映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の映画感想文
やあやあ
話題作をやっと観れたのでここに記す
実感として
これがアカデミー賞受賞作品か?
というところです。
もちろん全体的なクオリティの高さや
最終的に「愛」に帰結するような点
「ミスター・ノーバディ」的であり
全ての選択に全ての可能性があり
その全てで愛すべき人生があると言うメッセージ(と僕は受け取ってるけど)
全てが発散していくような感覚の中
最も穏やかな「生命の無い世界」
まぁそれを突き破るのがやはり「愛」ではあるんやけど
そこを大半をコメディとして仕上げてるあたりは良かったし
カンフーにすることでアクションの派手さも加わりとてもよかったと思える
ただ、うーんこれがアカデミー賞なんか?という気持ちもややある
あまりにも意味不明すぎるというか、ネタよなーみたいな部分も多くて
もちろんそれで嫌になることはないんやけど、映画の映画らしさみたいな部分はイマイチなんかなーと思う。
SFというよりは、ファンタジーに近いのかも
SFさを出すためには、アルファ・ウェイモンドをもうちょっと掘り下げて欲しい気持ちもあった
むしろ二人の物語にしてもよかったし、娘含めて、家族の物語感を強く出しても良かったんかなーと
もちろん上記の要素はもちろんあったし、弱いわけじゃないんやけどな
うーん
そう
そこまで強く批判できないって部分もこの映画の凄いところなんかもしれん
それってつまり細部までのクオリティが高いことに起因していて
脚本にも無理がなく
美術や演出にも無理がない感じ
うん
非が無いぞ
いい映画や
こらアカデミー賞受賞やわ
さすがやわ
みんな、観た方がいいで
まぁ観んでもええけど
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