134「小さいおうち」タキの人生誰のため?映画鑑賞する前に・ちょっと立ち読み
劇場公開日:2014年1月25日
こんにちは~
「あ~よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
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貴方との繋がりをもてた
「映画という素晴らしいものに」感謝します
「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています
私の栄養補給は‟映画”から
といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんでもらえたら
とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね~
では、いきますよ!!
それでは
作品紹介
いってみよ~う!!
「時代」
「ラブストーリー」
物語 ★★★★☆彡
キャスト★★★★☆
切なさ ★★★★☆
泣ける ★★★☆☆
監督 山田洋次
キャスト
タキ (倍賞千恵子)
健史 (妻夫木聡)
『ジャッジ』『来る』
若き日のタキ(黒木華) 妻時子 (松たか子)
『来る』
主人である雅樹(片岡孝太郎)
妻 時子 (松たか子)
『来る』
板倉 (吉岡秀隆)
あらすじ
第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリー。
感想
舞台は昭和10年から終戦直後の日本東京
山形の田舎から女中奉公に東京へ来たタキ。女中奉公は女性の立派な職業であった時代である
当時モダンでおしゃれな赤い三角屋根の家に住むことに…タキは女中の仕事で家族のお世話をするうちに、誰にも言えないある秘密を知ってしまうことになる・・・
そして場面は現代の平成となり二つの時代が交差しながら話は進んでいく
おばあちゃんと呼ばれる年齢になり年老いたタキが自叙伝を綴ることをキッカケに「心に封じ込めていた昔の思いを」親戚の健史に打ち明けるように、少しずつ吐き出していくのです。
関係のない立場の人間に聞いてもらう事で心の重荷を軽くしたかったのでしょう。
以前、自分の祖母が女中奉公していた事を母から聞いた事がありますが、想像すら出来ずに「ふぅ~ん」と聞き流して聞いていた事があります。多分こんな感じの生活をしていたんだろうな~とぼんやり考えてしまいました。
女中という仕事は大変だろうと推測しますね。なぜなら生活そのもの丸一日が仕事のようで、一日中気が抜けない、私には無理!!と断言してしまいたくなる仕事だと。
そんな当時の女中像を、黒木華はリアルに見事に演じていて感心させられてしまうのです。女中という立場の物言いや、立ち振る舞い、考え方、どれをとっても当時を容易に思い描くことができるのです。ベテラン俳優の中、埋もれることなくタキを演じ切っていたことに一目置いてしまうほどでした。
そして時子とタキの2人の関係が細部まで見事に感じられる描写に非常~~に満足することができましたね。実際にこんな家あったはず!と思えるから、役者さんはすごいな~とおもうわけです。これは映画を観るたびにおもうことなのですがね。
最後
泣きながら「タキおばあちゃん」が言うのです『私長く生き過ぎたのよ』???この言葉にどれだけ思いがあったのか後になってその理由が明らかになる展開に。
『あ~秘密はこれだったのね~』秘密の秘密 二重の隠し事だったとわかり
タキの辛く長い人生を想像せずにはいられなくなるのです。自分の秘密を隠す訳でなく、他人の秘密を墓場まで…
「タキの秘密」それは、彼女の秘密ではない事が彼女の人生を大きく他人のモノにしてしまうのでした。誰にも知られたくない他人の秘密を、自分が門番の様に鍵を持って守ってきた秘密。そんな人生を生きてきたタキ。
辛かったね、自分の人生を生きてこれなかったわけだ~。と胸が締め付けられる思いがするのです。
最後に言葉の意味が紐解かれることで、やっとタキの生涯が閉じられたのかと思うと同時に、私も肩の力を抜いて、胸をなでおろすのでした。
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
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