ホットヨガも体験してみた、の巻

スタジオヨガにどっぷりハマり1ヶ月、これまで大手のホットヨガをいくつか体験したことはあったけれど、そこにトキメキはなく。なので、全く興味がわいてこなかったのに、今回気になる案件が発生いたしました。

ホットヨガなお肌

個人的に、個人的にですよ。ホットヨガをしている人=乾燥肌…というイメージがあります。ヨガの後のスキンケアを混雑したロッカールームでは慌てて不十分に終わらせてしまったり、備え付けのアメニティで肌荒れが起きたり。発汗効果で毛穴こそ目立たないものの、もれなくゴワゴワ、乾燥小じわがバリューセットな感じ。ホットヨガなお肌は仕方ないよね、みたいな。そんな形容詞を使いたくなるぐらいな印象でして。(しつこいですが、あくまでも個人的なイメージです。) もちろん、皮脂の分泌が盛んな若い女性でホットヨガをしている方は、何の問題なくツヤツヤですよ。わたしのように皮脂分泌が低下し始めている妙齢のお姉様世代には、ちょっとだけ肌負担がしんどそうな感じ。よく言われる、オバサンが毎晩長風呂し過ぎると手足カサカサになるよ、的な。だからではないけれど、これまでのホットヨガ体験では “痩せられそう” とか、“美肌になれそう” 等の期待感はあまり持てず、スタジオヨガの後のような脳内が冴えまくる感覚もなく、終わったあとの疲労感と空腹感だけが強烈で。わたしの体質では結果太っちゃうやつ…と敬遠していました。のに、のによ。肌がメキメキ、短期間でつやつやっとキレイになっていっていく妙齢のお姉様が出てきたの。わたくし、女性のお肌を触りまくりの11年、これはセンサーが反応しまくりまくるわけでして。な、な、なんですと?待て、待てー!と。そりゃ、もう緊急事態。

ビクラムヨガを知った

いくらどんだけセンサーが働いても、また体験しようとまではモチベーションは上がらず。けれども、某ホットヨガをされているお姉様のお肌はめちゃくちゃ気になりつつ…だった、そんなある日。久しぶりに電車に乗ってお出掛けすることになったので、(移動は読書よねー。)と、書店で手に取った一冊で急速モチベアップすることに…

画像1

こちらの本によりますと、ホットヨガはビクラムヨガというものが元祖らしいです。

“本場・インドと近い環境に設定した室内で、26のポーズと2種類の呼吸法で構成される世界共通のプログラムを行う。クラスは一律90分間で、ポーズを2回行うことでより効果的に背骨を刺激し、ゆがみや滞りを整える。多量の発汗によって、デトックス効果が高く、筋肉や関節がほぐれやすく柔軟性を引き出すのが魅力。”
〈参考文献〉
三和由香利. "section1ヨガって何?,❇️ビクラムヨガ". 外岩戸春香, 高橋秀雄編著. 200のポーズがわかるYOGA図鑑. 株式会社高橋書店, 2019, p.17

美肌についての記述はないけれど、アーサナを極めるスタジオヨガと超音波&筋膜ケア+セルフストレッチを併せもっても時間がかかりそうな体内深部、深層筋の柔軟性に効果がありそうではあーりませんか?体験申込をポチるキッカケとなりました。

で、やってみた (体験当日)

気になったら止まらない、ったら止められない。やってみるしかないでしょ。仕事のスケジュールがパツンパツンな月末だけど、21:10 スタートのクラスに飛び込めそう。こういうところ、さすが大手さん。夜もレッスンがあるのはありがたいです。そして、タオル&ドリンクセットで1000円ぴったの体験代金。これも魅力的。初回は簡単なカウンセリングと記入等々があるので30分前には来店とのこと。これまた徒歩圏のご近所ですし、コートの下にヨガウェアを着て行けば、更に時短。帰りの衣類と1000円を持って、いざ出陣。そして、カウンセリングを受けることものの数分、スタジオへ入室するまでもなく、早くも美肌の謎が解けたのです。気になる某ホットヨガさんでは加温のシステムと床が違うそう。マイナスイオンとミネラル、遠赤外線を発生する溶岩石による美肌他の効果あり、との説明。(なるほどねー。) と納得できたら、レッツらトライ。中級レベルのクラスを受けまして、その感想は一言。「高温だとキツイ!」(笑) スタジオヨガでそこそこ取れていたポーズも、高温多湿な室内だとけっこう苦しい。呼吸が浅くなっているのかな?自分ではわからない…、感覚を確かめる余裕もなかったけれど、たぶんそんな感じ。レッスン内容の前半、パワー系ラストのポーズでは不覚にもよろめいてしまった。けれども、気になっていた柔軟性は充分に効果を実感。いつも苦手なダウンドック、下向きの犬のポーズ (アドー・ムカ・シュヴァナ・アーサナ) では脚の柔らかさ、半腱様筋・半膜様筋の深まる伸びを確認。発汗量もすごい!わたしの死亡寸前汗腺が一気に活動、開始十数分で滝汗状態に。ここ数年間、空調の中で過ごし汗ばむことがない、今後の活動休止が懸念されていた汗腺ちゃんは生きていた。ホッと一安心でしたが、帰宅後、大量発汗による極度の疲労でふらふっら。炊事をする間もオエオエ吐き気MAXだったけれど、体力を消耗した分以上にカロリーを摂取しないと翌日の仕事に障ります。無理矢理パスタを詰め込んですぐに就寝。

