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何を意識し、どう動くか

こんにちは、ゆー(@yurhino)です。

私らしいはたらき方」、このお題を見て絶対書こうと決めました。
書きたいことがあった、とかではなく「俺はちゃんと自分らしく働けてるのか?」と思ったからに他なりません。
いい機会でした!
振り返りながら書き綴っていきたいと思います。

0.バックグラウンド

ボク、普段は研究者として働いてます(博士号を取るぐらいには“研究”をしてきました)。
でもなぁ、研究のやり方について書くのは違うんよなぁ。
みなさんが興味を持つかと問われると、「さほど興味ないかな?」と思いますし、何よりボク自身がどうでもいい。笑
研究のやり方なんて、ただの方法論であって、確かに人によって違うかもしれないけど、かといって同じ研究者であれば大差があるほどでもない。

細かいところで言えば、「みんなどんな風に欲しい情報(論文とか特許とか)を調べてるの?」とかは気になったりもしますよ?
でも、そういうのは仕事全体の話で言えば、誤差の範疇と思ってます。
正確に早く調べられるのは素晴らしいことですが、そもそも方向性が間違ってたら、その仕事をやってること自体の価値まで下がる
なので、方法論に関して述べてしまうと「私らしい」の部分を書ける気がしない!!

…じゃあ「私らしい」ってなんだ?
ここで思うのが、ボクは常に本質を考えたいと思っているということ。
常識とか、普通ならこうするとか、周囲の反対とか、そういうのがあれど、自分が必要だと思い、かつ実行できるなら“やる”。
不要なものであれば、仮に成果として表に出しても誰も見てくれないと思うので。

別に無茶をやりたいわけじゃないんです。
ただ、組織とかに属してると波風立てないように「どう考えても無駄やん?」みたいなことでも、平気で実行されるのが見受けられます。
そういうのが心底好きじゃない

本質的なところに対して、きちんと考えて向き合っていきたい。
その上で、何を意識してるのか?について、そこも書いていきます。
主にモノゴトへの取り組み方と言いますか、仕事への向き合い方と言いますか、そういう考え方の部分を書いていきます。

1.一貫性を持つ

過去に自己紹介でも、ほんの一部だけ触れてます。

どういうことか?
別にね、なんでも良いんですよ
「とにかく楽しいと思うことだけをやる!」でも、「かっこいいと思えるか?それだけをやるんだ!」でも、ね。

もっと言えば、こんな大きなことも言わなくてもいい。
例えばですね、「誰になんと言われようと、家族との時間を一番に考える」とかもあると思います。
そういう人に、「期日が明日までだからコレやっといて」とか言っても、「家族との時間があるんで帰ります」で返されても仕方ない部分はあるかと。

ただ、です。
そういう人が、「家族のために帰ったら、仕事を回してくれなくなった!出世できないじゃないか!」みたいなこと言い始めるのは違うと思います。
仕事を回してもらえないことと、家族のために帰ったことは関係ない。
どうしても評価して欲しいなら、帰る前までに人の倍以上、仕事をこなすとかね。
家で過ごすことが大事なら、持ち帰って家で仕事を少しするとか。

もしそこで「たまには少しだけ仕事して帰るか。じゃないと評価してもらえないもんな。」なんてことを言い出すと、周りだって「ん?あいつ家族のために帰りたいんじゃなかったっけ?どっちなんだ?」となっても不思議じゃない。
つまりですね、一貫性がないと、周りからするとわけのわからないやつになる
接しにくいんですよ、理解できないから。

そういう人にボクはなりたくない。
なので、一貫性を持つようにしてます。
上で書いたような、「本質を考え抜いたことしかやらない」とかも、ボクの一貫性の一つですし、このあと出てくる思想も同じくボクの一貫性。
こういうのだけは、ブレることなく働き続けたい。

2.相手のために、周りのために、そして誰かのために

そんなボクが大事にしてるのが、「聞く」ということ。
(これまた自己紹介に、ほんの少しだけ…。)
ボク自身、考えてることをあんまり理解してもらえないことがよくあり、悩むことが多いです。
もちろん、これってボクの伝え方とか、そういうのも一因です。

自分のことなら、別にこれでも「まぁいいかな」と思います。
でも、これって逆のケースも多々ある。
自分が相手の言ってることを全然理解できていない時。
ここで、「相手の伝え方が悪いんだ!」とか言ってても仕方ないと思うんですよ、ボクは。
どっちが悪いとかどうでもよくて、そんなことより話が進まないし、仲も悪くなったり、そこが一番の問題。
なので、ヒアリングっていうのは常に頭に置いてます。
まぁ結果的に、無口なやつで、影の薄いやつって思われることもあるみたいですが?笑
(とか言って、喋る時はやたら喋りますが…。関西人の血でしょうか?)

