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【警報】それってマルチ商法じゃない!?騙された人間の末路とは!?

こんにちは、勇太です!!


今回は「マルチ商法の危険性」について話していこうと思います。

マルチ商法とは、「商品やサービスを契約して、販売組織の一員にさせた上で、今度は自分自身が新たな人を販売組織に加入させ、紹介料をもらっていく」という仕組みで成り立っているビジネスのことです。

「ネットワークビシネス」とか「マルチレベルマーケティング(MLM)」とも呼ばれていますね。


さて、マルチ商法の何が危険かというと、

「マルチ商法に勧誘してくる人って、自分の利益のためだけに、あなたを誘ってくる」んですよ。

つまり、あなたが儲かるとは限らないんですよ(むしろ儲かる方が難しい)。


実は僕、一度マルチ商法の被害に遭ったことがあるんですよ。

リアルの友人から「競馬の予想サイト」へ勧誘されたのです。

「競馬のサイトなんて怪しいけど、友達が言うんだから間違いないだろう」と思って入会しましたが、見事に騙されました(笑)


こんな感じで、マルチ商法に誘ってくる人って、あなたの身近な人であることも多いのです。

なので今回は、「マルチ商法には絶対に関わらないように」ということを伝えていこうと思います。


マルチ商法とは?

まずは、「マルチ商法とは何なのか?」ということを軽く解説していこうと思います。


マルチ商法とは、「一定の金額を払って会員になり、会員になったあとに、他の人を会員に勧誘すれば、紹介料がもらえ、さらにその会員が他の人を勧誘...」という仕組みで成り立っている商法です。

マルチ商法は、「会員がネズミ算式に増えていく」という特徴があります。

なぜならば、「入会した人が儲かるためには、多くの人を勧誘する必要があるので、組織がピラミッド状に拡大していく(ネズミ算式に増える)から」です。


ちなみに、このビジネスモデルで儲かるのは、「ピラミッドの頂上付近にいる人だけ」なんですよ。

あとから入る人ほど、入会金が高くなって、それを回収するのにはたくさんの人を紹介しないといけなくなるからです。

そして、「今入会すれば入会金10万円だけど、1週間後には15万円になっているよ」という風に脅して、今すぐに入会させようとしてくるのです(体験談)。

「たくさん人を紹介しないと入会金を取り返せない」という点が、マルチ商法の恐ろしいところですね。


マルチ商法に騙された話【体験談】

さて、ここからはお待ちかね(?)、僕がマルチ商法に誘われて大金失った時の話です。


マルチ商法に誘われたのは、大学生の頃でした。

その日、僕は友達4人と飲み会をしていたんですよ。

で、そんな時、友人の一人がおもむろにこんなことを言い出したんですね。

「おれ、最近競馬サイトでめっちゃ儲かっているんだわ」

そこから話は、そいつ中心に進んでいったのですが、

「毎週土日が給料日(笑)」

とか、

「今まで競馬で負けたことがない」

とか、そんなことを言いだすんですね。


どうやら、その競馬サイトに入会すると「馬券の買い目を全て教えてくれて、その通りに買うだけで、負けることはない」とのことでした。

「負けることはない」といっても、全てのレースで負けない訳ではなく、

いわゆる「マーチンゲール法」という「負けたらその分を次のレースで取り返す」というカラクリです。


で、その話を聞いたとき、僕は少し興味がわいたんですね。

友だちが言っているんだから、詐欺ではないとは思うし。


結局僕は、その競馬サイトに入会することにしました。

8万円の入会費を払って。


で、その次の日曜日、早速そのサイトの情報をもとに馬券を買ってみました。


1レース目と2レース目はハズレ。

そして3レース目にようやく当たりました。

前2レースの外れを取り返す買い方をしたはずなので、資金はプラスになっているはずです。

で、早速胸を躍らせながら、ネット銀行の残高を調べました。

そうしたらなんと、


3万円あったお金が、2万8600円になっていました。


えっ、お金減っているんですけれど。


友人は「今まで一回もマイナスになったことない」と言っていたのに、なんとまさかのマイナスです。

その時、僕は「騙された」ということをようやく理解できました。


その後も、あたる日も確かにあったけれど負けることも多く、結局

8万円も入会金を払っておきながら、1万3000円失いました...


