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ユダヤ人大富豪の教え 第一の秘訣

はじめに

時間にもお金にも縛られず自由に生きる人、いわゆる自由人になるためには?

自由を望んでいるにもかかわらず、大抵の人はなぜ時間やお金に苦労し不自由な人生になってしまうのか?

この疑問に答えを与えてくれるのが本書です。

本書には、自由な人生を歩むために必要な17の秘訣がまとめられています。

さらにその秘訣は、実在する大富豪ユダヤ人の人生をベースに書かれおり、説得力のある内容になっています。

今回は17の秘訣の中から、1番目の秘訣である社会の成り立ちを知るについて紹介します。

この章では、自由人と不自由人の違いが語られています。

みなさんはどんな人が不自由だと思いますか?
お金がない人でしょうか。
ユダヤ人大富豪のゲラー氏いわく、俗にエリートといわれる医者や弁護士、自分のビジネスを持っている高収入の人たちもみんな不自由人だそうです。

それはなぜでしょうか?

自由人と不自由人の違い

ここでまず、自由人と不自由人を定義しておきましょう。

自由人・・・毎日なにもしなくても豊かな生活を送れる人
例:印税の入る作家やアーティスト、家賃収入のある人、投資家など

不自由人・・・日常的に仕事をしなくては生活していけない人たち
例:会社員・公務員、大企業の社長や役員、自営業、医者や弁護士

一般的な会社員や公務員が不自由人であることはわかります。
なぜ、社長や医者、弁護士といったエリートと呼ばれる高収入な人たちも不自由人なのでしょうか?

それは、彼らは収入が多い分出費も多く、仕事のプレッシャーが一般的なサラーマンよりはるかに重いからです。
半年も働かなくなったら破産しなくてはいけない人が多くいるとのこと。

私には想像がつかないものの、収入が多いだけでは自由人ではないのですね。

では、不自由な人から自由人になるためには何をすればいいのでしょう?

自由人になるために

自由人になるためには、まず正しい努力の方向を知らなければいけません。
それは、自分を知ること、そして変革することです。

自分は何をしていれば幸せなのか?
自分が好きなものはなんなのか?


つまり、魂を注ぎこめるものをみつけることです。

多くの人は今いるところで頑張れば、道が開けると思ってしまいます。
しかし、それは悲しいが間違いであるとゲラー氏はいっています。
ただボロボロになってしまうだけだと。

英語を習うも簿記を勉強するも自由人になるには誤った努力。
その努力は、自分をより優秀な不自由人にするものでしかないと。

そういっても、好きなものや打ち込めるもの、ましてや魂を注ぎこめるものなどないという人が大半だと思います。
簡単に見つけられるものではないと。

私自身もそうだったので気持ちがわかります。
毎日の忙しさに忙殺され、やりたいことを探すよりも目の前の仕事をどうこなしていくかを考えるだけの毎日でした。

幸せな自由人になるために

忙しくても時間がなくても、幸せな自由人になりたいのなら魂を注ぎこめるものを見つけるしかありません。

どうやって見つければいいのか?
そして、好きなことに打ち込むことがなぜ自由人への階段なのか?


それについては、第二の秘訣自分を知り、大好きなことをやるで紹介されています。

これについてはまた次回紹介したいと思います。

忙しい毎日ですが、私は何が好きなんだろう?
なにをして生きていきたいんだろう?

週末だけでもちょっと時間をとって見つめ直してはいかがでしょうか。



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