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16+『悪との距離』(2019)      きっと映画が見たくなる~ゆらり~   高い完成度★5つ

こんにちは~
「あ~よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
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大好きな映画の感想を
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素敵なところを紹介しています

映画好きの皆さまと繋がっていけることを楽しみに
大好きな映画の感想をボチボチとアップしていきたいと

今回の作品

現在、世の中が抱える大きな社会問題、その打開策とも言えるこの作品
重過ぎて誰も見ないふりをして蓋をしていた現状を、今までの視点とは違う切り口で解決策を見出す描写が一筋の光を見るように安堵すら感じる。



それでは
作品紹介
いってみよ~う^^

「超オススメ」  
「社会派ドラマ」 


物語  ★★★★★ 
キャスト★★★★★ 
映像  ★★★★★ 
音楽  ★★★★☆


監督  リン・ジュンヤン


キャスト

引用元:https://f4.tv/aku/cast.html
引用元:https://f4.tv/aku/cast.html
引用元:https://f4.tv/aku/cast.html

         李大芝(リーダージー)チェン・ユー

引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html
引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

あらすじ

2年前、ある映画館で起きた無差別殺人事件。
そのとき息子を失った報道局の副局長・宋喬安(ソン・チャオアン)は、 一層仕事に打ち込む日々を送っていた。ある日、宋喬安は新人アルバイトの李大芝(リー・ダージー)の適性を見抜き、 編成業務を任せる。しかし彼女は、息子を殺した殺人犯・李暁明(リー・シャオミン)の妹だった。一方、李暁明の弁護士・ 王赦(ワン・シャー)は、稀代の悪人の味方だと世間から批判を浴びながらも、揺るぎない信念で職務に奔走する。 王赦の粘り強い働きかけにより、これまで黙して語らなかった李暁明が心を開きかけたとき事態は急変し…。

引用元:https://f4.tv/aku/index.html

感想

※鑑賞前の注意事項※

まず初めにこの作品を観る際は
時間を確保してからの鑑賞をオススメします(≧▽≦)
さもないと、翌日の体調に影響が出ること必至です^^
要は途中でやめられない状況になる事が予想されるからです。


また翌日出かける予定がある時もオススメ出来ません。
鼻水ティシュの山が予測されますから
顔の状態が不安定な状況も予想されます。(^▽^;)


前々から、こんな作品を見るたびに、私は自問自答するのです。
『罪を憎んで人を憎まず』これは理想論か?否か?


私の中では当事者にならなければ言ってはいけない
いや意見する事すらしてはいけない空気感が常にまとわり付き
答えを導き出すことすら出来ないでいたのです。



「殺人を犯したのだから死刑は当然」と劇中でもありましたが
それも私個人の意見ではやはり賛成しかねるのであります。
無期懲役で罪を償うことが最良ではないかという持論です。
人が人を裁くことに違和感を感じるのです。



そういった点で作品の中ではあまり触れませんでしたが


『急激に変化しつづける現在』
に対する考え方を柔軟な視点でとらえる見方。
とでもいいますか・・・


会社で例えるならば『再発防止に、解決策』
とでも言えば分かりやすいかとおもいますが
こういった事件を防ぐ為の具体的な対策と起こってしまった時の対応策。
そういった内容の作品でありました。


誰もがこんな状況に「陥ってしまうかもしれない可能性」がある世の中に
私は関係ないと言える人はいないのではないでしょうか。


「加害者は罪の意識(自覚)がない状態の自分の行為に自分を見失い」

https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

「加害者家族は犯罪者の家族であることで自分を責め」

https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

「遺族は家族を失った事を自分のせいだと責める」

引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

それぞれに行き場のない感情の中で闇の中をさまよい続ける
『被害者も加害者であり、加害者も被害者』
そんな状況がありありと映し出される内容に
誰もが関係者である現在社会大きな問題提起作品でもありました。


今、ネットによる誹謗中傷問題が大きく問題視されているわけですが
みんな行き場のない感情をぶつけているかのように見えるのです。
常に時間に追われる日常生活に圧迫され、余裕のない毎日のようです。


ですが、
それは個人の問題のように見えて実は違うのではないかと思うのです。
個々で解決できる範囲を超えている現状は、社会の大きな助けが必要で
社会の仕組みの立て直しは必須であると思うからです。


そんな安心できる仕組みの上でなら
人は他人を思いやる気持ち(余裕)がきっと生れてくるはずです。

最後


加害者 も 
加害者家族 も 
被害者 も 
被害者家族 も
和解を求めて 許しを請う為
先の見えない地獄の様な毎日を送るりながら
向き合っていく姿にエールを送りたくなりました。

全ては『自分を赦す為』『自分を癒すため』誰でもない自分のために…
こんな形でお互いが寄り添える奇跡の様な日が来ることがあるなんて
感動以外ありません。
そして、関係者全ての人の勇気に拍手を送りたくなることでしょう。


同じような『命』について考える作品

           『私たちの幸せな時間』

          『罪と罰WOWOWドラマ』

映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓

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2020’09’01

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