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ゆぺし | 小説家、諦めました
2023年7月14日 08:23
※ジャンル別不能の不思議な物語です。少し暗め。※一人称と神視点が交互に切り替わります。以上が大丈夫な方だけ閲読ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーハルの計画はゆっくりとではあるが着実に浸透するものだった。知らず知らずのうちに人類の遺伝子は第三世代に変化していく。ハルの死後も三重螺旋のDNAは次世代に引き継がれ、第三世代の子孫を増やしていくのだ。いかに物事を滞りな
2023年7月7日 08:47
※ジャンル別不能の不思議な物語です。少し暗め。※一人称と神視点が交互に切り替わります。以上が大丈夫な方だけ閲読ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「あった。やはりここに落ちていたのね」拾ったのは熊との格闘で負けを悟った時、落とした注射器だった。「この場所に落としたところを記憶していたの。まだあってよかったわ」今度はハルが宮野の首筋に注射器を当てる。ゆがんだ顔
2023年7月3日 09:58
※ジャンル別不能の不思議な物語です。少し暗め。※一人称と神視点が交互に切り替わります。以上が大丈夫な方だけ閲読ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー自宅の入り口まで来ると、郵便受けに封筒が入っていた。すぐ目に入るよう封筒の半分がはみ出ている。まるで絶対に気付いてほしいのだと主張しているようだった。封筒を取り出し、家に入る。二階に上がって自室に入ると先程の封筒を見た
2023年6月4日 07:19
※ジャンル別不能の不思議な物語です。少し暗め。※一人称と神視点が交互に切り替わります。以上が大丈夫な方だけ閲読ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第三章1○ 小さな宇宙ハルの視界が見えるようになって、しばらく経った。その頃になると私は、随分、外の状況に詳しくなっていた。色も動物も天候も理解できるようになった。だけど、いまだに ハルの姿だけがわからない
2023年6月3日 07:18
※ジャンル別不能の不思議な物語です。少し暗め。※一人称と神視点が交互に切り替わります。以上が大丈夫な方だけ閲読ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「そうだね。君の考えは正しいと思うよ、でも、こうは考えられないかな。これはあくまでボクの仮説だけど、無を満たしているものが質量やエネルギーのない、全く別のものだったとしたら。説明ができると思うんだ」「意味がわからない」