『僕と私の殺人日記』 その12
※ホラー系です。
※欝・死などの表現が含まれます。
以上が大丈夫な方だけ閲読ください。
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ユウくんは靴を脱いで、土間を上がり、台所のとなりにある板の間でお茶を飲んでいた。 おばあさんが出してくれたものだ。緑茶だったので、わたしには苦くてあまり飲みたくなかった。
おばあさんは晩ごはんの支度をしている。ユウくんは暇なのかそれをじっと眺めていた。 ナイフはポケットの中に入っている。入れ替わった時、とっさにユウくんが隠してくれたのだ。