仕事をどう選ぶ?フリーランスの判断軸とは。
取材中の言葉に共感
…わ、私もですーーー!!!
今日は思わず、心の中で叫んでしまう出来事があった。
とあるインタビュー取材中、私の耳から心にタイムラグなく一直線に飛び込んできたこの言葉。
「基本的に『この会社に入りたい』と思える会社の仕事を受けるようにしてるんです」
…お、おおおーーー!!!
インタビュイーのAさんは、企業の広報・採用を業務委託で行っている。広報や採用は企業にとって将来に直結する大切な部分なのに、地方企業や中小企業が専任人材を置くことはまだまだ一般的でなく、外部人材に頼っているケースも少なくない。それすらやれない会社だって山ほどある。
広報や採用に課題感をもっているそこそこの企業なら、優れた外部広報人材を頼らないはずはない。しかもAさんは、外部からサポートしながらその企業にナレッジやスキームを手渡していくのだという。契約期間が終わっても自社でやっていけるようになるのは、企業にとってもメリットは大きい。
広報・採用分野で叩き上げで実績を積んだAさんは、評判が評判を呼び依頼が増えた。顧客数が増えることで一つの企業に対する密度が薄まることを危惧してするようになったのをきっかけに、一定期間様子をみながら「この会社に入りたいと思えるか」を一つの判断軸に受託先を選定しているのだという。
実はある。私なりの判断軸
フリーランスで企画編集・ライティングを行う身として、私の中でだんだんと強く明らかになってきた思いがある。
仕事をお受けする際、もちろん報酬金額も大事だし捌ける範囲で仕事は多い方がうれしい。でも、
「トップの思いに共感できるか」
「プロセスに違和感がなく、自分も一緒にやりたいと思えるか」
私の場合この2点が満たされると、仕事のワクワク感がぐんと高まるのだ。なんならこの会社に完全コミットしてしまいたい、と思う瞬間もある。
仕事は「作品」。自分の名前が表に出ても出なくても、大小どんな仕事でも一つひとつが自分の「作品」だ。その時の全力が詰まっているし、それによって誰かが喜び楽しむものであってほしいと願い、世に送り出す。
組織に属さないフリーランスという道を選んだからこそ、自分自身のブランディングのために判断軸は必要だ。何を選んで何を捨てるか。それは「片付け」にも似ている。
「入りたいと思える会社と仕事をする」
仕事を選ぶ判断軸であると同時に、「入りたいと思える会社と仕事ができる人材になる」を目標として掲げようと思う。
新年早々、絶妙なタイミングで私の心を真っ直ぐに射抜かれてしまった。
仕事を受ける時の判断軸、みなさんも持っていますか?
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