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俺の60のキーワード【10.ポール・ウェラー】

ポール・ウェラーは1958年生まれで、俺のわずか3つ上。彼を知ったのは社会人2年目くらい(1985年)で同期で音楽好きな鈴木に教わった。確か奴の部屋に泊まりに行った時にMy Ever Changing Moodsのポスターがあって、やけに印象に残り、これ何?ということで聞かせてもらい、そこからハマり出した。

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The Style Councilからどんどん遡りThe Jamをあっという間に征服し、さらには鈴木とロンドンに三週間行った際にはThe JamのUKオリジナル7インチを集めまくったりした。

何が刺さったか?それまではほぼアメリカンTOP40曲やJackson BrowneやEaglesなどのウエストコーストロックやビートルズを聴きまくっていたが、彼の怒りのメッセージとその怒りとは真逆のスタイリッシュさでロックするスタイルに惚れ込んだ。My Favoutite Shopのジャケにある彼らのお気に入りのLPや映画、本を探しまくり、思想的にも大きな影響を受けた。

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彼との付き合いはそれからずっと続いており、ライブは来日公演はほぼ必ず行っている。一番印象に残っているのはThe Style Council が収束し、Paul Weller Movementで細々とクラブサーキットをやってる時期に、川崎チッタでみた彼の基本に戻った装飾のないシンプルな・ロックに涙した。もしかしたらこのまま沈んでしまうのか?と当時心配していたが、そんな不安も見事に吹っ飛ばしてくれるライブで、その後の復活劇を迎える。定期的に新譜を出し、その度に来日し演奏に触れる付き合いをかれこれ30年以上しているわけだ。彼のModsというアティチュードは、俺の生き方の羅針盤にもなっている。忖度、迎合することなく、自分の信念に従って活動し続ける、そんな彼をレスペクトし追っかけ続けてる。ポールを師匠とする仲間もいて、やはり変わったやつばかりだ。笑 彼らとはポール縛りでMods Barをやってたりしたが、そろそろ再開したい。

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2020年7月3日に発売となったアルバム『On Sunset』。このアルバムは全英チャート初登場1位を獲得し、ポール・ウェラーは、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代と連続した5つの年代でアルバムが全英1位となった。2021年に出した「Fat POP」も極めてロックで素晴らしい出来で俺のヘビーローテーションにもなってる。これからも新譜が出ればパッケージは必ず買うし、日本にくれば必ず行き、そしてロンドンでも是非見ないと!最後に俺のポール・ウェラー ベスト100!(Fat POPはアップデートできてない、ヤバイ。汗)



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