人の心に光を灯す生き方を目指そう!
おはようございます。
開運セラピストのゆーみんです。
昨日は母の友達が家に訪ねて来てくれました。
母と同じ80代で、かつて母と一緒の職場で働いていた人です。
現役の頃は髪もふさふさで、良い所の奥様というイメージでした。
今は80歳を超えても、介護が必要な高齢者の為に食事を作りに行く仕事をしています。
「生きていくためには働かなきゃいけないのよ」・・・・
彼女はそう笑って、自分が高齢者であるのも忘れて働いています。
一人息子さんの為に、少しでも貯金してあげたいという気持ちもあるのでしょう。
働けるだけ働き、仕事が休みの時だけ母の元を訪ねてくれます。
私は素直に、彼女の生き方は「すごいな‥」と思います。
犬の世話をしたり、息子さんの食事を用意したり、高齢者の食事を作りに行ったり・・・とても忙しそうです。
彼女の中で、人に何かをしてもらおうという意識はほとんどないのです。
人に与え続ける生き方をされている人だなぁと心から思いました。
人の心に光を灯す生き方
もう一つこんな話を聞きました。
あるところに若いOLがいて、彼女は高校生の時に父を失いました。
彼女の生まれた生家は代々農業で、母親も物心ついた時には亡くなっていました。
でも、お父さんが彼女をとてもかわいがってくれたので、寂しくなかったと言います。
彼女のお父さんは、働き者で、3ヘクタールの水田と2ヘクタールの畑を耕し、村の事にも尽くしたそうです。
行事があると共同作業には精を出し、何かあるといつもまとめ役に走り回るような人だっと言います。
そんな父親を彼女は尊敬し、温かな日常を送っていましたが、そんな彼女に突如不幸が襲いました。
彼女が高校生の時、トラクターで野良仕事に出掛けた父親が、居眠り運転のトレーラーと衝突してしまったのです。
そして、急いで父親の元に駆けつけた彼女に、苦しい息の中で父親がこう呟きました。
「これからはお前一人になる。すまんなぁ‥‥」
そして、こんな風にも言ったそうです。
🌈「いいか、これからは“お陰様、お陰様と心で唱えていきていけ”」
「おかげさまをお守りにして生きていきなさい」
それが父親の最期の言葉でした。
そして、彼女は父親からもらったお守りを大事にしていったのです。
親切にしてくれる村人に、彼女はいつも「おかげさま」と心の中で手を合わせました。
彼女のそんな姿に、村人はいつも優しかった。
その優しさが彼女を助け、いつも支えになったそうです。
父の最期の言葉が、この女性の心に光を灯し、その光が村人の心を照らして、更に照り返して彼女の生きる力となったのです。
何かを配達する自分になる
もう一つ、作家で詩人の高見順という人の晩年のお話をします。
高見さんは食道がんの手術を受け、病床に横たわっていました。
その時にふと外をみると、激しい風雨の中で少年が新聞配達している姿を見つけたのです。
その姿に心が激しく揺さぶられた高見氏は、一遍の詩を書いたそうです。
何かを俺も配達しているつもりで、今日まで生きてきたのだが、人々の心に何かを配達するのが俺の仕事なのだが、この少年のようにひたむきに、俺は何を配達しているだろうか?
ひたむきな新聞配達の少年の姿が、晩年の作家魂に光を灯したのです。
🌈人の心に光を灯す。
それは、自分の心に光を灯す事でもあるのですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
🍀おかげさまという謙虚な心が、人生の中で必ず自分を助けます。
同じく自分の心に光を灯すと、誰かの心に光を灯す事になり、必ず親切にされたり、誰かを励ますきっかけになります。
心に灯がついた経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
是非そのことを思い出し、自ら希望の光を灯す人になりたいですね。
人生の中で歌が上手かったり、演技が上手だと食べていけるけど、
「良い返事の人」は必ず食べていけると斎藤一人さんも仰っています。
良い返事なら真似できそうですね。
明るく返事をして、お陰様の心で毎日を楽しみましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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