ディズニーキャラクターから学ぶ、人付き合いがラクになる方法 4

4.交流分析で学べる事

 交流分析は、人の行動や心を理解するために、複数の方法を組み合わせて体系化されたものです。その方法とは、大きく分けると「自己理解」と「人間関係の改善」の2つに分けられます。

 始めに自己理解を通じて、自分の行動や思考、性格を知り、自身の自我状態や人付き合いの課題を把握します。自分を知りましたら、他人と自分の交流パターンやセルフコントロールなどを通じて人間関係の改善方法を学びます。
 具体的に自己理解と人間関係の改善で学べることは、次の通りです。

〇「自己理解」

Ⅰ.自我状態の分析

→行動や思考、感情の基となる自我状態への理解を深める

Ⅱ.エゴグラム

→自身の現状と理想の自我状態を比較し、課題の把握を行っていく

Ⅲ.人生脚本

→人生を物語の脚本として扱い、その制作過程や修正を考えていく

Ⅳ.時間の構造化

→どのような時間の使い方を行っているのかを分析していく

〇人間関係の改善

Ⅴ.やりとり分析

→普段どのような関わりを行っているのか仕組みを見ていく

Ⅵ.ストロークとディスカウント

→自他肯定に繋がる「存在の肯定」について学んでいく

Ⅶ.ゲーム分析

→無意識に繰り返してしまう不快な行動パターンについて学んでいく

Ⅷ.ラケット感情

→不快な行動の結果感じられる「偽の感情」に気がつく

Ⅸ.防衛機制


→不安や不快な場面に直面した際、心を守るために無意識にとってしまう言動を理解することで、適応的な行動へと促していく


Ⅹ.アサーション


→自分と関わる他者を尊重し合いながら、よりよい関わり合いを目指していく方法を検討していく

 交流分析では、先述した10個のことを学べます。これらを通じて、自分自身を知り、人間関係の改善を行っていきます。

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