ケーキのセレクトショップ
セレクトショップと聞くと大概は洋服やファッションの店を想像するかと思いますが、今回行ったのはケーキのセレクトショップ。
ずっと来たかったお店、ようやく来ることができました。
パリに3店舗あるこの店、名前はfou de patisserie (パティスリーに夢中またはパティスリーバカ)。今回は9区にある店舗に行って来ました。
ケーキのセレクトショップというわけで、ケーキごとに作っている職人さんが違います。というわけでケーキの前には担当の職人さんたちの写真と名前が貼ってあります。
例えば下の写真、右側の矢印はPierre CHIRAC(ピエール・シラク)さんのチョコレートタルト。彼はMamというケーキ屋さんでケーキを作っているパティシエ。そのまま調べていくとMamというケーキ屋さんはコチラの有名な料理人ステファニー・ルケレックの店だそう。
では、実食。
コチラは日本にもあるダロワイヨの店のもの。
中のムースと周りについているサクサクのナッツの相性がよく、甘さもかなり控えめ。ナッツ系は一見重くなりやすいですが、全体的に軽めに仕上げられています。
ミルクチョコレートとダークチョコレートのタルトと書いてありますがチョコレートの味がかなり強くありながらも、甘さはとても控えめ。コチラも色々な食感があり、飽き来ない仕上がりですが、どこかでバランスが取れていない気がします。美味しいのですが、何かが欠けています。
コチラのココナッツは我が家の1番人気でした。中にフランボワーズのムースやら、クリームやら色々入ってますが、その名の通り雲のような軽い舌触り。バランスも取れています。しかしながら8ユーロ越えとは驚きの値段。
文句なしに美味しかったコチラのフラン。近所にあれば頻繁に買う事間違いなし。タルト部分は作り手によって違いますが、コチラは軽めのパイの様なサクサクのタルト生地。個人的には結構好み。
総評:コンセプトが面白い
フランスのケーキの流行りを知れるので見るのが楽しい
セレクトショップなので種類が多いのかと思いきや、普通のケーキ屋と同
値段が高すぎる。
というわけで一つの経験にはなりましたが、お気に入りのお店とはならず。
再訪は近所にいれば可能性あり、わざわざそのために出向く事はしないでしょう。
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