テレビのワイプ画面が気になってしょうがない話。
ずっと気になっていたことではあったのだが、いざ口に出したり文章に起こしたりしたことが無かったテーマだ。
シンプルに「テレビのワイプ画面が気になってしょうがない」という話。
ポジティブな意味での「気になってしょうがない」ではなく、言葉を選ばずに言うと、ワイプ画面が邪魔であると感じている。
特にバラエティ番組や歌番組で感じることが多い。
そもそもワイプとは、テレビ画面の一角に小窓で別の映像を重ねて表示する手法のことを指すらしい。編集済のVTRを大きい画面で流す一方、スタジオメンバーがワイプ画面に抜かれる、という構図が多いと思う。
ワイプ画面が気になってしょうがない、という真意は、ワイプ画面に映る芸能人の反応(表情やしぐさ)が気になってしょうがない、という意味を多く含んでいる。共感してくれる方は少ないかもしれないが、例えば、いきなりワイプ画面に抜かれた出演者が、気を抜いていた表情からガラリと変わり、大きく頷いたり、大きめのリアクションをとることが気になるのだ。
特に歌番組だと、ワイプ画面に抜かれた出演者が、VTRの歌に合わせて口ずさむ場面を見受けるが、歌詞があまりわかっていないんだろうな~というのがバレバレな時があるため、見ているこっちが恥ずかしくなってくる。(俗に言う「共感性羞恥」なのかはわからない。)
「そんなに無理しなくても良いのに、、」と。
ニュース番組の中継で、ワイプ画面が映るのは理解できる。
そこには、リアルな「人」と「人」とのコミュニケーションが存在しているからだ。
一方の画面がリアルでなければ、ワイプ画面は不要ではないかと感じるのだ。
テレビ画面全体に対して、ワイプ画面の占める割合は圧倒的に少ないにも関わらず、その小さな小窓に映されている情報の方が圧倒的に気になってしまう。無意識だが、リアルの方が気になってしまうのかもしれない。
現代のテレビには当たり前にワイプ画面が表示されているが、それを編集するだけでも、非常に緻密なお仕事で大変だろうな~と、無知な私からしても思う。
作業コストを減らした方が、ウィンウィンではないだろうか。
在宅勤務の傍ら、垂れ流しにしているお昼の番組を横目に、ワイプ画面が気になってしまう私であった。
おわり
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