映画「Dr.コトー診療所」の映画感想文

希望

やあやあ
ひょんなことから年末に映画館に行けることになったので観てきました。
ドラマもタイトルと主題歌が中島みゆきなのを知ってるぐらいで
大まかな設定しか知らんままで観てきました

一言でいうと「ドラマ」でしたね
よくある日本のドラマ
暗くなり過ぎず、適度にボケた部分があり
そういう意味では結構丁寧な脚本やったと思うし
全体的に良かったと思う。

ここからはネタバレありで

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設定についてはどうでもいいですけど
結局のところ
「無医村をこれからどう救うのか」というシステム作りは何もできなかったところがホントに希望はないんだなと感じた

もちろん映画の最後はなんやかんやで「新しい命」にすがったハッピーエンドになってるけども

いずれはそれが守れなくなる「リスク」は除去できていない

というかこの映画はハナから「リスク」にまみれていて
まぁそれが結局のことすべてが重なってお祭り騒ぎになるのは
ホントいちばんのおもしろポイント
もちろんそれは医療ドラマあるあるやねんけど

ただ現実的に考えると
全ては予想できていたリスクなんやから
その備えですべてを解決していけよ！と思う。

それが映画では最終的に「気合い」や「良心」に頼りっきり
途中で「コトー先生の良心に頼り切ってる」と指摘されてるのに対しても
「医者としての～」で逆ギレかまされる始末

そこを伏線として回収してほしかったなー

ま
良かった点を挙げるとすれば
・生田絵梨花が妙にエロかった
・船木誠勝のインパクトとセリフのコントラスト
・圧倒的な自然美

ちなみにですが、一緒に観に行った人は
ラストシーンのコトー先生に表情がなかったのは
クローンorアンドロイド化したコトー先生だったから
というSFオチ説をあげていました。

おしまい