聞くことは、相手のためにもなるし、自分も納得いくし、で良いとこづくめ。
相手がどう考えてるかがわかるということは、相手が何をして欲しいかもわかる。
相手が喜んでくれることができるんですよ。

幼少期から親の顔をうかがってばかりいたので、ボクにはそういうところが根付いているよう。
(と言っても、昔は、そんなデキた人間じゃなかったので、誰かのためにっていうのを勘違いしたり、思い込んだりして、人間関係をうまく築くのが下手くそでしたが…。)

もうね、一度根付くとそうそう変わらない。
今でも、主体的に何かをしたいっていう感情を抱くことは、圧倒的に少ない(全くないことはないですが、、、)。
誰かのためにっていう精神が強いですね。
良い人でありたいとか、そんなことではなく、単純にこれまでの生き方のせいで「自分」にフォーカスするのが下手っていうだけ

ただですね、これがビジネスでは活きてる気がしてます。
ビジネスでは、相手にどれだけの価値を提供できるか。
その価値は、こちらが決めるのではなく、相手が決めるもの
お客さんに向けてだろうが、社内の他の部署の人に向けてだろうが、上司に向けてだろうが、後輩に向けてでも、どれでも意識は同じ。
本質的なところでは、相手が本当に喜んでくれるか?みたいなところを考えないといけない。
環境という偶然の産物ですが、そこの意識を持つことができてるのは、良かったのかもしれません。

この点、もう一つ良いことが。
自分のされた嫌なことをしない、というのも根付く。
小学生の時とかよく言われましたよね?
「自分がされて嫌だったこと、相手にしちゃダメでしょ!」って。
でも、大人にもなれば、その内容も感覚も多様になる。
すると、やってる本人は、仮に同じことを自分にされても嫌ではないけど、されてる方は嫌だ、みたいなのも多発する。
ここはある種、仕方のないことなのかなと。
多様な考え方を持ってて然るべきですからねー。
ボクもそうですし、みなさんも、やってることが他人からは嫌がられることかもしれません(無論、「だからOK」でもないところが難しいですが、別の話になってしまうので…)。

一番難しいのが、教育の場面。
ボクは今でも研究を指導してくれた、師匠と慕ってる方々に感謝してます。
実態はですねー、いやほんと、地獄のようなツラさで、メンタル的にも辛かったことも多々あります。
でも相手の真意が理解できたから、耐えれた。

「そんなしんどい方法を取らなくてもできたんじゃないの?」ってご指摘はあると思います。
でもですね、楽ばかりしてて、楽しいことしかしてないと、どうやっても理解できないことってあるんだなと気づけました。
どういうこと?って言われても、ごめんなさい、これを言語化できるほど、ボクはまだまだ理解できていない
でも、間違いなく、経験して良かったと思いました。

超一流の人に多くの人がついていけないのも、なんとなく理解できます。
(自分がついていけるかは別問題。)
彼らの律する力の強さ、みたいなのが一番しっくりきますかね?
でも、まだまだ曖昧やなぁ。

ただ、絶対一度は経験した方がいい、世の中の見方が変わる
これだけしか現状では言えません。
(たまに楽してお金持ちになった人が、“超一流の世界”と言ってますが、あれはお金さえあれば誰でもできるもので、人間でなくロボットでもできる経験が多く、個人的には「ふーん」て感じです。マウントを取ることに生き甲斐を見出した時、クリエイティビティを失う気がしていて、常に気をつけたいです。“人間だから”ということに、生きている限り拘り続けたい。

少し話が逸れました。戻します。
教育って難しいという話。
上で書いたように、ボクは厳しい指導を否定しません。
ただですね、その中で「どう考えても、この要素はいらんやろ?」みたいなことをされたりもします。
その時は、自分が部下や後輩を指導するときにそれを絶対しないようにします

よくあるのが、「信頼してるから」という言葉で放置されること、ありますよね?
逆の過干渉も、もちろんダメです!
でも、あまりに放っておかれると、存在意義を感じることができなくなる。
なので、相手の自主性は守りながら、会話を頻繁にして、成長を促すということを心がけましたし、今でもそうしてます。

こんな風に、理不尽さだけをきっちり取り除いて、自分がされて嫌だったことを他の人にしないようにしてます
(今でも、まだまだできてないし、振り返ると「あー、あの時、嫌だと感じてただろうなぁ。申し訳ない。」と思うこともしばしば。相手のためを想って、というのは、中身まで伝わって相手が理解してようやく、初めて成立する話ですからね。今でも仲のいい後輩とかには、たまに謝ってます。苦笑)

相手の考えてることを「聞く」、大事だと思います

3.人として、どう生きるか

ボクが、仕事で大事にしてることを二つ書きました。
ただ、これってプライベートでも同じで、人として魅力的かどうか?みたいなとこに関わってくるのかなと。
人間、生き続ける限り成長してなんぼだと思ってますし、自分のスタンスを明確に示していくことで、胸張って生きていけたらなと。

昔の自分を好きになれないし、完璧だったなんて1ミリも思えない。
今の自分も昔に比べればマシやけど、まだまだやなぁと思う。
なので、これからも少しずつ、周りの人が喜んでくれることをやっていければいいなと思います。

(長々と書いてしまいました。読んでくださった方、本当にありがとうございます。)

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ゆー博士
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