Yutaka Hara

All Mod Cons! 株式会社メンバーズ 執行役員 マーケティング、営業を生業にしていますが、音楽大好きなのでそちらも。

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俺の60年の人生をポジティブにしてくれた60曲!

還暦を無事迎えることができました。家族をはじめ、多くの方に支えられて今があります。改めて感謝申し上げます。60年、いろいろなことがあったのにポジティブに生きてこられたのは家族と友人と音楽の存在です。 その音楽に感謝の意味で60曲を選んでみました。(55才の時は55枚のアルバムでしたが)Spotifyのプレイリストは下記です。(ほぼ順不同) しかし、いい感じに薄っぺらいです、我ながら。 その曲たちに感謝の意味を込めて一曲一曲への想いを書いてみました。 1. Walk O

    • 俺の60のキーワード【13.エンゲージメント・ファースト】

      俺がキャリアの中で唯一社長をやったのがこのこの会社エンゲージメント・ファースト。メンバーズ のグループ会社戦略の一環として2012年に立ち上げ2020年まで独立の法人として存続した。設立に際してのプレスリリースにある設立主旨は下記。 メンバーズは早くから、Facebookを代表とした実名SNSが新しいコミュニケーション革命を起こすものと考え、企業のFacebook活用のための支援サービスを提供してまいりました。Facebookページの制作・運用、自社サイトのソーシャル化、キ

      • 俺の60のキーワード【14.事業サイドと受託業務サイド】

        1984年アメックス新卒入社でビジネスキャリアが始まり、1996年にはアメリカの広告代理J.Walter Thompsonのダイレクト事業会社Thompson Connectを経て、1999年にMembersに入社、今にいたる。かれこれ38年働いてるわけになるが我ながらこの年数にびっくりな今日この頃である。三社を経験してとても良かったのは最初の13年間は事業会社、その後はマーケティング支援(受託業務会社)という相対する業務に従事できたことは大きかった。アメリカなどでは事業会社

        • 俺の60のキーワード【37.Apple】

          1984年に社会人になりアメックスに入った俺にとって最初はワープロだった。そして85-6年くらいからIBMのDOS PCで、フロッピーディスクは5インチ!無論Windowsもなく、その使い憎さにイライラしてた。そこにアメリカ帰りの先輩日本人社員がマッキントッシュをオフィスに持ち込んできたわけだ。いろいろと見せてもらったが一番驚いたのはマッキントークでPCが喋る!だった。先輩がキーボードに打った「カツラノバカ」(葛は一緒に見に行った同僚)がマックからコンピューター声で出てきたの

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        俺の60年の人生をポジティブにしてくれた60曲!

          俺の60のキーワード【34.ダイレクト・マーケティング」

          以前俺の60のキーワードでマーケティングを取り上げたが、その中でもとても重要なダイレクト・マーケティングについて。 俺のマーケティング・ルーツはアメックスにある。新卒で入社、十三年間ここで様々なことを学ぶ機会に恵まれたのはとても幸運だった。特にアメックスはダイレクト・マーケティングの会社だったので、今のネットやデジタルでの仕事に役に立っている。アメックスがダイレクト・マーケティングの会社?と思う方もいらっしゃるかもしれないが、1980年代は紙のダイレクト・メール(以下「DM」

          俺の60のキーワード【34.ダイレクト・マーケティング」

          【Marketing Matters】すとぷりドーム公演からの学び

          GWは娘のオシのグループ「すとぷり(Strawberry Prince)」の東京ドーム公演に家族で参戦した。俺自身のドーム公演は1990年のストーンズのライブ以来なので実に32年ぶり!(ストーンズのライブであまりにもアーティストとの距離感がなかったので、それ以来ドームは行かないことにしていた。) ところで皆さん、すとぷりって知ってます? Youtubeすとぷりちゃねるの登録者数は170万人で、ライブ配信やゲーム実況、楽曲配信を行っているが、凄まじいばかりの再生数なのである。

          【Marketing Matters】すとぷりドーム公演からの学び

          俺の60のキーワード【10-2.ポール・ウェラー】

          いやー、60歳のうちにその六十年間でのキーワード60について書くとコミットして、わずか10ワードにとどまってしまい、そして61歳になった上に、すでに4月も終わろうとしている。ということで再開することに。で、ジョンに続く俺の音楽にとどまらず生き方にも大きく影響を与え続けてくれているポール・ウェラーについて。 ポール・ウェラー(Paul Weller、本名John William Weller、1958年5月25日 - )は、イングランド出身のシンガーソングライター、ミュージシ

          俺の60のキーワード【10-2.ポール・ウェラー】

          俺の60のキーワード【10.ポール・ウェラー】

          ポール・ウェラーは1958年生まれで、俺のわずか3つ上。彼を知ったのは社会人2年目くらい(1985年)で同期で音楽好きな鈴木に教わった。確か奴の部屋に泊まりに行った時にMy Ever Changing Moodsのポスターがあって、やけに印象に残り、これ何?ということで聞かせてもらい、そこからハマり出した。 The Style Councilからどんどん遡りThe Jamをあっという間に征服し、さらには鈴木とロンドンに三週間行った際にはThe JamのUKオリジナル7インチ

