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PDCAサイクルは古い!?PDCAサイクルを有効活用するには

こんにちは、勇太です!!


この記事を読んでくれたあなたは、「PDCAを考えろ」とか、「PDCAをしっかり回すように」と言われたのではないでしょうか?

もしくは、単にPDCAの意味を知りたくて、読んでくれているのかもしれません。

どちらにしろPDCAは、今後あなたが自分のビジネスを持つのなら、ぜひ意識してもらいたいポイントなんですよ。

なので今回は、「PDCAサイクルとは何なのか」、「ビジネスにいかすにはどうすればいいのか」を説明していこうと思います。


PDCAとは

まず最初に、PDCAの意味について解説していきます。

PDCAとは、

「Plan=計画」、「Do=実行」、「Check=評価」、「Action=改善」の4つの英単語の頭文字を取ったもののことです。

この4つのプロセスを繰り返し行うことによって、効率的に仕事やビジネスを進めていくことができるんですよ。

それぞれのプロセスについて、もう少し簡単に解説していきますね。


①Plan(計画)

一番最初にあたる「計画」の段階です。

ここは、明確に目標を設定して、どのように進めていくかの計画を作成する段階となっております。

「誰が(Who)」、「いつ(When)」、「どこで(Where)」、「何を(What)」、「なぜ(Why)」、「どのように(How)」という5W1Hを意識して、計画を立てていくと良いでしょう。

特に、「誰が」、「何を」、「どのように」の3つが重要ですね。

僕自身、ネットでビジネス活動をする際に、

「このビジネスは誰に対して行うものなのか?」「具体的に何をしていくのか?」「どのようにして情報を発信していくのか?」

を、相当徹底して行いましたからね。

市場の徹底的なリサーチをする段階とも言えますね。


②Do(実行する)

次は、Pの段階で考えた計画を「実行」に移す段階です。

ここで大事になってくることは、その計画が有益なものであったのか、無益なものであったのかの、記録をつけることですね。

この記録は、次のステップで使うことになります。


③Check(評価する)

実行が計画に沿って行うことができたのかを「評価」する段階です。

「目標を達成することができたのか」「計画通りに行うことができたのか」を分析し、どうしてその結果になったのかを振り返りましょう。


④Action(改善)

評価を検討し、良かった点はそのまま次回以降も継続して行い、悪かった点はどのようにすれば「改善」できるのかを検討する段階です。


そして、その改善点をベースとして次の計画を立てていく...というのが、PDCAサイクルの本質になります。

ここまでの、Plan Do Check Actionの一連の流れこそがPDCAなのです。


PDCAサイクルの活用例

さて、ここからはPDCAサイクルを実際に活用している例をお見せしていこうと思います。

下の画像は、以前に僕が出稿していたGoogle広告の掲載結果です。

(A広告)

88 広告1

(B広告)

89 広告2

この二つの広告を比べて見た時、B広告の方が表示回数は圧倒的に少ないのに、クリック数はほぼ同じですよね。

つまり、B広告の方が効果が高いということがわかります。


ここで、より大きな効果を得ようとするのなら、現時点での改善点を明確にし、Plan Do Check Actionのサイクルを回していく必要があるのです。

例えば今回の例で言えば、

「B広告を意識したC広告を作成し、B広告とC広告の二つを比較し検討していく」

「A広告ともB広告とも全く違う、新規のD広告を作成し、B広告とD広告の二つを比較し検討していく」

という2パターンの計画を立てることができます(Pの段階)。


計画(P)を立てたので、次は実行(D)の段階ですね。

現時点で一番効果が高いB広告と、新たに作成したC広告、D広告のどれが一番効果が高いのかを測定していきます。

しばらく広告を出してみて、どの広告が一番効果が高いのか比較し検討したら、次は評価(C)の段階です。

この段階で、B広告、C広告、D広告のどれが一番効率が良いのかが分かっていることでしょう。

一番効果が高かったものだけを残して、あとの二つは捨てます。

そして残った広告と、今度はE広告、F広告を作成して、比較しましょう。

このサイクルを繰り返していくことで、いずれは「最強の広告」にたどり着くことができるのです。


PDCAは古い!!という意見に対して

さて、ここまで僕はPDCAサイクルの活用例を説明してきました。

しかしです。

中には「PDCAサイクルなんて古い、時代遅れだ」、「PDCAなんて意味ない」と、PDCAサイクルに否定的な人もいるんですよ。

PDCAサイクルが否定されるのは、「過剰な前例主義になること」に原因があります。

PDCAは、過去の施策を評価することで新しい改善策を見つけていくという考え方でしたよね。

ここで問題なのは、比較対象が「過去の施策」であるという点です。

あくまでも過去との比較になってしまうので、「なかなか新しいアイデアを生み出しにくい」という事態に陥ってしまいます。

その結果、どうしても前例主義になってしまいがちになってしまうんですね。

この点が、PDCAサイクルが否定される一因であるんですよ。


しかしです、今はネットやSNSが発達しまくったおかげで、様々な人や企業の成功事例を見ることが容易なのです。

僕自身、自分のビジネスで行き詰まることもありました。

しかし、Twitterで情報収集したり、ビジネスの成功者に直接指導してもらうことで、解決策を見出し続けてきたのです。

自分の力だけで結果を出すのは難しいでしょうが、外部の成功事例に目を向ければ、今までにない新しいアイデアを思いつくことは難しくありません。

だから僕は、PDCAサイクルが時代遅れだとは思っていませんよ。


ちなみに、「PDCAサイクルはスピードが遅い」という意見もあります。

しかし、極端な完璧主義にならなければこの問題は解決できますよ。

完璧な計画を練って、完璧に実行しようとするから、スピードが遅くなってしまうのです。

それよりは完璧な計画でなくても、完璧に実行しなくても、とにかく早くサイクルを回すことを気をつければいいでしょう。


まとめ

PDCAとは、「Plan=計画」、「Do=実行」、「Check=評価」、「Action=改善」の4つの英単語の頭文字を取ったもののことです。

このサイクルに当てはめていくことで、円滑にビジネスを進めることができますよ。

中には「PDCAはもう古い」と考えている人もいますが、僕から言わせてみれば令和になった今でも使える有用なビジネス手法です。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

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