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2025.0220「これだから小説を読むのはやめられない」

喉の痛みは治ったが、少しの不快感が残っている(何故か咳も出てきた)。加湿器とのど飴が手放せない。とはいえ、気持ち的には元気なのでいつも通り仕事を進めた。  

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青山美智子さんの『人魚が逃げた』(PHP研究所)を読み終えた。

アンデルセンの名作『人魚姫』が題材となっているのだけれど、とても面白かった!個人的には、エピローグがもっとも印象に残っている。勿論、それぞれの物語(『人魚が逃げた』は連作短編集です)も、心が温かくなったり背中を押されたりと素敵なものばかりだ。これらの物語と随所に忍ばせた伏線があったからこそ、エピローグに衝撃を受けたのだと思う。エピローグのとある一節を読んだ時、あまりの衝撃に「は?え?ええ?!」と声が出てしまった。これだから、小説を読むのはやめられない。この衝撃を、ぜひとも他の方にも味わってもらいたい。

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鶴田 有紀
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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