「感謝と祈り」第843話
《頭に来ても無礼者と闘わない》
■「怒ったら、自分の負け」と心得る
人を馬鹿にしたり、無礼な態度や嫌味な言い方をする人には、誰しも怒りが爆発しそうになるものです。
自尊心も傷つけられ、文句の一つも言いたくなるでしょう。
そして大声をあげたり、時には喧嘩になってしまう事もありそうです。
でも、そんな時も、怒ったら負けだと
枡野俊明(しゅんみょう)氏は言います。
相手と同じ土俵に立っても、相手は自分が間違っている事を言っている自覚がないので、言い返しても疲れるだけなのです。
🍀そんな無礼な人とは距離を置き、「受け流す」ことが賢明だと言います。
それに、案外相手の言うことが正しい場合もあります。
自分の弱みを突かれると、ムキになって言い返しそうになるものですが、そんな時も「怒ったら負け」と切り替えて、相手の言うことを少しだけ受け入れて、反省材料にすればいいのです。
でも、全部飲み込んで、我慢しろという事とは少し違います。
「アンガーマネジメント」という1970年代にアメリカで始まった心理トレーニングの方法を皆さんも聞いた事があると思います。
これは、怒らないことではなく「怒りをコントロールすること」であり、「怒りと上手につき合うこと」なのです。
それはたとえば、「衝動をコントロール」すること。
衝動をコントロールするとは、「最初の6秒をやりすごす」ことが大事だと言われています。
非礼な人に怒りが沸きそうになったら、まずは深呼吸して、少し間を置くことが衝動を抑えるのに効果的だと感じます。
難しい事ですが、怒りをコントロールする術を身につけていきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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