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私達は、人間のできた人、尊敬に値するような人物は、喜怒哀楽などなく、どんなことが起きても感情をあらわにせず、悟りきっているような人だろう、とつい思ってしまいます。 しかし、喜怒哀楽がないということは、感情の起伏がないロボットと同じですね。 どんなに情報があり知識があろうと、まったく感情がない人を好きになる人はいないのではないでしょうか? 人間の究極の魅力は、喜怒哀楽にあると過去の賢人は教えてくれます。 その事について、こんなエピソードがあります。 蘇東坡(そとうば)
「運のいい人は他者を蹴落としてひとり勝ちしようとする人でなく、他者と共に生きていこうとする人です。 運を味方につけるには、日々の生活の中で、他者を思いやり、理解し、助け、利他の行動をとるのが大事、ということです。」 これは脳科学者の中野信子先生が仰った言葉です。 私はこの言葉を聞いてハッとしました。 この言葉もそうですが、人に何かをしてあげたら、「ありがとう」という気持ちが大事だと仰っていた事です。 何故人を助けたり、良いことをした人の方が、「ありがとう」というべき
私たちの悩みの中で最も多い悩みは、やはり人間関係のストレスではないでしょうか? このストレスが減るだけで、悩みの半分以上は解決するのかもしれません。 では、人間関係を良くするには一体どうしたら良いのでしょうか? それは、内藤誼人氏によると、ニコニコいつも笑って過ごす事なのだと教えてくれます。 アメリカの研究で、一度もクレームをつけられた事のない医者と、2回以上クレームをつけられた医者との違いを調べたら、クレームをつけられた事のない医者は、いつでも笑って、相手に良く話を
理学博士、加藤俊徳(としのり)氏によると、経験した分だけ私たちは誰でも頭が良くなるのだと言う。 私たちが何らかの活動をするときには、その活動に必要な機能をもつ複数の脳番地が情報伝達ネットワークを形成し、連携して働いています。 部屋を掃除するにしても、視覚的な脳番地、実際に物を捨てるという思考的な脳番地や活動的脳番地など、脳はそれぞれ色んな働きをします。 脳番地とその連携は、繰り返し使うことによって強化され、成長していきます。 毎日何時間も料理をしていれば料理に関する脳
「相手に花を持たせよう」 注目されたい、尊敬されたい、特別な存在に思われたいといった私たちのエゴは、しばしば他人を犠牲にしてしまうようだ。 人の話をさえぎったり、一刻も早く自分のことを話したいというエゴは、だれの心にもあると思います。 話に割り込んで自分の話題に変えるのは相手の喜びを奪うと同時に、相手とのあいだに距離をつくってしまいます。 では、そんな時に、こう考えてみたらどうでしょうか? こんど人の話を聞く機会があったら、自分のことを口にする癖がないかどうか意識し
年齢を重ねていくと、人の名前が覚えられなかったり(忘れたり)、ITなどの新しい技術についていけなかったりします。 でも、それで人生後半は下り坂かというと、そんな事はありません。 年齢を重ねていくと、経験という名の「深み」が出てくるからです。 イギリスの哲学者・数学者で「20世紀最高の知性」とも称されるバートランド・ラッセルは、有名な『幸福論』の中で、世の中に興味・関心を持ち続けることが幸福の道であると説いています。 確かにその通りで、例えば「○○に造詣が深い」「○○に
皆さんは、幸せを感じながら生き生きと生きるコツとは、一体どういう事だと思いますか? フランスの近代哲学に大きな影響を与えたアランの『幸福論』には、 「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」とあります。 楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる…という意志の力が重要だと言う。 そして、内科医の鎌田實先生の「幸福論」はもっとわかりやすいものです。 幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌すれば、人間は幸せな気持ちになり、反対に、セロトニンが足りなくなればうつうつ
自らチャンスを作り出すにはどうしたら良いか? それは、まず行動する事が大切です。 《もしチャンスが訪れないのなら、みずからチャンスを作り出せ。》(サミュエル・スマイルズ/イギリス) という有名な言葉があります。 「自分はチャンスに恵まれない、不幸な人間だ」と嘆いている人がいたとします。 でも、自分の運命を嘆くよりも、その前にやるべきことがあると思います。 それは「自分からチャンスを作り出す」ということです。 チャンスに恵まれないときでも、自分でチャンスを作り
私達は、恵まれているという事を意識して過ごしているだろうか? 頭では分かっていても、自分自身案外気づかない事が多い気がする。 私は1日3回食事が出来るし、毎日お風呂に入る事も出来ます。 戦火の中で逃げ惑う事もないし、平和な日本で暮らし、何もせずに昼寝をする事も出来ます。 でも、そんな生活が当たり前になってしまって、感謝するどころか、ちょっとした事ですぐに不平不満の心が出てしまったりします。 例えば〜 職場で子供を遊ばせていると、近所の人からうるさいと文句を言われた
【覚えたら、教えること】 内藤誼人(よしひと)氏の言葉より 何かを覚える必要があるときには、ただなんとなく覚えようとするよりも、「だれかに教える」ために学習するといいと、内藤氏は言います。 なぜかというと、だれかに教えるために学んだほうが、学習効率は高まるからです。 ただなんとなく政治や経済、歴史、文学の勉強をしようと思っても、うまくいかない経験はないでしょうか? いろいろな本を読んでも、学習に熱が入らないのです。 けれども、自分が得た知識を、たとえばブログや
◆「凡を究めて非凡に至る」という鍵山秀三郎氏の言葉があります。 また、野球のイチロー選手は、「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」と言っています。 私はこのイチロー選手の言葉が大好きです。 朝のあいさつも、5分早く出勤することも、毎日たった5分の心がけが、10年、20年と続くと、とんでもないところへ行けるチケットとなるのです。 ◆そして、森信三先生は、仕事には3つの秘訣があるという。 1️⃣それが、思い切ってすぐ手をつける「即今着手」
悩み、苦しみというのは、結局は、「自分の思い通りになっていないものを、自分の思い通りにしたい」という心から来ているようです。 今置かれている状況がいかに恵まれているかに視点が置かれていなくて、足りないものばかりを数えた時に、全ての悩み、苦しみが始まっています。 悩み、苦しみの根源は、「思い」であると、小林正観さんという方が仰っています。 それに関して、私も賛同する部分がとても多いです。 確かに人生には、ある一定の目標を掲げ、 目標達成の為に日々努力し、成長していくこと
「楽しく暮らす」→「仕事がうまくいく」。 ここにはちゃんと因果関係があると堀江貴文氏は言う。 仕事でつかえるアイデアが、遊びを通して転がり込んでくるというのが正解のようです。 有用なアイデアをキャッチするには、常にアンテナを高く張る習慣づけが必要ですね。 アンテナを高く張ってネットや書物にアクセスし続け、その一方で、何かしら行動してみる。 つまり、人と会う事が一番良いと堀江氏は言っているのです。 それには面白そうに仕事をしている人と会うのが一番で、そういう人がいそ
「見えている世界は、見えていない世界と連動する」と、実業家の斎藤一人さんは言います。 そして、人はあの世で神様との二つの約束を交わしていると言う。 それは、「人生を楽しんだか?」という事と、「人に親切にしたか?」という事だそうです。 今現実に抱えている問題点を一旦横に置いて、あの世に還った時に、神様になんて報告するか.…。 それを考え始めた時に、現実に起こっている事が、少しずつ変わり始めるという。 皆さんはいかがでしょう。 人生を楽しみ、人に親切な言葉かけをしようと