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誰にも嫌われたくないって、ただの偽善だよね【2:7:1の法則】
こんにちは、勇太です!
今回は、「誰にも嫌われないって無理だし、辛いだけだから、やめようぜ」という話をしていきます。
ひょっとしたらあなたは、「他人に嫌われたくない」と思っているかもしれません。
しかしです、実は、周りの人全員に好かれる=誰にも嫌われないってことは、不可能に近いんですよ。
だったら、
「自分を好んでくれる人だけを大切にして、自分を気にいらないという人には嫌われてもいい」
という心持ちでいた方が、気が楽だと思うんですよ。
だから今回は、「全員に好かれようとするのはやめようぜ」という話をしていくことにしました。
2:7:1の法則
みなさんは、2:7:1の法則って知っていますか?
これは、アメリカの臨床心理学者、カール・ロジャース氏が提唱した法則のことで、
あなたの周りに10人の人がいるとしたら、
・2人は「何があっても、あなたのことを好きでいてくれる人」
・7人は「あなたの接し方によって、好きか嫌いか分かれる人」
・1人は「何があっても、あなたのことを嫌う人」
という、心理学における法則のことです。
この法則は、
「周りには、必ずあなたのことを嫌う人がいるのだから、全員に好かれる努力はやめた方がいい」
ということを教えてくれていると思うんですよ。
みなさんにはありませんか?
「自分が好きだと思っていた人が、実は周りからは好かれていなかった」ということ。
例えばなんですけれど、
僕がある大物芸能人のことを、
「あの人の、何でもズバッと言ってしまうスタンス、結構好きなんだよね」
と言ったら友達は、
「そうかな?あの傲慢そうな態度見てるだけで腹が立つんだけど」
みたいなことを言われたりとか、
大物司会者がテレビ界から去ることになった時、
「あの人の話、めっちゃ面白かったから、残念だなあ」
と思っていたら、周りの人たちが、
「あの人は前から好きじゃなかった」「いなくなって良かったわ」
みたいなことを話していて、驚いたこともありました。
逆になんですけれど、
僕は中学生の時、苦手な女子がいたんです。
その人の高飛車的な態度が、どうしても気にいらなかったんですよ。
でも、周りの人たちは、
「えっ、それがあの人の個性なんじゃないの?」とか「別に気にならないけどなあ」みたいな、肯定的な人が多くて、びっくりしたこともあります。
つまり、
「どんな人であれ、好きでいてくれる人も必ずいるけれど、嫌いだという人も必ずいる」
ということです。
だから、全員に好かれようとする努力、全員に嫌われないようにする努力っていうのは、ムダになってしまうんですよ。
なので、自分を嫌いな1人に好かれる努力をするのではなく、自分を好きでいてくれる2人(+7人)を大切にした方が、人間関係うまくいくんです。
他人に気を使いすぎない方が良い
「他人に嫌われたくない」という人の多くは、「周りに人に気を使いすぎている」傾向が強いです。
実際、学生時代の僕がそうでした。
中学、高校の時の僕って、「すごく気の弱い人間」だったんですよ。
面倒くさい、本当はやりたくもないような仕事を頼まれても、断ることができなかった...
断ったら、嫌われるんじゃないかという思いがあったからです。
いっつも、強引な人に引っ張られて、振り回され続けてきました。
だから、いっつもなかば強制的に、体育祭の雑用とか、委員会とかをやらされていたんですよ...
面倒くさい仕事を押し付けてくる人も嫌いだったけど、それ以上に、断れない自分が嫌いでした。
ただ、今にして思えば、嫌なことは嫌とはっきり断るべきだったと思っているんです。
だって冷静に考えたら、頼みを断った程度で、嫌われるなんてことはないじゃないですか?
あと、先程も言った通り、たとえ一部の人に嫌われたとしても、必ずあなたを好きでいてくれる人がいますからね。
だから、周りに気を使いすぎる必要なんて、どこにもないのです。
自分が苦しいだけですからね。
なので、やりたくもないことをお願いされたら、
「ごめん、それは出来ないわ」
ときっぱり断って良いのです。
【まとめ】八方美人にはなるな!!
誰にも嫌われないようにする努力はやめましょう。
「自分を好きでいてくれる人は必ずいるけれど、自分を嫌いな人も、また必ずいるから」です。
自分を嫌いな1割の人のことは気にも留めないで、
自分を好きでいてくれる2割の人を大切にしていきましょう。
あと、「人に嫌われたくないからといって、人に気を使いすぎる必要は全くないですよ」
僕自身、昔は人に嫌われたくなくて、他人に気を使いすぎていました。
しかし、ストレスが溜まるだけで、いいことなんて何もなかったです。
他人に気を使いすぎず、自分第一で考えた方が絶対に良いですよ。
みんなに好かれるような、八方美人になる必要なんて一切ないのです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!