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『もう泣きそう』思いは伝わらないから苦しくつらい

3年前に縁あって、設計会社に就職する決断をした結果で、私の人生が思わぬ方向に動き出しました。世の中に「ここまでひどい会社」がある事実を知るきっかけとなった就職に後悔。

私は、波乱万丈の経験を多くしてきましたが、「私でも予想できないほど狂った会社」だったと……。そんな、会社を「今月末で退職」できるため、心から救われたと思っています。

人生は生涯勉強というが…

私は、設計未経験者だったのですが、以前から興味があった会社に就職できました。入社した当時は、設計部に3名の技術者がいましたが、“1名は仕事をしない変わり者”で、”もう1名は信じられないほど適当な仕事”をする人でしたね。

唯一まともな先輩が1名いましたが、なんと1年後に退職してしまいます。

そして、「私の人生の崩壊」が、静かに音を立ててはじまりました。なぜなら、前任者が担当していた4業務すべてを『私が担当』する結果となったからです。

では、残りの2名は何をしていたのか?

信じられない事実ですが、未経験者の私に押し付け「何もしない」と断言していたのです。すでに受注している業務を誰かが、進めなければ「会社としては大損害」になる事実は、簡単に理解できると思うのですが、2名の先輩はまったくの無関心。

私が命じられた4業務は、「一般的に考える」と指導者なしで、“未経験者が業務を担当“できる仕事量や規模ではありませんでした。だから、「会社に迷惑をかけてはいけないとの思い」で、命じられた1ヶ月後に退職希望の話を社長にしましたが、受け入れてもらえず流されてしまいました。それでも2名の先輩は、仕事や指導はまったくしないの一点張りだったのです。

そんな中で、私が見つけた解決方法が、外部メーカーや協会の社員に相談し、知識を得て業務を進めるやり方でした。

そして、運よく「親切な担当者」ばかりに出会えた喜びを今でも忘れられません。それは、小さな光と思うかもしれませんが、「私には希望ある未来が見えた」と胸を撫で下ろしましたね。

業務を任されてからの2年間で、十数業務を完成させただけでなく、完了業務につけられる評定点では、創業以来の高得点を獲得しました。そして、周りから「仕事ができる人」と言われるようになったのですが……

社長は、『小手先の技術』だと、私に吐き捨てたのです。

会社の方針は、高い技術力ではなく『だいたいの仕事』をして、満足する会社だったのです。そして、社員のほとんどが適当な仕事をしていました。それは、衝撃的な事実というか、初めての経験なので「理解」できませんでしたね。

呪縛から解き放たれた開放感

今まで、3年間で会社のピンチを何度も救ってきましたが、迷惑をかけた記憶はありませんね。そして、創業50年間でも獲得できなかった最高点を取得し、利益を出した結果は紛れもない事実なのですが……。

ですが、仕事ができない後輩からは、何度も怒鳴られ「上司は見て見ぬふり」の中で、精神的に追い込まれていく自分に「苛立ちと情けなさ」を感じる日々が続きやっと決意できましたね。

そして、社長に退職の気持ちを伝えると驚愕の返答が返ってきたのです。

それは、「君はすぐにやめるやめる」というね。

今まで、できない仕事を無理やり押し付け、サポートやフォローもない状態で、一人で立ち向かい努力した結果が、これなんだと正直返す言葉も見つかりませんでした。

そして、数日後に渡された「退職承認通知書」には、3年間の業務について、何も迷惑をかけてもいないのに「何かしらの理由」をつけて、私が悪いと書かれた内容に驚きましたね。

会社を守りたい気持ちはわかるのですが、形だけ整えても「真実はひとつ」しかないので、気にはしていません。

本当は、数冊のシリーズでKindleに出版できるだけの衝撃的な内容もあるのですが、今月末で退職できるため、この辺にしたいと思います。

私が、『Kindle出版を決意した理由』は、この会社がキッカケですね。

世の中で、「私と同じように理不尽なことや無理難題」で、困っている人を少しでも支えたい気持ちでKindle出版をはじめました。
そして、手助けしたいと心の底から思っているから……。

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