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書評 #103|十角館の殺人

 結末を知り、鳥肌が立った。物語の過程とその価値が損なわれることはない。しかし、すべての記憶や印象が塗り替えられるような感覚を『十角館の殺人』のクライマックスはもたらす。計算された衝撃。緻密な設計は感嘆に値する。


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