人の魂に刻まれる愛語を使おう!
今日は言霊の持つ力の大きさや、愛語の魅力についてお話したいと思います。
言葉の力はすごい!
私の大好きな先生に、ほめ育の原邦夫先生がいるのですが、この先生は次の2点を仰っています。
①人は、褒められる為に生まれてきた。
②お互い褒め合うために存在する
この言葉を聞いた時、私の中で衝撃が大きかったです。
幼児教育を学んだ私でも、ほとんど忘れていたからです。
そして、原先生の「ミッションを生きませんか?」とい言葉に強く惹かれました。
原先生は、ほめ育を地球人の教育メソッドにしたいとまで仰っています。
人を褒めるって大事です。
それは、人の良い所を見つけてく能力にもなります。
そして、これを続けていくと、人間関係の悩みがなくなっていくのです。
そして、あるメルマガでとても良い事が書いてあったので、是非シェアしていきたいと思います。
愛語は人の魂に刻み込まれる
福厳寺住職 大愚元勝氏の心に響く言葉より
こんな言葉を抜粋します。
「本人のいない所で人を褒めると、相手の魂レベルで人を喜ばせることが出来る」
相手を引き寄せる(人に動いてもらう)には、自分が魅力的な存在になることが重要です。
曹洞宗の開祖 道元禅師は、「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」の中で、「相手を引き寄せる4つの智慧」について書き残しています。
4つの智慧とは、「布施」「愛語」「利行」「同事」です。
では、それぞれについて解説してみます。
●布施…独り占めしないで、他の人に自分の財力、能力、労力を惜しみなく分け与えること。
●愛語…優しい言葉、慈愛に満ちた言葉、愛情のこもった言葉をかけること
●利行(りぎょう)…見返りを求めないで、他の人の利益の為に尽力すること
●同事(どうじ)…自分を捨てて、相手と同じ心・境遇になること。
相手が喜んだら同じように喜び、誰かが悲しんだら同じように悲しむ事
この「四摂法」の4つの智慧は、いづれも、よりよい「仲間作り」の秘訣を説いたものです。
そして4つの中で、特に愛語の実践が、人間関係を良い方向に変えるという事なのです。
赤ちゃんを思う母親のように、慈しみを持って接しなさいという事ですが、なんと使用方法まで具体的に示してあります。
それが、「その場にいない人を褒める」という事です。
「本人のいない所で、人を褒める」ことです。
まとめ
これは実生活に使うとかなり有効です。
部下の育成や、子育てにも生かせるように思います。
人は、実際にやって見せて褒めてあげないと動かないからです。
命令や強制だけでは、限界があるし、心に不満が生じやすくなります。
私はこの大愚元勝氏の言葉を見て、原先生の言っておられたことと一緒だなと感じました。
愛語は人の心を動かします。
そして、その人との関係も良くなり、自分の徳を積めるのです。
そして、大事なのはその人がいない所でも、存在価値を認めて褒めてあげる事。
そうすることで、相手の魂にまで届けることが出来ます。
すると逆のことも言えます。
見えない所で誰かをけなすと、それも潜在意識の中に刻まれて、相手に届いてしまうという事です。
思うのはある程度仕方ないですが、人の悪口は言わない様にした方がいいですね。
愛語を沢山使って、人間関係をよりよくしていきましょう。
愛語を使うのは、自分を強運にする一つの方法です。