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挑戦こそが、人生の合法的なドーピングとなる。

最近、皆さんは「挑戦」されていますでしょうか。

副業を始めてみる、ランニングを始めてみる、好きな人に告白してみる、なんかわかんないけど断捨離してみる。などなど、なんでもいいんです。

挑戦する時って変に不安になったりしますが、この挑戦がどのように日常生活に影響を与えているか、というのを考えたことはありますでしょうか。

私はこれまで考えたこともなかったのですが、最近色々なことに挑戦するようになって、「なるほどな」と感じることが多々ありました。

結論から言うと、挑戦は安定的なメンタル形成に役立つということです。

今回は自分の体験談も踏まえて、あえて挑戦を「ドーピング」と表現させていただきながら、共有できればと考えています。


安定的なメンタルの形成には3要素ある

正直なところ、私はメンタルが強い方ではありません。仕事で追い込まれて精神疾患を患った経験もあるくらいです。

その経験があったおかげで、無理することなくセーブすることができるようになったのですが、今度はセーブできるようになった分、挑戦する機会はめっきり減ってしまいました。

そうすると、逆にメンタルが安定しないという状況に陥ってしまったのです。

そんな中で、様々な自己啓発本を手に取ってみたのですが、星 渉氏の著書、「神メンタル 『心が強い人』の人生は思い通り」を読んだ時に、安定的なメンタルを手にいれるには「承認」「繋がり」「挑戦」が必要だと記されていました。

しかしながら、この3要素をすぐに手にいれるには、なかなか困難を極めます。

「承認」というのは他者からの承認もありますが、自分を肯定してあげることも含まれます。

「誰か承認してくれ!」「自分を肯定しよう!」なんて承認にはなり得ないですし、この時点で時間がかかることは明白でした。

「繋がり」をとってみても、友人やパートナーとの繋がりが大事なことはわかっています。ただ連絡をとっていたり繋がっているだけでいいのであれば十分なのですが、恐らくそういうことではないと考えています。

精神的な繋がりを形成することも時間がかかりますし、タイミングが必要です。

といったところで、私が真っ先に行動に移しやすいものといえば、「挑戦」だったのです。

ちなみに、この「挑戦」というのは「困難や新しいことに挑むこと」を意味しますが、やらされ仕事の困難に立ち向かったところで、メンタルは成長しません。むしろ蝕まれますし、ごまかし方がうまくなるだけです。

そのため、新しいことに挑むことに焦点を当てました。

挑戦をする前の自分

色々とセーブしている時は、「将来の漠然とした不安」を抱えていました。

根拠のない不安ではあるのですが、例えば、これからの人生どうしようかな、とかですかね。

そんなことを考えても意味がないのですが、この漠然とした不安は漠然としているので、唐突に来てしまうのです。

皆さんも経験はあると思います。根拠がない不安だから出どころがわからない。

そういったものは消えないので、自然と何かに取り組むモチベーションが徐々に下がってきます。

この悪循環を打破するためにも、とにかくなんでもいいから挑戦するという選択をしなければならないと思いました。

挑戦して得られたこと

私が新しく挑戦したこと。1つとるとすれば、「小説を書くこと」です。

しばらくnoteを更新できていなかったのですが、理由はこの小説を書くという挑戦のためでした。締め切り前になんとか文学賞に出すことができました。笑

小説を選んだ理由としては、昔から文章を書くこと自体は好きだったことや、1人で完結できるものだったので、すぐに取り組めるといった点も大きかったです。

この挑戦をしたおかげで、私が得られた成果を順を追って解説します。

自己成長

文章が好きだったものの、小説を書くのは始めての経験でした。最初は書き方がわからずむしゃくしゃしていたのですが、これは先人にならうべきだと考え、本で書き方を勉強しました。

すると、今まで知らなかったことがその本にたくさん記されており、知的好奇心を刺激され、新しいスキルや知識を身につけることができました。

正直なところ、まだまだ技術は足りないので100%納得のいく作品は作れなかったのですが、成長に繋がったことを実感できたので、大きな財産になったと言えます。

自信・モチベーションの向上

自分の努力に対して、肯定感が得られたことも大きいです。

この小さな成功体験が積み重なることで、自己肯定感が高まり、少なからず「ちゃんと努力すればいけるかもな」という自信が生まれました。

勉強した本にも記されていたのですが、小説を書くことにおいては、思いつくアイディア自体はそこまで人によって変わらないということ。

しかし、表現力=小説を書く技術において決定的な差があるとのことなのです。ただそれだけなのだと。

ということは、いくら時間がかかろうとも、技術を身につければ業界では戦えるのです。

これは挑戦しなければ気づけなかった視点で、著者に感謝をしつつも、挑戦した自分に対しても「いいね!」を2000個くらい渡してやりたいと思えました。

「挑戦が承認につながる」といった点は、完全に目から鱗でした。

充実感や達成感

そして、なんといっても、締め切り前になんとか応募したあとに自分に残ったのは、久々に感じた「充実感」。

「生きるというのはこういうことか」とか、「自分は安定志向では満足できないんだ」とか色々なことを感じましたが、1番最初に来たのは「やってやったぞ」です。

これはどんな刺激よりも、心地よく、何事にも変え難い気持ち。「こんなんドーピングだよな、そりゃ楽しいわ」と感じたのです。

まとめ

皆さんが取り組むものによりますが、挑戦することによって様々な財産を手に入れることができます。

タイトルにも書いた通り、挑戦は一種の副作用のないドーピングです。短期的ではなく、中長期的にアドレナリンがみなぎっているイメージです。

それに、周りを見てみると、挑戦してる人は魅力的な方が多いですし、バイタリティが高い方が多いです。

「挑戦してないな」と思った方は、何か身近なものでもいいので挑戦してみると、新たな発見があるかもしれません。

このような経験談をもとにしたエッセイを中心に、どんどん投稿していこうと思っているので、みなさん仲良くしてください。

自己紹介noteはこちらです。

色々な記事にスキしてくれるとめちゃめちゃ喜びますので、よろしくお願いします。

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