リーディンググラス(老眼鏡)作りました
※Felix WolfによるPixabayからの画像
老眼鏡を作るに至った流れ
リーディンググラスと聞くとオシャレでインテリな響きがあるのに、老眼鏡と聞くとどうもイメージがガタ落ちするのは気のせいでしょうか?
どうも、若干近くの物が見えにくいお年頃を迎えた者です。
自分には関係のないモノのような存在でしたが、いやはや・・。
その年齢に来るといきなり当事者となってしまうんですねぇ。
「これから次第に老眼は酷くなっていきますよ〜」と明るく暗い話題を眼科の先生に言われました。まぁ先生も例外なく老眼だそうで、完全に現実が受け入れられているんでしょうね。
仕方がありません。人間なんて本来は80年なんて長生きするような生き物ではないわけですからね。生物の中で老後があるのは人間だけなんだとか。
まぁ、そりゃそうです。自然界では文字通り自然治癒力のみの世界。
人間は医療だ薬だ何やかんやで延命しているのですから、自然界から見れば歪で不自然な生き物なのでしょう。
そんな話はさておいて、老眼鏡を作った理由の1つに "ブルーライト" の存在があります。
巷では数千円程度でブルーライトカットレンズのメガネが売られているようですが、私は最初からそっちのほうは除外。
またメガネ屋でも「レンズ込みで1万円(くらい?)」のような広告が目に飛び込んで来ますが、ソレも除外してレンズ選びをします。
なぜ廉価版を除外するのか
それは客寄せのための商品であり、やはりその程度でしかないからです。
だいたいどの商品でも「松」「竹」「梅」のようなランクがありますよね。
自動車のグレードなんかがわかりやすいでしょうか?
「梅」は本当に何も付いていないモデルで、とりあえず使えますレベル。
これにオプションを色々とつけていくと、結局は「竹」ランクと変わらない価格になってしまうんですよね。
- あ、高級自動車メーカーのモデルは除外ですよ。
1000万円スタートの梅モデルなんて相当な物ですから。 -
話は老眼鏡に戻ります。
メガネ屋のレンズメニュー表を見るとわかりますが、「フレームセットで○○円」に使われているレンズはメニュー表のずーーーっと下。
メニュー表によっては別ページに記載されていたり、ウラ面に載っているようなレンズなんです。
それほど使用頻度が高くない場合においてはいいかもしれませんが、使用頻度が高ければレンズのランクも上げたほうがいい。(と私は思っています)
あまり安いレンズというものは、やはりそれだけの性能しか持ちあわせておらず、目にかかる負担も増えてくるんですよね。これは実体験から言えることです。
最上級グレードが1番か
とは言っても「松」を選ぶ必要はないかと。
「松」レベルはかなり拘りの強い人が選ぶ物なので、実用性+αの付加価値モデル。
自動車の最上級グレードも相当な拘り(か税金対策?)でもない限り購入対象にはならないと思います。(それだけの付加価値は付いてきますけどね)
メガネレンズのグレードが上がると主に2点
・度の強いレンズでも薄く作ることが可能。(軽量化)
・レンズによる視界の歪みが少なく抑えられる。
しかし私は中間層にあるいわゆる「竹」レベルのレンズに好みのオプションを付けて作るパターンがほとんどです。
それほど度を強くする必要がないのと、機能を割りきって抑えているので。
だいたい中間グレードが主力商品である場合が多いので、メーカーも基本がしっかりした商品を据えていることが多い。(絶対とは言えませんが)
それと中間グレードは1世代前のハイグレードモデルの技術を使っているものが多く見られます。スマホなんかわかりやすい例なんじゃないでしょうか?
そして出来上がった老眼鏡の価格は?
今回はブルーライトカットコーティングではなく、レンズ自体がブルーライトをカットするレンズを選びました。
お店に置いてあったブルーライトを照射するペンライト。ソレの光の遮り方が全然違いましたからね。ちょっと驚きました。
それに50%のカラーを入れたので、ちょっと独特の見え方になってしまいましたね。
まぁ、あくまでPC用ということで、普段の生活では使わないので問題ない。
あぁ、PCのモニターを見ていても疲労度が全然違う。
結果フレームと合わせて4万円弱となりました。
メーカー公証で4年ほどが寿命だとか。
まぁ日々様々な光線を目の代わりに受け続けてくれるわけですから、さすがに半永久的に性能が持続なんてしないでしょう。
やはりそこそこの値段になってしまいますが、メガネのレンズは買い替えできます。
しかし眼球のレンズは簡単に交換できませんし、入院・手術・退院後の検査・・・など、それ相応の時間とお金が必要になります。
老化は避けられないものではありますが、その下り坂を緩やかにする予防手段の1つとして、ブルーライトカットというのもアリなのではないでしょうか。
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