大切なことはラジオが教えてくれた①
2022年4月2日(土)TokyoFM14:00~15:00「福山雅治 福のラジオ」
後半のコーナーでのリスナーさんから来た福山さんへの相談コーナー
ここからは ラジオの音声をほぼそのまま書き綴ります。
本編を聞きたい方は、YOUTUBEにUPされていたURLよりどうぞ
https://youtu.be/ckY0tA75V5M?t=1792
リ・・・リスナー/ 福・・・福山雅治/ 今・・・作家:今並さん
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リ「福山社長お忙しいところ恐縮ですがご意見を頂戴したく、初めてメールさせていただきます」
福「はい。ありがとうございます」
リ「私は今の職場で働いて7年目になるのですが、今年初めてチューターという、1年目の新人職員の面倒を見る役を任されました。その新人は有名大学を出ており、1年目とは思えないほど仕事も早くテキパキこなして、すごいなと日々感心しているところです。
ただ、そんな優秀な新人にもどうなのかなと思うところはあります。
それは休みを取りすぎることです。1年目の新人には20日間の有給休暇が与えられているのですが、なんと今年、その全てを使い切ったのです。休みを取ることは決して悪いことではないと思うのですが、新人が休めばその分それなりに自分に仕事が回ってくることもあるため、1年目なのに有給を全て使ってしまった新人にイラッとする自分がいます。福山さんの職場にこんな新人がいたらどう思いますか。」
福「ズバリ言ってもいい・・・・。
お前も使っちゃえよ。(かっこいい声)」
今「うんうん」
福「1年目だからっていうことが気になってるわけでしょ。」
福「それ1番若者から嫌われるよぉ、、ははは(笑)。でも会社で設けられてるルールなので、ルール違反してるわけじゃないからね。」
福「僕は積極的には休んでほしいというふうに、チームのスタッフにはいってます。休んでね、早く帰ってねと言っている。」
今「なるほど・・・。ちょっと前のデータなんですけど。有給について20代の人がやっぱ取りづらいと云うそうなんです。その理由が、一番は職場に休める空気がないっていうことなんですけど」
福「空気ね」
今「それに続いて、上司同僚が取らないから取りづらいって言っている」
福「そうそう。だからポジションが上の人からとにかく早く帰ってくれっていうふうに僕は言ってます。」
今「上の人が休まないと、休みづらい」
福「やろうと思えばなんぼでもやれちゃうんですよ、ずっとやれちゃうんすよ、我々の仕事って。作りものってずっと作り続けることができるので、でもやっぱどっかでその線引を引かなきゃいけない。ちゃんと線引きをやることの方が最終的には効率がいいんじゃないかと、費用対効果もそうだし、スタジオだってずっと入ってたらスタジオ代がどんどん加算されていくわけね。」
今「そうですね。」
福「なるべく、だけど困ったことにこれ、家に持ち帰ってできちゃったりするから、家でやっちゃう人もいるんだよね」
今「一般職の人でもパソコンさえあればできる子が多いから、みんなそうなってきてます。」
福「でもね僕はね。思うよ、こういうことを言うと、何言ってんですかわかってねえな福山って言われると思うけど・・・」
福「僕は50を過ぎて改めて思うけど、仕事っていうのは、すさまじく仕事をする時期っていうのはあるし、仕事で何か、成功したりとかある程度一角のことやりたいと思ってすさまじく仕事をする時期ってのはある。
だけど、それを凄まじくやる時期を続けすぎるのも良くないのと、すごくやる時期っていうのはあっていいけど、それは人生の中の何ヶ所かで良い、何ケ所かにした方が良いんじゃないかと思いますけどね」
福「人生は”仕事をしてない時間をどんだけ増やせるか”だと思う。」
福「もちろん仕事好きだったり、仕事があることが自分の人生そのものだ、アイデンティティだ、自分の自己表現だ、存在理由っていうのもわかるよ、
わかるけどそこからその状態に出たり入ったりできる環境を作れることも仕事だと思う。」
福「要はセルフマネジメントというか、自己管理。難しいのはわかりますよ、そういうふうに自分の仕事の時間をコントロールするっていうのは、難しいんだけど、でもコントロールできる人になるっていうことが結果としてあるポジションを掴んでるからこそ、自分の仕事量や仕事のキャパシティをコントロールできる人になるわけだ。
その状態を作れるっていうことこそが、仕事における成功っていうことなんじゃないかって僕は思いますけどね。だからイライラしないで(リスナーにむけて)自分でコントロールできるようになればイライラしなくなるんじゃないかな。」
福「でも結果として1年目の彼がその会社の中で必要とされる社員に育っていくかどうかってのは彼自身の問題なので。もちろん教育でね先輩として教えなきゃってのはあるんだろうけど、最終的にはどんなことやってもどこにいても自分自身なので、彼の仕事のペース、やり方で、彼が会社に大いに貢献できて、かつ彼も会社を使って自分の仕事ができたっていうふうになれば良いわけだから、イライラしないでね(笑)。」
福「どうですか今並さん、自分の仕事の量や仕事のサイズ感を自分でコントロールできる、選べるっていうことがある種の自分の仕事としての成功って感じられることの一つなんじゃないかってこと」
今「まさにそうだと思います。自分でコントロールできる部分にはどんだけ大変でもストレス感じないですけど、コントロールできない部分で、仕事が増えるやつとかはしんどいなって思ったりすることもあるので、まさにそういうことだと思います。」
福「選べる状態になることが一番なんだよね。そのためにはがむしゃらにやりきらなきゃいけないときだってあるよ当然。それは時代とか関係なく。でもそれは嫌なことやるってわけじゃなくて、これだって思えることが見つかったらそうなるんだよ。」
福「まぁ、やりたい仕事、やりがいのある仕事に出会えることを願っております。それに出会える出会い力と、それを見つけられる嗅覚ていうものも会社員の方にとっては大事なのかなって思ってます。私。53にもなってくると。お送りしたのは福山雅治でカーニバルでした。」
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福山雅治・・・・ただのイケメンじゃなかった・・・(笑)
私が感銘を受けたのは2つ・
1「人生は”仕事をしてない時間をどんだけ増やせるか”だと思う」
2「やりがいのある仕事に出会える出会い力と、それを見つける嗅覚が大事」
この2つです。
もちろん人によって思うことはそれぞれだと思いますが、お金持ちになるとか、有名になることが人生における成功ではないし、
自分も30歳を目前になるべくストレスを感じないような生き方をしたいと思ってきていて、そのためには自由に選べることが健全な心の在り方なんだなって感じることが改めてできました。
ラジオ大好き。
また大切なことを学んだらアウトプットします。
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