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境界を越えし者

人間とは、相手のことが気になる生き物である。

いや、気になるどころでは済まない

相手に依存していると言ってもいい。


少なくとも日本は「空気を読む」 「周りに合わせる


このような他者を過剰に意識するという文化が、根強くある。


このような教育を昔からされ、このような世の中で暮らし続けると、どうなるだろうか。


常に周囲の顔色を伺い、自分の感情を押し殺すクセが付くのである。


自分がどうしたいか

より

相手がどう思うか


が大事になってしまう。


特に神経症を発症する人は、他人軸の人が多いのではないだとうか。


相手がどう思うかばかりを考えていると、自分を見失ってしまう。


相手にこう思われたんじゃないか・・・

あの発言、まずかったのではないか・・・

もしかして嫌われたのでは・・・


そういった、一人反省会を開催する人も多いと思う。


相手がどう思うかは、相手の領域である。


もしかしたら相手はなんとも思っていないかもしれないし、
こちらの事を好意的に思っているかもしれない。


つまり、相手がどう思うかまで想像し、こう思ったに違いないと決めつけるは、相手の領域に踏み込み、相手の領域を侵害しているという事なのでは。


自分と相手の境界線を意識し、越えないようにすることが、
健全な精神を保つのに大事なのかもしれない。


そんなことを考えていた10月末。


それにしても時の流れが速すぎませんかね・・・



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