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読書メモ。「本を読みたくなる」本
「最近、読みたい本が特にないなぁ」という方にもおすすめの、「本を読みたくなる」本を紹介したいと思います。
「10分あれば書店に行きなさい」(齋藤孝)
内容としては、「書店の活用方法」になるのですが…
この本の魅力は、本を読むモチベーションになることだと思います。
それは文章から滲み出る話の面白さがあり、「本を読んでいると、物事をこんな風に捉えることができるんだ」と思えるからです。
特に私の心に刺さった、お気に入りの名言を4つメモしておきたいと思います。
「私たち凡人の抱える問題が、人類史上初の難問ということはまずあり得ない」
私たち凡人の抱える問題が、人類史上初の難問ということはまずあり得ない。
必ず似たような問題に直面して悩んだり、解決策を見つけたりした人物や事例があるはずだ。
これは、言われてみれば確かにそうなんですよね…!
ハッとさせられた、お気に入りの言葉です。
仕事でも、人間関係でも、恋愛でも…
一人でズーンと悩んでしまった時は、先人の知恵を借りられるような本を探してみると、解決策が何か見つかるかもしれません。
「子どもが本に手を伸ばさなかったとしても、親が本から知性を学んでいれば、それは日常会話に滲み出る」
自宅に本が多いということは、子どもの教育にもきわめていい影響を及ぼす。
子ども自身がその本に手を伸ばさなかったとしても、親が本から知性を学んでいれば、それは日常会話や日常生活に滲み出る。
子どもはその影響を受け、労せずして相応の知性を身につけるのである。
逆に本棚のない家庭で育った子どもの場合、知的になれといっても難しい。
どれだけスパルタ式の勉強を強いても、立派な塾に通わせても、伸びる知性には限界がある。
家庭内の知的レベルが、子どものほぼすべてを決めてしまうからだ。
以前、Twitterで「子どもに本を読ませるには?」みたいな話が出ていて、色々な意見があって面白いなぁと見ていた記憶があります。
私は、これがその答えに近いのかなと思っていて、まずは親が本を読んでいるということが大事なのかなと。。
もし本を読んでくれなかったとしても、話し方で子どもに興味を持たせてあげることもできるかもしれません。
「中身のある本を3冊読むことは、大学の講義を半年聞くことに匹敵する」
私の感覚でいえば、中身のある本を3冊ぐらい読むことは、少なくとも知識量において大学の講義を半年ほど聞くことに匹敵する。
それに、一対一の関係で教えを受けているような贅沢感もある。
さらに優れた本なら、ゼミに参加しているような興奮さえ与えてくれるのである。
これ、めっちゃお得な気がしてきませんか?(語彙力)
大学に通わなくても、本を読めば、それに匹敵するのです。
「学び」の存在は心の支えにもなります。
もちろん、学ぶことは若者だけの特権ではないので、私はいくつになっても学びを続けていきたいと思っています。
「どんな専門ジャンルでも良質な本を5冊も読めば、相当な水準まで理解できる」
私の感覚でいうと、どんな専門ジャンルでも良質な本を5冊も読めば、相当な水準まで理解できるはずだ。
(中略)
仕組みや概要を語れるレベルになれば、それで充分である。
これは私も実感としてあり、私の好きな読書の仕方でもあります。(私は10冊以上読むことが多いです)
例えば、身近な話題だと
・子育て
・ライフプラン
・貯蓄
・家の購入
・民間保険に加入するか
なんかも、それぞれ5冊以上読めば、相当詳しくなると思います。
もちろん、自分の好きなことや趣味でも良いと思います。
最後に
本書は、読書習慣が今までなかった方にも、読書が好きな方にもおすすめできる本です。
興味のある方は是非読んでみてください!