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【怒らない子育てのすすめ】自分をコントロールして落ち着いた親になる方法
「子どもに怒りたくないのに、また怒鳴ってしまった…」
「優しく言っても聞いてくれなくて困ってる….」
そういうお悩みを抱える方は多くいらっしゃいます。
急いでいるときに限って子どもが言うことをきいてくれなかったり、何度言っても動いてくれなかったりすると、イライラするのはごく自然なことです。
何度も指示すればするほど、親も子どももますますイライラしてバトルに発展…ということもあるかもしれません。
できれば、親も子どもも怒らずに、ここちよく毎日を過ごしたいと思います。
この記事では、怒らない子育ての方法について紹介していきます!
子育て中に子どもを怒ってしまう3つの原因とは?
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子育て中に怒ってしまう原因はいくつかあります。
その中から多いものを紹介していきます。
原因①子どもが言うことを聞いてくれない
子育て中にイライラしてしまう原因として、「子どもが言うことを聞いてくれない」ということはよくあります。
朝の支度や晩ごはん、お風呂、片付けなど、やるべきことをやってほしいのに、遊んでいて切り替えられないと、ついイライラしてしまいます。
原因②自分に余裕がない
仕事や家庭でのストレスが多かったり、時間的な余裕がないときには、イライラしやすくなります。朝の時間のように時間的なプレッシャーがあるときには、いつものように優しく言うことが難しいという方は多いです。
原因③周りの人の目がある
家にお客さんがいるときや外出しているときなど、周りに人がいる状況で、お子さんがその場にそぐわない行動をしたら、どのように感じますか?
「恥ずかしい」「自分のしつけがなっていないと思われているのではないか」という気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。普段とは違う状況では、周りの人の目が気になったり、お子さんも落ち着かなかったりするために、穏やかに子育てをすることが難しくなります。
「怒らない子育て」には、3つのポイントがある
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①子どもに言うことを聞いてもらいやすい声かけをする
お子さんにしてほしいことを理解してもらうためには、やってほしいことを具体的に伝えることが大切です。
「ちゃんとして」よりも、「脱いだ服は洗濯かごに入れてね」のほうが具体的で伝わりやすい指示となります。
そのほか、指示をするタイミングや、お子さんとの距離感などにもポイントがあります。
そのような指示の出し方のポイントを学ぶと役立ちます。
②イライラしたときの対処法を知る
イライラしてきてつい子どもに怒鳴ってしまいそうなときは、その場を離れることが効果的です。
親が落ち着いていられる見本を子どもに示すことは、子どもに感情コントロールの仕方を教えることになります。
そのほかにも、イライラした時に自分に浮かんだ考え(例:「この子は私を困らせようとしている!」)に注目するという方法があります。この考えが「本当か」を確かめることで、イヤな気持ちが和らぐことがあります。
③自分のケアをする
子どもと毎日一緒にいると、自分のしたいことをなかなかできなくなってしまうことがあります。
ただ、「怒らない子育て」には、親自身が休息をとれていたり、好きなことをできていたりすることも大切です。
この1週間で自分のためにできそうなことを考えてみましょう。
怒らない子育てをするメリットとは?
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①子どもとの関係がよくなる
親子ともに穏やかに過ごすことができると、お子さんはより親の言うことを聞いてくれるようになり、ほめる機会をふやすことができます。
②子どもに感情のコントロールの仕方を学んでもらうことができる
親が感情を適切にコントロールする手本を示すことで、お子さんは、他者への意見の伝え方や自分のイライラのコントロールの仕方を学ぶことができます。
③親のメンタルヘルスがよくなる
子どもに穏やかに接することができると、子どもは言うことを聞いてくれやすくなり、結果的に、子育てに関わるストレスを減らすことができます。
「また怒鳴ってしまった・・・」と落ち込むことも減っていくはずです。
まとめ
子育て中に子どもを怒ってしまう3つの原因とは?
「怒らない子育て」には、3つのポイントがある
怒らない子育てをするメリットとは?
いかがでしたか?
一人の人間として、うまくいかないときにイライラすることは自然なことです。
ただ、できるだけイライラしなくてすむように、工夫できることはたくさんあります。