そのサイトは月5000円の会員費+10000円のサーバー代を払わないといけない(サーバー代の話は入会した後に聞かせれた)のですが、

儲かりもしない競馬サイトに月会費を払うのが馬鹿馬鹿しく思えてしまい、結局払わずにその組織から脱退することにしました。


で、これは競馬サイトに入会した後に知ったことなんですけれど、

僕を競馬サイトに招待した友人は「人を紹介するごとに、紹介料をもらえることになっていた」んですよ。


つまり僕は、「その友人の金儲けに使われた」ということなのです。

正直、めちゃくちゃ悲しかったですよ。

まさか、自分が金儲けに利用されるなんて思ってもいなかったから。


それからしばらくして、僕は「マルチ商法」という言葉を知ったんですよ。

マルチ商法とは、先ほども話しましたが、

「商品やサービスを契約して、販売組織の一員にさせた上で、今度は自分自身が新たな人を販売組織に加入させ、紹介料をもらっていく」というビジネスモデルのことです。


そしてマルチ商法のことを調べていると、

僕と同じ大学生(当時)が、「60万円とかそんな大金をだまし取られている」ということが分かってしまったんですよ。

なんと、借金をしてまで入会金を払った人もいるそうです。


もちろん、僕自身も騙されたことがあるので、その方たちの後悔する気持ちは痛いほど分かります。


でも、マルチ商法は、決して非合法なやり方ではないんですよ。

だから詐欺師たちはギリギリ違法にならないことをして、お金をだまし取ろうとしてくるのです。

それゆえに、お金は返して貰えないということも多いんですね。


だから僕は、こうして自分が騙されたことを赤裸々に告白し、

この記事を読んでくれたあなた、もしくはあなたの友だちが一人でも、「マルチ商法の悪の手から逃れられればいいな」と思っているんです。


本当は、「自分が騙された」なんてことあまり書きたくないですからね。

しかし、僕と同じように悲しむ人が少しでもいなくなればいいなと思い、この記事を今回書くことにしました。


またマルチ商法かよ...【これも体験談】

ちなみに僕がマルチ商法に誘われたのは「競馬サイトの件」だけではないですよ。


これは以前僕が「異業種交流会」に参加したときの話ですが、

異業種交流会で、知り合った一人の女性から、「すごい人に会えるんだけど、行ってみない?」と言われたので試しに行ってみたんですね。

そうして後日、その「すごい人」に合ったのですが、その人になんと入会金46万円の仮想通貨を勧められました(笑)

「初対面の人に46万円の仮想通貨勧めるのってどういう神経しているの?」

と疑問符だらけでしたが、取りあえず話は最後まで聞いてみることに。

1時間半ぐらいの話でしたが、要約すると、


「今の日本は人口が減少していって、高齢者の割合が増えていくから、いずれ年金は貰えなくなる」

「だから今のうちに、新しい収入源を確保する必要がある」

「そこでオススメなのは、この仮想通貨」

「今年の1月頃から、順調に価値が上がってきている」

「だから、46万円の入会金ぐらいはすぐに回収できる」

こんな感じの話でした。


確かに、

「今の日本ってどんどん人口が減っているから、今のままの生活ではいずれお金が足りなくなる」という点は理解できます。

僕も、それと同じ考えを持っているので、こうして今ネットビジネスをしているんですね。


ただ、その仮想通貨が本当に儲かるのか、儲からないのかということが今いちよく分かりません。

そして何よりも気になったことが、その仮想通貨を取り扱っている組織の仕組みですね。

「入会して、新たな人を勧誘すればプレミアムメンバーになれて、たくさんの配当を得られる」という仕組みだったんですよ。

何度も言いますが、これは「マルチ商法」の典型的な手法ですからね。

その仕組みを聞いたとき、以前に同じようなことを言われて騙された経験が頭の中をよぎりました。


その仮想通貨が、絶対に儲からないと言っているわけではありません。

ただ、以前似たような手口で騙された経験があったから、「はい、入会します」とは言えませんでした。

入会金46万円の仮想通貨というのも若干怪しいしね。


とまあ、僕の場合は「友達と飲み会に行ったとき」「異業種交流会に参加したとき」に誘われたのですが、

こんな感じに「あたかも儲かりそうな話」を持ち出してあなたに近づいてくる人って、以外とたくさんいますよ。


注意しましょう。


2件のマルチ商法から学んだこと

さて、こうして僕は不本意ながらも、2件のマルチ商法に誘われることになってしまいました。

しかし、だからこそ、「気をつけるべき、怪しい案件」がわかったんですね。


なので、僕がこの2件のマルチ商法から学んだ、「怪しい案件の共通点」について話していこうと思います。

早速ですが、僕が怪しいと思う案件の共通点は、以下の通りです。

怪しい案件の共通点

「絶対に損しない」「何もしなくてもお金が手に入る」という謳い文句

人を紹介すると、配当金をもらえる仕組みになっている



まず、「絶対に損しない」「何もしなくてもお金が手に入る」というのは、詐欺案件だと言えますね。

冷静に考えたら、「絶対に損しない」なんて話あるわけないじゃないですか。

人って、本能的に「損することが嫌いな生き物」なんですよ。

詐欺師たちも、その辺のことは心得ているので、人間の心理につけこんで「絶対に損しない」なんてことを言って誘ってくるんですね。

もう一度言いますが、「絶対に損しない」はあり得ませんからね。


次に、「人を紹介すると、配当金をもらえる仕組みになっている」です。

これは単純に、詐欺師はあなたを自分のお金儲けの手段としか考えていないということですね。

厳しい言い方になってしまいましたが、これは「僕自身の経験から言えること」です。

僕もかつて友人にそそのかされ、競馬サイトに8万払って失敗しましたが、あとから考えてみたらその友人は、「配当金欲しさに僕を競馬の予想サイトに紹介した」んですよ。


基本的に人間って、自分にメリットがないと動かないじゃないですか?

だから、あなたを「うまい話がある」と言って誘ってくるのは、

あなたのためではなく、詐欺師自身の私利私欲のためなのです。


僕が、怪しいと思う案件はこんなところですかね。

「絶対に儲かるは詐欺」「うまい話を持ち掛けてくるのには、必ず裏がある」

ということをぜひ覚えておいて欲しいです。


いずれまた、マルチ商法に勧誘されることがあったら、随時更新していきますね。


【まとめ】楽して儲かるは詐欺です

「マルチ商法」には十分気をつけましょう。

詐欺師は、「絶対に損をしない」とか、「何もしなくてもお金が手に入ってくる」とか、そんな甘い言葉を使ってあなたを誘ってきます。

しかし、どう考えても「絶対に損をしない」なんてことはありえませんからね。

誘ってくるのは、あなたの友だちとか先輩とか、身近な人かもしれません。

僕自身、友達に誘われて儲からない競馬サイトに入会したことを今でも後悔しています。


ただ、そんな経験があったからこそ、今こうしてみなさんにマルチ商法の恐ろしさを語ることができているんですね。

とにかく、

「絶対に儲かるは詐欺」「うまい話を持ち掛けてくるのには、必ず裏がある」

の二点だけでいいので、ぜひ覚えておいて欲しいです。

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