売りたい商品は売れない!?
本日はブランディングということについてお話ししていきたいと思います。
みなさんは【ブランディング】という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
ちなみに私は「ブランド」という言葉が先行し、GUCCIやVITTONなど高価な外国ブランドのロゴが頭に浮かびました。
でもなんかどこかで聞いたことあるし、
ざっくり、自分自身がブランドになるための戦略?
みたいな感じで日本語もどうなってんの?といった解釈を勝手にしていました。
これは私だけでなく、経営や企画課などに携わることのない方ははっきり説明できない方がほとんどではないでしょうか?
今回はこの【ブランディング】といった曖昧な言葉をしっかり理解し、
ブランディングがなぜ必要なのかという話を簡易的にまとめました。
ブランディングとは何なのか?なぜ必要なのかを理解していきましょう!
<4つの広告>
広告というとみなさんは何を思い浮かべますか?
CM,Youtube内の途中に挟まるCMなどではないでしょうか?
実はそのCMやチラシなどには4つのアプローチの仕方があります。
①MARKETING・・・特定の人へアプローチ
②ADVERTISING・・・不特定多数の人へアプローチ
③PR・・・第三者の人が周りにアプローチ、宣伝してくれる
④BRANDING・・・相手が自分を好きになってくれること
この4つで何が違うのかを、考えてみましょう。
分かりやすく説明すると
①〜③は自分たちが相手へというスタンス
④は相手が自分をという全く逆の構造になっているのが分かりますね。
以前からのブログでも書いていますが、
今の時代は情報がとても多く、顧客がモノ・サービスを買うと時は必ず
買う前に「比較」という行動をします。そのような比較される時代の中で差別化をはかり、顧客を獲ることは果たして可能なのでしょうか?
一番てっとり早いのはお客様がここに行きたいと目的を持って来ていただくこと、
つまり「SEARCH-IN」で足を運んでもらうことではないでしょうか?
もちろん①〜③でも来店してくれる方などもたくさんいると思いますが、
④のような自分たちのファンになってもらう方が今後のビジネスの転換にもつながるのではないでしょうか。
それでは④BRANDINGについてもう少し掘り下げてお話ししていきます。
<ブランディングがない恐怖>
起業をして5億以上の売り上げを出す企業は約1.2%
5年間続く企業は約0.〇〇%
というのが今の日本の現状です。
そんな中ブランディングがないとどのようなことが起こるのか図を介して見てみましょう。ここではブランディングが自社A、他店B共に無いと仮定する。
今回はBBQセットとします。
①価格競争
文字通り、価格での競争となります。A、Bが同じ立地条件、同じ質のモノ・サービスを提供しているとなると、もちろんみなさんは安い方へ足を運びますよね。
②サービス競争
価格競争をAとBが行なっていると、いつか原価に近づき、お互いに限界がきますよね。となるとそこに同じ金額でも他店よりお得なサービスをつけて差別化を図ると考えられます。
例えばBBQセットに松坂牛セットの詰め合わせがついてくる!!など
③自社コスト
本来BBQセットだけで販売予定だったはずなのに、他者との競争のために「松阪牛」をセットにしました。そうするともちろん「松阪牛分」のコストが自社の負担となります。
④利益率の低下
BBQセットで1万円の利益予定が松阪牛の5000円により、5000円の利益になってしまい、利益率は少なくなります。
⑤コスト削減
サービス競争の中でサービスを怠るわけにはいかない。でも少しでも利益をあげなければいけないとなると、コストの削減を行います。
⑥PR削減・シェア低下
モノ・サービスの質を下げるわけにはいかないので、PRや広告費を減らすしかありません。
PRなどがなくなれば、現代の情報社会では確実に埋もれてしまい、業界のシェアも下がってしまいます。
このような流れでデフレスパイラルのように負の連鎖が続いてしまいます。
それではどうやってこの状態を回避するのでしょうか?
それはライブにてお話しします!
それではまた!!
森本 雄太
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?