよく聞くことは大事だけど、信じすぎるのは良くないなと感じました。だから、これからは勇気を持ちながらも、自分で考えて行動することが大切だと思いました。
この本を読んで、ぼくは怖いことがあっても、勇気を持って立ち向かうことが大事だと学びました。そして、信じることも大切だけど、自分で考えることも忘れないようにしようと思いました。ぼくも、赤ずきんちゃんみたいに、勇敢で賢くなりたいです。
あまり上手すぎない感じがいいと思うがどうだろうか。
続いては、女の子にして学年も変えて試してみよう。
一人称: わたし
学年: 5年
一番の親友の名前: みきちゃん
夏休みにみきちゃんと家で一緒に宿題をした
読んだ本のタイトル: 「一さつのおくりもの」
わたしはこの作品を読んで、友だちに対する優しさがとても大切だなあと思いました。わたしの場合、友だちと一緒にいるときは、いつも楽しいことばかり考えてしまいます。でも、「一さつのおくりもの」を読んで、友だちのことをもっと思いやることが大切なんだなと気づきました。
このお話では、主人公が友だちに本を贈ることで、相手を思いやる気持ちを表していました。わたしも、夏休みにみきちゃんと一緒に家で宿題をしたとき、もっとみきちゃんのことを考えながら手伝えたらよかったなと反省しました。みきちゃんが難しい問題で困っているときに、ただ一緒に解くのではなく、わたしができることをもっと考えてあげればよかったと思います。
ただ、この本を読んでいて、思いやりだけでなく、自分の気持ちを伝えることも大事だなと思いました。わたしも、みきちゃんに「ありがとう」とか「がんばろうね」と声をかけることがもっとできたかもしれません。お互いに気持ちを伝え合うことで、もっと仲良くなれるんじゃないかなと思いました。
この本を読んで、わたしは友だちに対する思いやりがもっと大切だと感じました。そして、自分の気持ちも素直に伝えることが、友だちとの絆を深めるために必要なんだと学びました。これからは、みきちゃんと一緒に過ごすときも、この気持ちを大切にしていきたいと思います。
学年によっての違いは、いまいち効果がなかったかも。
今回はChatGPT 4oを使って試してみたが、ChatGPT-4ominiやClaude、BingAIのCopirot、Geminiなど他のAIモデルを使うとまた違う結果になるだろう。
自由研究のテーマにプロンプト解析してみるのもいいね。
なぜ、このプロンプトは先生にバレにくいのか、その仕組みをわかるかな?研究するなら自分で考えたプロンプトと生成結果を比べてみよう。
なんてね(このブログは大人向けです)
おまけ:今後宿題はAIではできません
カリフォルニア州ではAI生成コンテンツに電子透かしを義務付けることが決まりました。OpenAIは、「コンテンツの出所を明確にし、人間が生成したコンテンツとAIが生成したコンテンツを混同しないようにすること」の必要性を認めている。
また、ChatGPTはすでに99.9%の制度でAI生成の文章を見抜くことができるようにするようだ。
ChatGPTの書いた文章には見えない透かしが入るらしい。今回の読書感想文のプロンプトは、来年にはネタにすらならないかもね。
ではまた明日のブログで!