          俺の60のキーワード【10.ポール・ウェラー】

          俺の60のキーワード【9.ジョン・レノン】

          告白から入るが、実はビートルズで最初に好きになったのはジョージ・ハリソンだった。ジョンにハマったのは、これも告白だが、あの忌まわしい事件だった。当時大学生一年で「アコースティック・ギター同好会」に所属しており、あの夜渋谷に繰り出してジョンやビートルズを路上で歌いまくった。そこから彼の歌や思想、行動に接することで、今では彼を師匠と崇め続けるようになった。ここ数年は軽井沢にある、彼が亡くなる前の数年通っていた離山房という喫茶店で、彼が座っていた場所に座り、彼のエネルギーを感じてい

          俺の60のキーワード【9.ジョン・レノン】

          俺の60のキーワード【8.出版】

          最初に本を書いた(共著)のは50歳だった。それまではまさか自分が本を書くとは思ってなかった。それから10年経った60歳の今年、9月30日には10冊目の本を出すことになった。この本「脱炭素DX」はメンバーズのチームでのプロジェクトで、構想開始から約半年での出版となった。他の本もほとんど共著で、一人で書いたのは一冊(汗)、翻訳監修一冊。なんで共著が多いかというと、実力不足もあるが、共著はプロジェクト感があってとても楽しい!というのがある。それぞれの道のプロたちとの共創で、自身もす

          俺の60のキーワード【8.出版】

          俺の60のキーワード【7.昭和】

          今年(2021年)は昭和96年とのこと。私は昭和36年生まれで青春時代を昭和で生きてきたわけだが、一言で言うと恵まれた時代に育ったと言える。父親(昭和9年生)母親(昭和10年生)は戦争で親族が亡くなり、自身も空襲を体験している。その後の復興期にはがむしゃらに働き、家族ができ、右肩上がり経済を享受してきた。俺もその恩恵に預かり、生活に困窮することもなく成人になり、就職し、バブルに突入、一時ポール・スミスのスーツばっかり着てた。笑 写真にあるように巨人の星世代の俺は小学生時代は

          俺の60のキーワード【7.昭和】

          俺の60のキーワード【6.Facebook】

          このペースで行くと絶対に終わらない予感の俺の60のキーワードシリーズ。まっ、徒然なるままに。 Facebook最初の投稿Facebbokをはじめとするソーシャル・ネットワークは、コミュニケーションを大きく変えたことは言うまでもない。俺の仕事のやり方も大きく変わった。アーカイブによると始めたのは2010年3月8日で、初投稿は4月15日らしい。なんで間隔が空いてるのかはわからんが。で、時間が分からないがどちらが最初の投稿かわからんが、二つ投稿してる。 いいね!はゼロ 笑 当時

          俺の60のキーワード【6.Facebook】

          俺の60のキーワード【5.佐賀】

          中一の一学期に親父の転勤で小倉から佐賀に転校したのだが、結局佐賀には高校出るまでの約6年を過ごすことになり、俺の青春は佐賀にある、というわけだ。転校は幼稚園年長、小学4年、中学1年とこれで3回目になる。 佐賀市立城南中学校に転校し、何故か気がついたら剣道部と合唱部に入っていた。理由は全く覚えていない。人生でこの三年間だけ俺が唯一運動部に属し、割と真面目にやった貴重な体験だった。中三くらいまでは背も低く痩せっぽちだったのでずっと補欠だったが、夏の暑い時期にあの臭い防具つけて汗

          俺の60のキーワード【5.佐賀】

          俺の60のキーワード【4.マーケティング】

          大学時代は国際金融論を専攻、ブレトンウッズ体制とかIMFとかを原書で勉強し、卒業時にはバーゼルにあるIMF見学に行ったりで、そんな流れで1984年にアメックスに入った。(実は今はなき東京銀行を受けたけどあっさり落ちた。)しかし、そんなこと(国際金融論を学んだ)とは全く関係なく、いきなり加盟店営業=1日30件の飛び込み営業を3年くらいやらされた!当時は「ネットで転職」ができるわけではないので泣く泣くやっていたわけだけど、実はこの飛び込み営業こそマーケティングの出発点そのものだっ

          俺の60のキーワード【4.マーケティング】

          俺の60のキーワード【3.Rock】

          俺にとってRockの定義はやや古臭いし青臭い。もう死語的かもしれないがRockは反権力的な音楽という位置づけ。必ずしも反権力をテーマにしていなくとも、やっぱ抑圧された人たちの怒りが爆発する音楽のパワーに深く刺激される。そう思うようになったのはJohn Lennonで、Revolutionを聴いて電気が身体中走ってから。ホワイト・アルバムには、Yokoとの出会い、泥沼化するベトナム戦争、閉塞感が漂う60年代、閉じ込めていた想いが爆発したロックな名曲だらけだ。 なんでそうなるの

          俺の60のキーワード【3.Rock】

          俺の60のキーワード【2. ベンチャー/IPO】

          最初(1984年)に新卒で入った会社がアメリカン・エキスプレスで、その後13年在籍し、次に広告代理店J.W.Thompsonのダイレクト事業、そして1999年9月から今のメンバーズに在籍している。メンバーズに来て22年、まさかこんなに長く在籍するとは思ってみなかった。入社した経緯は別の章で触れるが、1999年といえばネットバブル、メンバーズはジャフコ出身の社長ということもあり、バキバキのネットバブルど真ん中ベンチャーだった。周りもビットバレーとか世界中で様々なネットベンチャー

          俺の60のキーワード【2. ベンチャー/IPO】