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大学の編入試験が難しすぎて絶望した話
こんにちは!勇太です。
僕は大学三年生の時、大学を休学して編入試験を受けたことがあったんですよ。
ところが、僕にとって編入試験は難しすぎました。
なんと、倍率1.0倍だったのにも関わらず落ちてしまったのです。
なので今回はその時の話をしながら、「編入試験は難しい」という話をしていきます。
大学を1年休学して編入試験を受けることを決意
僕は東京にある某理系大学に通っていたんです。
だったんですが、三年生の春に大学を一年休学するという決断を下しました。
休学理由は、
「今の大学で学んでいくことに意義を見出せなくなったから」
と、
「外国語の勉強がしたくなり、今の大学ではそれを実現できなかったから」
です。
僕は化学系の勉強をしていたのですが、それが死ぬほどつまらなかったんですよ。
どんなに勉強しても化学を好きになれなかった。
これ以上この大学で学び続けて何の意味があるんだろうと疑問に思ったんですよ。
かといって、大学を退学してもフリーターとして生きていく未来しか見えない。
そんなある時、友達に、
「だったら大学を休学すればいいんじゃないの?」
と提案されたんですよ。
「休学中にやりたいことを見つけるのもいいんじゃない?」と言われ、確かにそれがいいかもなと思ったんです。
僕は以前から英語を勉強して、国際的に活躍したいという思いがあったので、
「1年間休学して、外国語学科がある大学に編入学する」
ということ目標を立てました。
そうと決まり、早速大学に休学する旨を伝えに行きました。
僕の大学では、休学届っていうのを書いて、学科長と軽く面談をして、休学費12万円を払えば、本当にあっさりと休学できてしまいました。
何はともあれ、ここから1年間の休学ライフが始まることになります。
オープンキャンパスで思ってもいない事を言われて焦る
さて、休学届が無事に受理されて、正式に休学が決定したのは4月中旬の話。
調べたところ、編入試験というのはどの大学も秋に実施されるとのことだったので、あと半年はある計算になります。
その半年間、ひたすら勉強をしていた...
訳ではなく、近所にあるリン○○ハットでアルバイトをしていました。
受験費(約3万円)と、入学費(約25万円)を稼ぐためです。
ちなみに、編入試験ってどの大学も筆記試験(英語のみ)と面接だけしかないんですよ。
英語以外の教科をやらなくてよい分、自分にとっては非常に楽でした。
さて、それから時は流れ8月になりました。
8月は、どの大学も「オープンキャンパス」を開催していて、受験生が実際に大学を訪れることが出来ます。
編入試験とはどんなものなのか、編入試験を受けている人はどんな人なのか、など色々疑問を持っていたのでオープンキャンパスに参加し、疑問をぶつけて見ることにしました。
しかし、です、
ここで思わぬことを言われてしまうんですよね。
言われたことそれは、
「理系大学からの編入は認められません」
でした。
「はあ、マジで何言ってんの?」
という思いでいっぱいでした。
どうやら、前の大学で習っていたことと、編入先の大学で習っていることが違い過ぎるのは敬遠される傾向にあるようです。(考えてみたら当然かもしれないが...)
一年休学してまで、編入試験を受けようとしたんですよ。
その時は、本当にめちゃくちゃ悔しかったです。
結局僕は、落胆しながらその大学を後にしました。
その日のうちに4校の大学をに行くことを決めていたのですが、2校目、3校目もほとんど同じことを言われました。
しかし、最後に行った大学だけは、
「理系大学出身でも歓迎しますよ」
と、奇跡的に理系出身の僕でも受け入れてくれるようでした。
いや本当に、マジでありがたかったですね。
最悪、1校も編入試験を受けられないということになりかねなかったですからね。
それからは、なんとかこの大学に編入学しようと必死に勉強しました。
倍率1.0倍の試験に落ちた話
そして、11月を迎え、入学試験当日です。
前日の夜は緊張のためか、ほとんど眠れませんでした。
眠い目をこすりながら、受験会場についた僕は、自分の席を探しました。
その時、ある事実を知るのです。
それは、「同じ学科を受験する人が一人もいなかった」のです。
つまり、ライバル不在です。
「よっしゃー、これはもらった~」
と一人心の中でハイテンションになっていました。
最初は、「筆記テスト(英語)」です。
これの出来は、確かそこそこ出来が良かったような気がします。
(テストは返されなかったから正確な点数は分からないけど)
まあ、これぐらいできれば余裕でしょ、だって倍率1倍だし。
と、その時まではそう思っていました。
その後別室に移され、今度は面接です。
面接は、AO入試の高校生と同日に行われ、その人たちより後だったので2時間ぐらい待たされました。
そして、いよいよ自分の番...
結果から言って、面接はあまりにも悲惨でした。
実は緊張のあまり何を聞かれたのか覚えていないのです。
しかし、とにかくしどろもどろな受け答えしかできなかったことだけは鮮明に覚えています。
「一年間大学を休学してまで編入したいと思ったのはなぜですか?」
「えっと...それは...今後外国語を勉強する必要性はもっと高くなると思ったので...はい...」
みたいな。
この通りではないような気もしますが、とにかく酷い面接だったことは確かです。
この時初めて、面接練習をしなかったことをめちゃくちゃ後悔しました。
筆記試験は自分一人の力で乗り越えられても、面接は自分一人ではどうにもしようがなかったのです。
そんな問答を10分ぐらい続けて、面接は終了しました。
で、10日後ぐらいだったかな?
試験の結果が、Web上で公表されました。
手が震えながら、ユーザーIDとパスワードを打ち込みました。
そこに書いてあったのは、
「不合格」
の三文字。
めちゃくちゃ落胆しました。
半年間勉強してきたのに、倍率1.0倍の試験に落ちてしまったのです。
ちなみにこの画像が、その証拠です。
受験者1名なのに合格者0人ってかいてあるでしょ。
これ、僕のことです(泣)
いや~、あの当時はほんとうに悔しかったですよ。
もう少し真剣に面接対策をしていれば、結果は変わっていたかもしれないですからね。
何はともあれ、僕の編入試験は失敗したという、苦い結果になってしまいました、、、
最後に伝えたいこと:【編入試験は甘くない】
僕が今回言いたかったことは、
「編入試験を甘く見ない方が良い」
ということです。
特に、違う学部、学科に行くのなら、なおさらのことです。
面接の練習も忘れずにしてくださいね。
あと、編入試験を受けると決めたら、出来るだけ早いタイミングで、問い合わせした方が良いですよ。
僕みたいに、入試直前になって受けられないという悲劇を繰り返さないためにも。
「編入試験は決して甘くない」という結論をもって、今回の話を締めさせてもらいます。
ここまでお読みいただきありがとうございます!!