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川下り型キャリアを実践する女の話

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大企業正社員、専業主婦、パート主婦、海外インターン、海外中小企業の管理職、フリーランスと、様々なポジションで、編集、企画、事業推進、秘書、マーケ、ライターと様々な職種を経験した自…
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#インターン

爆発した欲、取り戻した自己肯定感

「サンフランシスコ インターン」で検索ヒットした記事を読むと、どうやらbtraxという会社で日本人がインターンしているようだ。次は「btrax」で検索。開いたウェブサイトで最初に目に飛び込んできたのは”Cross-cultural Marketing”という言葉だった。 衝撃を受けた。私が卒業した学部の英語名は当時”Cross-cultural Studies”。そして私はマーケティングがしたい。自分にはまるキーワードが並んでいる。さらに進むとその会社は日本語のオウンドメデ

内なる「世間の常識」に気づいた日

こうして私は「正社員か、インターンか」の選択を迫られた。 インターンは無給である。期間は3か月間。インターン終了後に正社員に採用される確証はどこにもない。つまり、3か月間のインターン終了後、また就職活動をしなければならない可能性があった。 常識的に考えたら選ぶべきは東京での正社員だった。すぐにお金をもらえるし、やりがいも得られそうだ。それにそこで働いている社員の人たちがとても魅力的だった。これまでの社会人経験から「誰と働くか」が重要だと思ってきた私にとって、このポイントは