「感謝と祈り」第503話

悩み、苦しみというのは、結局は、「自分の思い通りになっていないものを、自分の思い通りにしたい」という心から来ているようです。

今置かれている状況がいかに恵まれているかに視点が置かれていなくて、足りないものばかりを数えた時に、全ての悩み、苦しみが始まっています。

悩み、苦しみの根源は、「思い」であると、小林正観さんという方が仰っています。

それに関して、私も賛同する部分がとても多いです。

確かに人生には、ある一定の目標を掲げ、
目標達成の為に日々努力し、成長していくことが必要です。

努力しないと意味がないと考える人が殆どではないでしょうか？

でも、小林正観氏によると、人間には３つの本能が基本的に与えられているという。

それは、動物と同じく、①自己保存🟰自分の命を失わないこと。
②種の保存🟰子孫を残すこと。

そして、決定的に動物と違う点は、③「人は喜ばれると嬉しい」という本能です。

もしかしたら、この本能は、神様が特別に人間だけに与えられた特別なものかもしれません。

人間は、本当に心の底から幸せを感じられるのは、人から喜ばれた時ではないでしょうか？

人から喜ばれる存在になること…それは、いかに頼まれやすい人になるか、いかに頼まれごとをするかという事になるように思います。

賛否両論はあると思いますが、人に喜ばれる存在になること、誰かに優しい言葉をかけて生きていく事が、人の価値を高める方法であるような気がしてなりません。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。