【初体験】見えないお金が生まれた話!!
みなさん、お久しぶりです!!
ユウタです!!
コロナも落ち着いたかと思えば第3波、4波と流れが途切れないですね。
私はダンススタジオ、スクールを経営しておりますが
スタジオ内は不特定多数の方が、密になりやすい環境にもなるため
子供、大人問わず多くの会員さんが休会しています。
その分給料にも、、、笑
こればかりはしょうがないですよね笑
さてさて、今日の記事のお話です!!
【見えないお金が生まれた話】
どんな話かというと、
予算の4倍を支払って、1倍分、得した
というお話です!!
・・・
なんやそれ!!
って話ですよね。
私の人生の中ではこのような経験が初めてですごく新鮮でしたし、
「得」したいがために行動したことではないのですが
結果的に得したというお話です!!
フリーランスの方などはいつか同じ状況になることがあると思います。
その時に
【相手側の立場になってみる】
を徹底することであなたが得をするというお話をしていきます。
①聞かされていない4倍予算請求
②予算の落とし所は相手に任せる
③相手のミスを許す
この3つに分けてお話いたします。
<聞かされていない4倍の予算請求>
今回のトラブルは主催大会のDVD製作の最終打ち合わせにて起こりました。
記事で書く金額については
詳細をかけないため分かりやすい【仮の金額】を記載します。
今回私がビデオ会社に依頼した内容は以下になります。
メニュー画面を作る
プレス(複製)できる「メインDVD」の作成
私が主催している大会の撮影をしてくれたカメラマンが窓口として
ビデオ会社と予算などを作ってくださいました。
そこで提示された予算は
5万円(仮)
ほう、、、メニュー画面作るだけでもそんだけするのか。
と思いながら色々調べた結果この予算で承諾!!
とりあえず、私は
動画を編集して、その素材をお渡しするのでプレスできる形にしてください
これを要望とし、依頼しました。
撮影された動画などは私のこだわりもあり、主催側で全出演者、チームを編集しました。(何日、何時間かかったことやら...)
▷その分愛をたくさん込めましたし、こだわりもたくさん笑
この金額を元にDVD販売価格を設定し、受注生産のため
事前予約をスタートしました。
そして先日
・窓口(営業)のカメラマン
・ビデオ会社編集者
・私
こちらの3者で初めて打ち合わせとなりました。
→この際にはデータの作成も全て終わり、
受注生産のため、購入者には全て予約販売済
DVDのメニュー画面や今後の流れや納期などのお話も終え、
予算の最終確認。。。
ビデオ会社:「今回のデータって"オーサリングできてる? "」
私:「オーサリングとは?」
ビデオ会社:「DVDに映るようにエンコードしてある?」
私:「へぇ...エンコード...」
ビデオ会社:「これをしていないなら、別途お金かかるよ?」
私:「そうなんですね、、、いくら程度ですか?」
ビデオ会社:「定価で1分につき800円(仮)だね。」
すぐ電卓を叩きました。
今回2日分の総収録時間は約6時間。
360分×800円 + 5万円×2日分=388,000円
Why じゃパニーーーーーずピーーーぽーーー!!
でしたよねwww
5万円(仮)の予算を聞いてのDVD金額の設定をしていたため、
がっつりの赤字になるという、、、
さぁここでの問題は誰がこの多額の金額の差の責任を取るべきなのか。
〜私〜
始めに全てのことを話した上で予算を組んでもらったので
5万円でやるべきでは?
〜ビデオ会社〜
通常業務として時間、マシーンの稼働時間全て含めて
この金額はかかるし、しっかり支払ってほしい。
〜窓口のカメラマン〜
私のミスだ...(絵に描いたように頭を抱えていました)
<②予算の落とし所は相手に任せる>
ここで私は
「DVDの先行予約と代金もお客様からいただいています。
なのでここで ”製作をやめる”という選択肢はありません。
窓口カメラマンのミスもあるかもしれませんが、
(お金)かかるものにはかかるので、業務に対する代金はお支払いします。
ただ全てのことを踏まえた上で、落とし所をどこにするかですね、、、」
と投げかけました。もちろん私の意見は一切言わず、
落とし所、つまり今回の最終予算を全て相手に委ねました。
ビデオ会社:「20万円(仮)かな。」(最初の予算の4倍)
相手が検討して始めに提示した金額が
今ある条件内で1番気持ちよく仕事をしてくれる金額
と今までの経験の中で学んできました。(持論です)
これ以上値切らない理由は、(DVDは必ず製作する条件の元)
①相手に良い印象が残らずと雑な仕事をされる可能性がある。(ただでさえ安価)
②「なら請け負わない。」となった場合
A)他の業者に発注
→他の業者はミスなども関係ないので定価でしか受けない
=結果20万円より高くなる
B)20万円に条件を戻して、作業してもらう。
→一度値切っている分、お互いギクシャクした状態で
雑な仕事をされる可能性がある。
C)他業者から高い見積もりをもらって元業者に戻る
→B同様
もし請負代金を安くすることができても
モノ自身の質が下がり、お客様からのクレームや信頼を失うと考えれば
本末転倒です。
だからこそ、
相手の口から”落とし所”を言わせる
ことにしました。
<③相手のミスを許す>
その後
私:「Aさん(ビデオ会社)がおっしゃった金額が気持ちよく今請け負える最低金額ですよね。ただでさえ20万円近く安くしてくれてますし、、、
なので私はこちらの金額お支払いします。」
窓口カメラマン:「いや、それは、、、申し訳なさすぎます。」
私:「別に私やビデオ会社を騙そうとしたわけじゃないですし、
カメラマンさんのミスがなかったとてかかった金額なので
そこは気にしないでください。長いお付き合いなのでまた今後もよろしくお願いいたします!」
窓口カメラマン:「本当に申し訳ありません。」
その様子を見ていた、ビデオ会社から
「ここだけの話ですが」と色々裏技を教えてもらい
少しでもプレスや印刷などで費用を抑える方法を教えていただきました。
その後データを渡すということでビデオ会社はハードディスクを
取りに席を外しました。
そのタイミングで
カメラマン:「本当に私のせいで申し訳ございません。」
私:「じゃあ今回の20万円分は今後4回に分けて休日撮影手伝ってください!笑」
※1日5万円と換算(仮)
カメラマン:「それでよろしければ是非させてください!」
今回の件に関してはカメラマンさんは本当にやってくれるそうです。
<まとめ>
以上のお金の流れをまとめます。
最初の予算:5万円
最終の予算:10万円×2日分=20万円
今後カメラマンサービス:20万円
本来は5万円がマイナスのみ
今回は20万円かかりましたが、今後20万円分が戻ってくる。
▷プラスマイナス0円
つまり本来は5万円かかるものが0円でできたということになります。
どうでしょうか。
予算の4倍の代金を支払ったのに5万円得しているんです。
寝る前にこれに気づいてびっくりしました。
カメラマンさんは4日間タダ働きすることを選びました。
しかし、
「私がカメラマンの責任だ。通常通り5万円だ。」
と言っていたら
5万円を支払い、今後のビデオ会社とカメラマンとの信頼関係、今後の付き合いはなくなっていたでしょう。
これは最初に書いた
【相手のミスを許す、受け入れる】ことが
生んだ結果だと思います。
この経験で学んだことを今後も生かしていけるかなと!
必ずしもこれの通り物事が進むとは限りません。
しかし、同じようなことが起こった際には
自分の言い分、メリットだけで考えるのでなく、
【相手の立場に身を置く】
ことでその場ではマイナスかもしれませんが長い期間で見ると
自分が得することもあることもありますよ。
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