シンプルで贅沢な夏休み
8月は前半はブレターニュ地方にある友人の実家へ2年ぶりに帰省しました。
(勝手に親戚の家扱い)
今回も白と青の素敵な家が迎えてくれました。
到着日は友人の両親は不在でしたが、地元のスイーツ達がブレターニュ地方の旗を掲げて迎えてくれました。
ちなみにフランスの地方の人達はそれぞれの地域に愛情を持っている人が多く、このブレターニュ地方も然り、この地方ではこの旗を掲げている家をよく見かけます。
まずはきっと日本でも知られている、クイニーアマン。ほぼ砂糖とバターで出来ています。サクサク、しっとりで美味しいです。
次はファーブレトン。ファーは小麦粉、ブレトンはブレターニュ地方のという意味。プルーンがふんだんに入った、硬めの焼きプリンのようなもの。
そして最後はラズベリーのソースが入った、ガレットブレトン。ブレターニュ地方のケーキという名の、巨大ビスケットのような焼き菓子。
バターが有名なこの地域、バターと小麦粉、砂糖をふんだんに使ったものばかり。非常にガッツリ系ですが、バターが美味しいのでケーキも美味しいです。
甘いもので満たされたら、早速、市場に買い出し。
太陽の光をたくさん浴びた、地元の野菜を農家さんから直に買います。
そんな野菜を使ったシンプルな食卓風景を紹介してみようと思います。
蒸し鶏とレタス。手前の鍋はハーブとオリーブオイルで煮た野菜。
魚屋さんが間違えてすごく安く売ってくれた、鯛のバーベキュー。間違いを指摘するも、結局そのままの値段でいいよとのことだったので、お得感満載。
そして写真右下に見切れたパプリカ。
これは友人母の野菜のタルト。玉ねぎ、トマト、アンチョビ、チーズで作る非常に簡単で美味しいタルト。
木陰で食べる食事は最高。
奥から、豚肉のバーベキューとご飯、ズッキーニグラタン。
こんな感じで、もりもりいただきました。
この後アイスも食べて、そのまま木陰で昼寝しながら食事を消化中。
食べる、寝る、遊ぶというのがフランス人たちの夏休み。ここでは食をメインに書いてみました。シンプルですが、とても贅沢な時間な夏休み。シンプルな生活、豊かさとは何なのかと気付かされます。
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