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ネタバレなしのシン・仮面ライダー感想

 先程庵野秀明監督の最新作「シン・仮面ライダー」を観てきた。友達3人で観に行ったのだが、感想は期待に応えられず、みんな「微妙」という感じであった。「時間が長く感じられた」とか「設定の一貫性が」とかネガティブな意見が飛び交った。自分もそれには同感だった。
 しかし、自分はこの映画、一つだけ飛び抜けていいポイントがあった。それは「監督が遊ぶように映画を制作しているのがわかった」ということだった。庵野秀明監督は、展示会の入り口に自分が仮面ライダーのコスプレをしている写真を載せるくらい大の仮面ライダー好きで、アマチュア時代に作った特撮作品もクオリティが非常に高かった。それくらい仮面ライダーを愛している人だから、その姿勢を感じることができた。

 自分より2周り以上も上の大人がこんな作品を作れるのは素敵なことだ。クオリティは別として、映画からそういう姿勢を感じられるのは素敵なことだ。

 あと、柄本佑は素晴らしい役者です!

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