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142『12モンキーズ』「空気がうまい」ブラピは貴方を2度だます!騙されずにみられるか? 映画鑑賞する前に・ちょっと立ち読み

 

劇場公開日 1996年6月29日

https://eiga.com/movie/47142/gallery/

強烈なインパクトを残したこの作品20年以上たった今も鮮明に覚えている。記憶に残る謎のSFサスペンス。


「未来世紀ブラジル」の鬼才テリー・ギリアムがブルース・ウィリス主演で描いたSFサスペンス。謎のウィルスによって人類のほとんどが死滅した近未来

映画comより

こんにちは~
映画大好きのゆらりです。
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私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」そんな思いでブログを綴っています


氣になった作品をみて元氣になってもらえたらそれだけでHappy~




それでは
作品紹介
いってみよ~う^^

「SFサスペンス」



監督  テリー・ギリアム



物語   ★★★★★ 
キャスト ★★★★★ 
映像   ★★★★☆



キャスト




ジェームズ・コール(ブルース・ウィリス)
『シックスセンス』『ミスターガラス』 
アンブレイカブル』『スプリット

ジェフリー・ゴインズ(ブラット・ピット)
オーシャンズ13』 『マリアンヌ

キャスリン・ライリー(マデリーン・ストー)


あらすじ


謎のウィルスによって人類のほとんどが死滅した近未来。生き残った人々は汚染された地上を捨て、地下での生活を余儀なくされていた。科学者たちは1996年にウイルスをばら撒いたとされる集団「12モンキーズ」について探るため、服役中の囚人ジェームズ・コールを過去の世界へと送り込む。誤って1990年にたどり着いたコールは不審な言動から逮捕され、精神科医キャサリンの立ち会いのもと精神病院に収容される。

映画comより




1996年に発生した謎のウイルスにより人類はほぼ死滅状態に死を逃れた人間はごくわずか 暗い地下で生き延びていた。

2035年原因を探るため科学者は一人の囚人ジェームズ(ブルース・ウィリス)を過去へ送り込む(いわゆるタイムスリップですかね)キーワードは、たった1つ『12モンキーズ』だけだった。


感想




時空を越えたストーリーですが複雑過ぎす分かりやすい。だが伏線が随所にあり、頭の中はコードを繋ぐ作業でフル回転してくるはずです。ブルースウィルスとブラピの共演にもかなり興味をそそられるもので、なかなか見応えがありました。

時代はかなり前の作品ですが、私の中では、未だに記憶に残る評価できるSF作品ものの一つです。



ジェームスの「空気がうまい」何度も言うこの言葉に 自分が観ている現状"密室の映画館という空間にいる"ことがリンクされリアリティーが増してくるわけです。


そしてブラット・ピットの名演技に思わず釘付け、勘違いさせられていることすら氣が付かない。本当に名演技だった。「変な奴」の領域をはるかに越えた。「きちがい」そんな人間を見事に演じている。どこまでが本心でどこからが?はたまた全部噓


そして、改めて見返して分かった事実があったことに納得するのです。あ~~これは映画だという事。エンタテインメントであった事。それを忘れていた自分に苦笑する。そう既に騙されていた自分。見事に罠にハマってしまっていた自分。

幼きジェームズの見た事実。それは既に記憶が捏造されていた。記憶は既にあったことではなく、自分視点のいいとこどりの見方をする。見落としていた真実が明らかになった時。全ての点が線に繋がる。


サブリミナル効果とは程遠い効果ではあるが、あのワンシーンが、人間の思い込み『自分の思い込み』が作品を面白くさせていた事実。後の祭りである(笑)

12モンキーズの正体が明らかになっていく展開のなか、解決に向かっていく安堵感とは全く別の『府に落ちない何か』『増幅してくる』ジェームズ。


ジェームズが生きていた『現在』の記憶では地球は既に滅びつつある。その危機を回避する為のミッションなのに、12モンキーズはあまりにも陳腐過ぎる。違い過ぎる『過去』の事態。


キャスリンの電話の内容を覚えているジェームズ。知るはずのない事実を知っているジェームズ。『未来と過去が見事に合致する事象』その全てが12モンキーズを疑問視し始めるきっかけになる。




人類滅亡の危機は回避出来るのか?時空のループは紐解かれるのか?SF作品ではありがちな内容なのですが「う~ん面白い」と思わせる何かがある不思議な作品です。

最後


伏線は必ずしも気づくものでもないのだが、妙に納得出来ないストーリーに
あらためて再確認したくなる作品でしたね。


やはり騙されてしまったか~!!( ̄▽ ̄)・・・それは作品を十分楽しめた事の満足感からでしょうか、騙されてしまった自分がちょっと嬉しくなる、そんな作品でした。


最後 『記憶の謎は解き明かされる』
消化不良を起こしやすい作品ですが(笑)
今観てもかなり楽しめるそんな作品です。



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓

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ゆらり
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