マガジンのカバー画像

感謝と祈り🍀

898
少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
運営しているクリエイター

2024年10月の記事一覧

「感謝と祈り」第880話

今日は中谷彰宏氏の心に響く言葉をご紹介します。 皆さんは、人に誘われなかった時、自分は嫌われているとか、仲間外れにされたと落ち込む事はないでしょうか? しかし、こんな考え方があると中谷氏はいいます。 🍀《誘われなかったんじゃない。一人の時間をもらえたのだ。》 自分だけ誘われなかったのは、嫌われたからではありません。 誘われなかったことで、自分の時間をもらえたのです。 誘われていたら、今日したかったことが、できなくなります。 せっかく誘われなかった時間を、感謝して

「感謝と祈り」第879話

『感情的にならない本 不機嫌な人は幼稚に見える』PHP文庫 この本書の中に「森田療法」のことが書いてありました。 『神経症の治療法として世界中に広まっている森田療法には、「感情の法則」と呼ばれる考え方があります。 その中に一つだけ、ものすごくシンプルなものがあります。 🍀「感情は放っておけばだんだん収まってくる」という法則です。🍀 その時はカッとなって、人生は終わったかのような不快な気持ちに苛まれますが、感情というのは放っておけばそのうち静まってくると言うことを是非

「感謝と祈り」第878話

今日は吉田松蔭の言葉をご紹介します。 職業に貴賤はないという意味で、とても重要な言葉だと思います。 🍀 「自分は学者だが、ただ本を読んだり、詩をつくったりするだけではない。 学んだことを世のため人のために役立てるのが職分だ。 また、武士でありたいと思っているが、それはすぐに刀を抜いて人を斬りつけるような粗暴な行いをしたいからではない。 国のために命を惜しまず行動することが本分だ」と。 自分の職業を通して、世の中の役に立つ生き方をする事が自分のアイデンティティ(自己

「感謝と祈り」第877話

どうすれば人に力を貸してもらえるようになるのでしょう。 皆さんはどのように考えますか? 結論から言うと、ケーリン氏によると、協力者が多い人とは「ブリッジの視点」があるからだと言います。 🍀ここでいう「ブリッジ」とは、つなぐという意味です。 Bridgeの頭文字「B」を使い、その視点のことを「B視点」、 その視点を持った“橋渡し役”を「Bポジション(Bポジ)」と呼んでいます。 うまくいく具体的な方法とは… ◆人と人をつなぐ。人とモノとをつなぐ。 ◆人や組織の価値を言

「感謝と祈り」第876話

藤原正彦氏は、日本の子供の読書量の少なさを指摘し、「自ら本に手を伸ばす子供を育てる」をテーマに、文化審議会国語文化会で答申を出したそうです。 若者の読書離れが進み、近年では本屋さんの数もものすごく減っているのは、皆さんも良くご存知ですよね。 また藤原氏は「スマホと読書 」についてこう語っています。 『スマホの使用時間を調べると、中学生で平均一日二時間。 平均ですから当然、三時間、四時間、五時間を費やしている生徒もいる。 その間、奪われているのが「本を読む時間」なのだ

「感謝と祈り」第875話

一橋大学名誉教授、野口悠紀雄氏は、シニアにとって勉強の妨げになりうるのは、記憶力よりも好奇心の低下だと言います。 好奇心こそ、さまざまな知的作業の源泉なのです。 そして、好奇心は勉強の最大の原動力です。 知識が増えると、好奇心が高まり、さらに勉強したくなります。 「知りたい」という欲求は、人間の本能なのかもしれません。 仕事をリタイアした後に、テレビばかり見て過ごす毎日を送っていたら、知的好奇心は益々低下してしまう事でしょう。 だから、私たちは年齢を重ねても、好奇

「感謝と祈り」第874話

🍀「幸せ」に関する法則 小林正観さんは、こんなふうに仰っています。 ●させてくださって、ありがとう ●たくさん感謝出来る人が恵まれた人 何かをしてもらって「ありがとう」を言うのは、「ありがとう」のすごさの半分くらいしか使っていないといいます。 「ありがとう」は、してもらったときだけでなく、こちらがしてあげたとき、させていただいたいたときにも使えるのです。 🌸「させてくださって、ありがとう」。 そして、自分が豊かな才能に恵まれていない、人より優れたものを与えられてい

