耳読リトライその後~イケボにとろけてニヤケてただの不審者
前にAudibleで無料期間2ヶ月お試し中、と書きましたが。
人も選ぶし場所や内容も選ぶサービスかなあ……
と思いつつ、無料期間終了後は3ヶ月半額オファーを使って継続中です。
(audiobook.jpは無料期間で解約。購入した朝井リョウ「正欲」はあれから続きを聴けてないけど楽しみ)
今のところ聴くタイミングは、平日なら仕事帰りに1駅分歩くとき。
休日はメイクブラシを洗うときや、時間のかかる家事をするとき。
またはウォーキングがてら、遠くのお店に買い物に行くとき。
平日は仕事帰りなので、1駅歩く元気があって天気がいいときに限られるから、毎日ではない。
だから毎日欠かさず聴いているわけじゃないんだけど、けっこうハマってしまった。
頭に入らないこともあるし、車通りが多かったり店の中がうるさかったりすると、よく聴こえないこともある。
最初の頃はそれがけっこうストレスだったけど、何度も読んだ本を聴いているからか、そのうち
「まあいいや、気になるなら後で聴き返せばいいし」
と思うようになった。
そしてだいたいは聴き返さず、そのままにしてしまう。
語学の勉強とか知識を得たいとか、ものすごく真面目に取り組んでいるなら別だけど。
私の場合は、あくまでも娯楽。
読書とは別の形のエンタメを、ながら聴きで楽しんでいるだけ。
そう思ったら「ひと言も聴き逃したくない!」「聴き逃したらもったいない!!」みたいな、変な力が抜けた。
もう1回聴きたかったら聴き返せばいいし、そのままでも別にいいし。
もっと気楽に楽しめばいいんだな、と思ったら、自然と活用する機会が増えてきて。
今までなら音楽を聴いていた場面でも、Audibleを聴くことが増えた。
私が使ってるApple Musicの動きが最近めちゃくちゃ遅すぎて、聴きたいときにすぐに音楽が聴けないというひどい代物になってるから、その代わりになっているせいもあるけど……。
ただし月額1,500円となると、ちょっと私には高いかなあ。
もちろん朗読の手間があるから高いのはわかるけど、私の場合はお目当ての作品を全部聴いたら、聴き放題じゃなくてもいい気がする。
初読の本を耳から聴いて理解するのは、言語優位、視覚優位の私にはちょっとハードル高い。
Kindleとか紙の本で読んだほうが、どう考えても頭に入る。
私のお目当ては今のところ村上春樹作品だから、それを聴き終わったら継続はしないかも。
単品購入という手もあるけど、いくら会員は30%オフとはいえなかなかのお値段。何も考えずにほいほい出せる金額ではない。
Audibleも聴き放題プランだけじゃなくて、audiobook.jpみたいにチケット制で購入できるとか、もう少しプランの選択肢が増えたらいいのに。
耳からの読書だけで事足りる人はいいけど、他にKindle Unlimitedも使ってるし、読書だけにそんなに時間もお金もかけられないんだよなー。
とりあえず3ヶ月は半額で使えるので、そこまで使ってみてから考えよう。
それまでには木村佳乃朗読の「海辺のカフカ」と、高橋一生朗読の「騎士団長殺し」は聴き終わりたい。
木村佳乃の朗読、めっっっちゃ良い。特にホシノちゃんとナカタさん。カーネルサンダーズも最高だった。大島さんと佐伯さんも、もちろんカフカくんも素晴らしすぎる。これは単品購入してもいいかも、と思うくらい好き。
高橋一生の朗読も、もちろんめっっっっっちゃ良い。イケボすぎるし上手すぎる。女性の声も不自然じゃないのに女性ってわかる。ただあまりにも低音イケボすぎて、周りがうるさいとどんなに音量を上げても雑踏にまぎれて聴こえなくなる。必然的に家で家事をするときに聴くことになり、黙々と家事をしながらイケボにとろけて無言でニヤケて家族に不審がられる、までがセットですイケボ最高(ここまで息継ぎなし)(かつ早口)
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