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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2024年4月の記事一覧

「感謝と祈り」第696話

人生というのは、「最悪」という体験をすることによって、今度は良い方に向かう絶好のタイミング(チャンス)なのだと偉人は教えてくれます。 「カンパニーぜよー!」と意気込んで、ようやく手に入れた船で初船出を果たしたと思ったら、天下の徳川御三家の船と衝突して、船が沈んでしまう体験をした坂本龍馬。 しかし、坂本龍馬はその事件で億を超えるお金を手にする流れを作りました。 作家を目指すも本を出してくれる出版社はなくて、自費で作ったものの全く売れなかった文豪、宮沢賢治。 作家を目指す

「感謝と祈り」第695話

人生の後半生で必要な事は、ギアチェンジすることだと齋藤孝氏は言います。 還暦を迎えて、定年になってしまったら、それまでの生き方とまるで立場が逆転してしまうからです。 それまではがむしゃらに働き、上司として部下を持ち、華々しい経歴を持った人でも、いつかはその役職から離れる日が来るのです。 例え、雇用を継続したとしても、それまでの給与よりも減額されてしまうし、役職を離れれば、その人に対する評価も変わってしまうからです。 立場が今までと変わると、急に自信を失ったり、やる気が

「感謝と祈り」第694話

人の人生というのは、すべてが「縁起」によって作られています。 縁起というのは、自分以外の因果関係、(人、事、物、現象、神、仏)で組み立てられているがゆえに、自分の思いどおりに自分の人生がつくれると思っている人間は、必ず苦悩するとお釈迦様は仰いました。 実は、自分の思いによって自分の人生をつくっているということは、まったくないのだそうです。 だから、ちょっとでも自分の意思によって自分の人生が成り立っている、成り立たせることができると考えている者は、必ず苦悩する事になると言

「感謝と祈り」第693話

ロックフェラーといえば金持ちの代名詞になっている大富豪だが、彼にはモットーがあったと言います。 それは、 「うんと稼ぎ、うんと貯め、うんと寄付せよ」 という言葉で表現されています。 これが彼の一生を貫いたモットーであったから、ロックフェラーは、月給が二十五円のころから月々キチンと貯金をし、それと同時に毎週二銭ずつ教会に寄付することを忘れませんでした。 彼は一生で五十億円(昭和八年の貨幣価値で)稼ぎ、そのうちの三十億円を寄付し、財産は二十億円ぐらいあったといわれています。

「感謝と祈り」第692話

「感情ヒューリスティック」いう言葉があります。 心理学者のポール・スロビックによって、2002年に提唱された理論です あまり聞き慣れない言葉ですが、「好き・嫌い」ですべての物事を決めてしまう心理状態をいうのだそうです。 つまり、合理性や論理的思考より、感情の方が優先するということのようです。 どんなに正しいことを言われたとしても、「嫌い」ならそれを受け入れられないからです。 部下や友人にアドバイスするときも同じで、その人が不機嫌なときにアドバイスしたら絶対に受け入れ

「感謝と祈り」第691話

一般的に運というものは、非科学的だと考える人もいるようです。 運をきちんと証明することはなかなか出来ません。 そして、確率的には、幸運や不運は、誰に対しても公平に降り注ぐはずです。 では、「運がいい人」「運が悪い人」に分かれるのはなぜでしょう? 最近は、「運」を科学的に研究する学者も出てきたと言います。 たとえば、イギリスのハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン博士は、「運のいい人」と「運の悪い人」を対象に調査を行なうことで、「運」の正体に迫っています。

「感謝と祈り」第690話

この世に雑用という仕事はない。 その事を物語る、渡辺和子氏のこんなエピソードがあります。 『渡辺和子さんがアメリカの修道会にいたときのことです。 食事の準備のために、食卓にお皿を配っていた渡辺和子さんに、あるシスターが寄ってきて訊ねたそうです。 「あなたは今、何を考えながらお皿を配っていますか?」 渡辺和子さんは戸惑いつつ、「いえ、何も考えていません」と答えました。 そのときシスターは、「あなたは時間を無駄にしています。なぜ、このお皿を使う人の幸せを祈りながら配らな

