野生動物撮影旅行 | 北海道-Wildlife Photography
こんにちは、@GO motionです。前回の記事では根室海峡でのオオワシ・オジロワシの撮影について書きましたが、撮影旅行は全5日間で道東を色々と廻り、オオハクチョウ、タンチョウヅル、アザラシ、キタキツネなど、他の野生動物も含め素晴らしい景色と時間を堪能してきました。北海道最高!!
そんな北海道の動物たちの生き生きとした姿を↑ムービーにまとめてみたので、まずはご覧ください。映像編集してるとすでに北海道・禁断症状が….。
そして今回の旅行では写真とムービーを同時に撮影していて、それについて少し触れてみます。
動画と写真の撮影について
今回の旅はムービーと写真(+ドローン撮影)を同時に撮影することのタスクの多さと難しさを痛感した旅でもありました。持っていった機材はスーツケース約2個分プラスアルファで50kgを超えていたと思います。使わなかった機材はほとんど無かったのですが、それにしても、もう少しコンパクトにまとめられそうでした。
野生動物の撮影
野生動物の撮影というテーマで事前に計画していた撮影は大まかに、
・根室海峡でのオオワシ、オジロワシの撮影
・屈斜路湖でのオオハクチョウの撮影
・野付半島でのエゾシカの撮影
・鶴居村でのタンチョウヅルの撮影
・北海道の風景とタイムラプスの撮影
で、やはり難易度が高かったのはオオワシ・オジロワシ、特に野生動物撮影となるとほんの一瞬が勝負となるので事前の準備が命でした。またマイナスになる厳しい気温の中での撮影なので、手袋をしたまま設定を変更すると間違った設定になっていることが多々ありました。
動画撮影に関しては音声収録や外部モニターなど付属が多くなるので、それら一式はパッケージにしておいたつもりですが、夜が明ける前の真っ暗な中セッティングすることも多く、細かいパーツが見つからず右往左往することも。
現時点での解決策
色々と悩ましいところですが現時点での解決策としては、
・動画撮影機と写真撮影機をパッキリ分ける
・いっそ動画も写真も全てRAW撮影
・整理整頓は事前に
・動物たちは待ってくれないけど、どっしり落ち着いて撮影
動画機と撮影機の振り分けは今回もある程度は設定していたのですが、北海道は広大すぎて焦点距離が欲しかったり、感度が欲しかったりと、その都度でやはりカメラボディとレンズの交換を行い設定を変えなければならない場面が多々ありました。連写性能とAFのかね合いもあるのでこの辺はほんと難しいところ。
RAWでの動画撮影は以前から挑戦したいと考えてはいるのですが、撮影できる機材がまだ限られているのと、後処理の大変さでもう一歩踏み込めないところ。BMDとかSIGMA fpとか良さげですよね。Sonyさんにも頑張ってもらって電子式可変NDフィルター搭載で外部記録でも良いのでRAW動画撮影できるカメラ希望。写真も動画もスマートに撮影できる素晴らしいカメラ出てこないかなぁ。
下記からは、ムービーの中に出てくるカットを掲載。
ムービーからのプレビューカット
根室海峡でのオオワシ、オジロワシ。
屈斜路湖でのオオハクチョウ、マガモ。
野付半島でのエゾシカ、キタキツネ、出会えるとは思っていなかったアザラシ。
鶴居村でのタンチョウヅル。
雪の中餌を啄ばむ野鳥たち。(野鳥素人なので名前わからず)
そして素晴らしい景色の数々、まずは野付半島の夕日
暮れてゆく斜里岳と海別岳
サンピラーの出た斜里郡での夕日
野付半島の見渡す限りの凍った水平線。
野付半島の朝日
Mavic2 Proでの全天球空撮写真
そしてドローンの全天球空撮写真。これをOculusなどのVRゴーグルで見ると自分も飛んでいる感覚を味わえて最高だったりします。下のリンクからどうぞ。
今回の旅では目に見えない程の超望遠から超広角+ドローンの全天球撮影などを試み、アザラシの流氷上での昼寝のカットなどは目視では見つけられない程の遠距離でデジタルズーム含めると2520mm換算での撮影でした。
それでも収めきれない北海道、またチャレンジしなければ。
Instagram (@go.motion)でも、ちょこちょこ写真公開してます。
では、また次回で。
【北海道・野生動物 撮影旅行】2020.02.11〜02.15
⭐️この記事↓
【No.0】野生動物撮影旅行 | 北海道-Wildlife Photography
・公開済み
【No.1】知床・羅臼での鷲の撮影に行ってきました
・次回公開予定
【No.2】濤沸湖と屈斜路湖のオオハクチョウ
・いつか公開予定
【 No.3】野付半島でのエゾシカ・アザラシとの出会い
・ほんとうに公開できるのか?
【No.4】鶴居村のタンチョウヅル
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