漁火光柱(いさりびこうちゅう)
どうも、たなかです。
なんとか生きてます。投稿遅れてすいません。
隠岐に住む友達からこんな写真をもらいました。
空に光の筋みたいなのが何本も見えますね。
こんなのがいきなり現れると
SF映画のワンシーンみたいで
神秘的であるはずなんですが、
少し不気味に感じる人もいるかもしれません(笑)
この現象は「光柱(こうちゅう)」といって
大気光学現象の一つです。
そもそも大気光学現象というのは、
空気中にある氷の粒(日本の上空にできる雲は氷の粒でできていることが多い)が
入射してきた光の道筋を曲げることによって
特徴的な光の筋や環が見えたりする現象のことを指します。
大気光学現象の中の代表格は
「虹」ですね🌈
さて、話を光柱に戻します。
光柱のメカニズムについてですが、
完全に解明されているわけではありません。
おおよそこれだろうというメカニズムをお伝えすると
高度数千メートル以上の雲の中にある
小さな氷の粒(氷晶)が何らかの光を反射し、
その反射した光が見た人の目に入ることによって
光柱と確認されます。
で、光柱は日本海側の沿岸部で
確認されることが多いのですが、
この光の元が沿岸部で操業する漁船の明かりに伴って発生する光柱であることから
またの名を「漁火光柱(いさりびこうちゅう)」
とも言われています。
ちなみに漁船に使われる光はかなり強いため
高度何千メートルまで届くのであって、
一般的に使用されているような蛍光灯などの光では無理みたいですね。
今回は漁船の光でしたが、
太陽の光や月の光でも見られることがあります。
漁火光柱は
1年に1回あるかないかの
かなりレアな現象なんですが、
この写真をくれた友達から話を聞くと
2月に入って2回見たって言ってました(笑)
めちゃくちゃ運が良くて羨ましい限りです。
もし他にも漁火光柱見たよ!
って方がいらっしゃれば、
ぜひ見せてほしいです☺️✨
また、光柱以外にも
こんな大気光学現象の写真があるよ!
という方もいらっしゃればぜひ!
見せてください!
よろしくお願いします☺️✨