「感謝と祈り」第689話

精神科医の高橋幸枝氏は、秦野病院の創業者で、2020年に103歳でお亡くなりになりましたが、死ぬまで少し無理して生きる事が大事だと言います。 この方が100歳近くなって、不注意から大腿骨を骨折して入院した時、周りから言われたのは、「お大事に」とか、「頑張って下さい」という言葉ではなく、「無理をしないで」という言葉でした。 でも、高橋氏は、「無理をしないで」と言葉をかけられる事が、あまりお好きではなかったそうです。 なぜなら、ある程度無理をして、リハビリをしなければ、どん

「感謝と祈り」第688話

稲盛和夫氏が生前の講演でよく引用されたものに、ジェームズ・アレンの言葉があります。 それは次のような言葉です。 「人間の心は庭のようなものです。 (中略) もしあなたが自分の庭に美しい草花の種を 蒔かなかったなら、そこにはやがて雑草のみが生い茂ることになります。 すぐれた園芸家は庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育みつづけます。 同様に私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、そのあとに

「感謝と祈り」第687話

マザーテレサの笑顔について、渡辺和子先生は、なんという愛想の良い方だろうと思った事があったそうです。 マザーテレサは、渡辺先生より17最年上だったそうですが、来日した際、カメラマンが「マザーお願いします。」と言ってカメラを向けると、必ずそちらの方向に笑顔をされたと言います。 長い距離を移動し、長時間お話したり、たくさんの人に囲まれて、大層お疲れのはずなのに、求められれば必ず笑顔を向けられたのです。 後にその理由を、渡辺和子先生に、マザーテレサはこんな風に仰ったそうです。

「感謝と祈り」第686話

世の中が混乱や不安定な時代になってくると、良からぬ予言を言う人が増えてきます。 しかし、私たちは惑わされてはいけません。 人に恐怖を与えるような占いや予言をする人は、悪魔の手先だと斎藤一人さんは言います。 それは何故なのでしょうか? それは、悪しき占いや予言をする人は、自分の名誉やプライドのために、その予言が実現することを願うから、悪魔の手先になってしまうというのです。 「地震や津波がくる」とか「火山が爆発する」というような、恐怖を与えるようなできごとが起こって欲し

「感謝と祈り」第685話

五木寛之さんの言葉の中に、「千年の名言」として、今後も未来永劫に残るであろうという言葉は、何も古い格言だけではないという。 私たちの日常生活のなかで、日々、泡のように生まれ、消費され、消え去る言葉のなかにも、明日の千年を生きる名言があるはずだと言う。 それは今、まさに時の人である大谷翔平選手がWBCでの試合前に残した言葉なども、その一つではないでしょうか? それが、「今日一日は、彼ら(アメリカの名選手たち)を憧れるのはやめよう」という言葉です。 その言葉の背景には、東

「感謝と祈り」第684話

生きていく上で必要なものは、全て神様が私たちに与えて下さっていると小林正観さんは仰っています。 そして、「しあわせ」の本質は「為し合わせ」だと言います。 お互いにしてあげることが「幸せ」の本質だからです。 自分の力だけを頼りに生きていこうという人には、人は集まりません。 自分の力なんてたいしたことがない、と思っている人は、まわりに支えられて生きていることが分かっているので謙虚です。 謙虚であるということは、「感謝」するという事です。 感謝する人の元にはたくさんのよ

「感謝と祈り」第683話

《人を看(み)るには、ただ後(のち)の半截(はんせつ)を看よ》 (人生は、前半より後半に勝負をかけた方が良い。) これは、境野勝悟(かつのり)氏の言葉です。 人はとかく人生の前半に重きを置いて、前半が良ければ幸せだと思ってしまう。 良い学校に行き、出来るだけ人よりも良い企業に就職して、安定した報酬を得ることが幸せだと、前半に力を入れる人が多いのです。 でも、これとは全く逆の行動を示した人がおられました。 それがマザーテレサです。 マザーテレサは、「死を待つ人の家