オーバードーズで新しい世界へ
何となくnote書きたくなって、新しいページを開いた。そしたら下書きに⤴︎︎こんなタイトルが残されていた。
まって、全く記憶がないぞ????
いつの間に、どこで追加したんだろう???
とりあえず、1呼吸おいて昨日の出来事を書き連ねようと思う。
(きっとこのタイトルを残しておいてくれた私は、意識をさ迷いながらも新しい世界に足を踏み入れられたんだと思う。と信じておこう。)
昨日の夕方、「頑張って」電車に乗った。なんで乗ったかは多分帰るためなんだけど、あとはよく覚えていない。
普通に乗って座れなかったからその場に座った。別に周りの人が立っているからと同調圧力に負けて無理して立っているほど弱い人間では無い。それは声を大にして言える。
「大丈夫ですか?体調悪いですか?」
何度となく聞いた似たようなセリフ。
だ、大丈夫です…!以外に正しい回答なんて知りません。大丈夫か聞かれたら、大丈夫だと答えるように、私というロボットは生成されているのだから。
JRで声掛けキャンペーンだか忘れたけれどそんなことしているおかけで、親切さに触れることも多くなった。どうせ大したことないからほっといてほしいなんて言いたいところだけど。潰した拳の中に、そっと閉まっておくことにする。
そしてたまたま目の前に座っていたおじさんに席を譲ってもらったんだけど、私なぜか「ありがとうございます」という言葉が出てこなかった。もしかしたら感謝できるほど余裕がなかったか、それほど追い込まれた状態だったのかもしれない。
「助かります……」なんて掠れた声で言った。
それが引き金となったのか、悔しかったのか、当時の私の感情は本当に複雑で。今更言語化なんてできないんだけど、結論だけ言うとその場でオーバードーズした。
オーバーがつくほど薬は持ち合わせていなかったので、過去ICUに入った私の経験から言うとプチドーズだ(ふざけるな)。
睡眠薬を複数飲んだおかけで、意識は半ばないに近い。昨日の夜食べたものなんて覚えてないし。見覚えのない飲みかけのペットボトルがあるし。見覚えのないLINEの履歴があり、心臓止まりかけたし。
唯一謎に病院に電話したことは覚えている。救急に回されてブチ切ったのだけれど。
なんでオーバードーズしたかはもうどうでもいい。ただ苦しかったことだけは体が覚えている。残念ながら。