「感謝と祈り」第873話

世の中には、メンターになる人と老害になる人がいます。 しかし、どんなに社会的に実績を積み、メンターと呼ばれる人になっても、普段の態度に気をつけて過ごさないと、老害になってしまう危険性があります。 そして老害になる人は、何も年配者や老人に限りません。 若い大学生が、釈場でバイトリーダーとなり、退職した年配の人を部下に持った時、酷い言葉で叱責したり、汚い言葉を使ったりした場合でも、この大学生は老害となります。 🍀老害は「相手への敬意が失われた時に発生する」という特徴があり

「感謝と祈り」第872話

城野宏氏は、「人と人の関係が人生であり、そして仕事でもある」という。 『つまり、「人間関係」は生きていくための根本だということ。 そして、「人間関係」こそが、活動の根源である。 活動とは実際に行動し、人に会いに行くことが大切だといいます。 そして、人に沢山会い、人の話をよく聞きくことで、有益な情報を得る事ができ、人との関係を良くしながら、人を変えていく事も出来るようになるそうです。 🍀城野氏は、人間関係の基本は、人の話を聞くことだと言いました。 本当にそうだなぁと

「感謝と祈り」第871話

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、筋肉を動かすための神経が麻痺し、手足が痺れるなどして体が徐々に動かなくなる病気です。 毎年十万人に一人が発病するといわれていますが、原因も治療法も不明の難病とされています。 そして、早い段階で呼吸器に障害が出て、人工呼吸器をつける手術をし、誤飲を防ぐ為、胃に穴を開けてチューブで栄養素を送る手術もされたという、学習院大学名誉教授の篠沢秀夫氏。 寝たきりで、声を出せないという教授にとって、さぞかし辛い毎日を送っていらっしゃるのではと想像します

「感謝と祈り」第870話

フィリピン・ルバング島のジャングルで、太平洋戦争終了後も29年間潜伏し、生還した元陸軍少尉の小野田寛郎さん。 小野田さんはなぜ29年もの間、孤独に耐えることができたのか.…その秘訣を紐解く小野田さんの言葉が印象的でした。 ルバング島にいた間、小野田さんは2回しか発熱しなかったそうです。 しかもその発熱は、仲間の介護疲れで熱を少し出しただけだったそうです。 ジャングルの中では、医者も薬もありませんから、絶対に健康でないと生き延びる事が出来ないのです。 そして、頭をよく

「感謝と祈り」第869話

皆さんは、堂々と喋る講演家や、ビジネスパーソンは、「あの人は才能があるから可能なのだ」と思った事はないでしょうか? しかし、それは違います。 【誰よりも入念な準備】をしているからこそ、人の心を動かす話が出来るのだと矢野香氏はいいます。 「言葉で国民を鼓舞(こぶ)する政治家」といわれた元英国首相、ウィンストン・チャーチル。 しかし、世界を魅了するような政治家でも事前の入念な準備があってこその結果なのです。 「世界のCEOが選ぶもっとも尊敬するリーダー」(2013年PwC

「感謝と祈り」第868話

今から二千年近く前、ローマ帝政期を生きたエピクテトスという哲学者がいました。 彼は若い頃、奴隷だったそうですが、後に解放されるとストア派の哲学を学び、ギリシャに移り学校を開いたのです。 🍀エピクテトスの哲学の核心は、自分の意志で自由になる範囲とならない範囲を厳密に認識するところにありました。 つまり、自分の自由になる範囲は、徹底的に努力をし、自分の範疇の及ばないもの(例えば自然災害とか、天変地異とか)に対しては、潔く諦めて考えないという事です。 その教えは、どのような

「感謝と祈り」第867話

アメリカの大富豪であり、世界の鉄鋼王と呼ばれたカーネギー。 彼はある日新聞記者から、未来の若者に向けて、成功できる秘訣を教えて欲しいと言われ、このように答えました。 簡潔に言うと、第一は、「貧乏人の子供に生まれる事。」と答えました。 第二は、「どんな仕事でもいいから、その仕事の第一人者になれるよう意識する事」と答えたそうです。 何故、成功の鍵が貧乏の家に生まれる事なのか、腑に落ちない方も沢山いると思います。 しかし、彼は貧乏な境遇に生まれたからこそ、両親の苦労する姿