この夏の天候を振り返ってみて
どうも、たなかです。
先日、気象庁より
この「夏(6〜8月)の天候」について
振り返り資料がアップされました。
☝︎こちらがその資料
今年の夏(6〜8月)の天気を振り返ると
この2つが真っ先に思い浮かびます。
「度重なった記録的な大雨」
「北海道の日照過多と猛暑」
8月中旬に経験したことのない雨量を
もたらした大雨が記憶に新しいですね。
でも、その前には
7月初旬に梅雨前線による大雨がありました。
それに伴って
熱海で発生した
大規模な土砂災害から、今日で2ヶ月。
未だ、1人の行方がわかっていません。
今日も警察など
およそ50人態勢で捜索活動が行われました。
また、150名の方は
避難所生活が続いている状況です。
降水量平年比をみると
毎年嫌というほど降水量が多い西日本の
ほとんどの場所で「平年比150%前後」。
東日本でも「平年比が200%」
近くの数字が出ている所があります。
2017年は「九州北部豪雨」
2018年は「西日本豪雨」
2019年は「台風15号・19号」
2020年は「熊本豪雨」
そして今年、令和3年の豪雨。
異常気象が
常態化していると言っても過言ではありません。
自然の行方次第で
我々の生活が、激変する可能性があります。
あまり天気に興味がない方
都会暮らしでそんなに天候に左右されない方でも
今後は天気と向き合わざるを得ないと思います。
熱海に住んでいるぼくの後輩は
とってもとっても悔しかったと言って
今、躍起になって天気の勉強をしています。
ぼくの知らないところでも
きっと勉強を始められた方、いると思います。
そして、元を辿れば、ぼくもその1人。
机に向かって
カリカリ勉強するのも大事なんですけども
外に出て楽しく天気を学びあえる場も
あってしかるべしだなあと思ってます。
ウイルスが終息してきたら
なんかやってみようかしら。なんてね。
そして、最後に
「北海道の日照過多と猛暑」について。
今年も全国的に猛烈な暑さに見舞われましたが
中でも著しかったのが、北海道。
道内の猛暑日(35℃以上)
連続記録を更新したこと、
そして、札幌は97年ぶりに
真夏日(30℃以上)連続記録を更新しました。
また7月は、ほとんど雨降らず。
札幌の7月の総降水量が「7.5ミリ」で
平年比で換算するとたったの「8%」程度。
最も少なかった留萌(るもい)が「4ミリ」で
平年比の「4%」。
異常な雨不足や高温が続いたため
ジャガイモなどの
お野菜の値段が高騰しています。
ただでさえお財布の紐を
ぎゅっと締めないといけない時期なのに
これは痛い・・・
ジャガイモは生育不良のため
この先も値段の高騰は続きそう。
数年前にあった
ポテチショックが思い出されますね。
他にも色々取り上げたいですが
文字数的にも今日のところはこの辺りで。
結局、何が言いたいかというと
災害からの直接的な被害から
身を守ることも大事なのですが
遠いところで起きた異常気象も
我々の生活に影響してくるということ。
特に経済的なダメージが
目に見えてわかりやすいですね。
気がついていないところで
どんどん値上がりしてます。
おそらく
保険料なんかも引き上がることでしょう。
来年の夏はどうなるだろうか。
もう安心して過ごせる夏は来ないのだろうか。
先のことを案じても仕方ありませんが
一回でもいいから
「異常」や「記録的」
という言葉を聞かない夏を過ごしてみたい。