翌日にスタジオヨガ

昨夜の疲労を引きずりつつ、翌朝はスタジオヨガへ。休んでしまおうかとも悩んだけれど、ホットヨガからのスタジオヨガ、自分の柔軟性が何処まで高まったかを確認したい欲の勝ち、無理矢理頑張ってきました。そんなこと誰にも頼まれていないのに、ね (笑) ま、無理した甲斐があり、楽チンにできるようになったのは牛の顔のポーズ、の脚。前回よりも膝が床にべたっとつく、踵もお尻にしっかり寄り添えた。股関節の稼働がすこぶるよい。深部の小さな筋肉の柔軟性は高まっている!座位からの開脚&前屈が苦手だったけれど、確実に改善されていました。ただ、ひとつだけ難点をあげるとしたら、やはり疲労。先週できるようになった肩立ちのポーズができなくなったのは残念。フラフラとして身体の奥から力が入れられなかった。そんなわけで、パワーヨガを毎日するのは体力的に厳しいかもしれないと痛感。ただの疲労蓄積になってしまいそう。2日経った今日もどんよりとした疲労感がわたしを絶賛侵食中。

美肌について

ホットヨガのカウンセリングで「ヨガの後、できれば一時間はシャワーを浴びないでくださいね。お肌についたミネラル分が吸収されるのに時間がかかりますから。」と言われたので、当日は素直に言い付け通りに。乾燥ガヒガビだけは嫌なので、帰宅後に洗顔せずにクリームを。ちょっと衛生面で怖い、不安なスキンケアだったけど、スタッフさんの言う通り♪やってみないとわからないもーん、ということで、とにかくそうしてみると、普通によき。翌朝の肌状態、まずひとつめ、肉眼で見える毛穴の範囲が狭くなりました。発汗による天然の保湿力アップなのかな。そして、ふたつめ、以前の note でも触れたプツプツ問題。こちらも、翌朝、確実に目立ちにくくなった…、気がします。これらは、単純に大量発汗による効果なのか、溶岩石による効果なのか、現時点での断定は難しいです。

プツプツ投稿はコチラ

と、いうわけでまとめ

改めてホットヨガを体験してみても、どちらだけが良いわけではないし、どちらにもメリットがあるのだと再確認できました。アーサナを極めるならば少人数制のスタジオヨガ、発汗したいのならばチェーン店ホットヨガ。ただし、ホットヨガのハマり過ぎはデンジャラスかもしれません。わたしは久しぶりの体験だと言えども尋常ではない疲労感です。なので、ホットヨガに慣れてきたとしても、週に2回程度のレッスンが適切ではないのかなと感じています。疲労により増えるらしい体内の活性酸素は脳や神経にダメージを与えるし、お顔が老ける原因とも言われています。ハードなマラソンランナーの肉体が老けるらしいのと同じ理屈ではないのかなと、ちょっと心配です。ここ数日間、重ダルい我が身から考えてみると、活性酸素の発生 (運動) と消去 (休息)  のバランスが大切な気がしました。そして、高温多湿な室内で行う筋トレ、あえてアーサナではなく筋トレと書かせていただきますが。ヨガは精神がリラックスし副交感神経が優位になることでの効果が前提ですが、ホットヨガは高温多湿で行う運動、筋トレのように感じます。全く別の目的なものだと受け止めた上、発汗と体内深部の柔軟性アップの為に、月に一度はやっておきたい。翌日がOFFで体調万全な日に予約をしよう。大量発汗対策として、ミネラル分の高い硬水を持参することも忘れないでおきたいです。


いいなと思ったら応援しよう!

ゆりこ
よろしければサポートをお願いいたします☺️いただきましたサポート費用は「キレイ・愉しい・美味しい」美容・イベント・料理等々、活動費用とさせていただきます🙏