部下との信頼関係を築くフィードバックとは
こんにちは、ゆみです。
フリーランスコーチをしています。
約5年ほど人材育成のキャリアの中でコーチングを提供してきました。
実際、たくさんのリーダーの皆さんからお話を伺う中で、
「話は聞かないといけないのはわかっている。でも、明らかに相手が間違えているときに注意しないといけないことがあるとき、どういえばいいかわからない」
というご質問を頂くことがあります。
業務上必要なこと、明らかに伝えないといけないことがあるけれども、フィードバックを受け取ってもらえないということはあると感じます。
きっとリーダーの皆さん、普段は部下とのコミュニケーションは、「パワハラするな」「相手の話を聴きましょう」「否定してはいけない」みたいなことを言われている可能性を感じています。
実際わたしがトレーニングをさせて頂くリーダーの皆さんは、わりとこの辺り普段からめちゃくちゃ言われてるのですよね。
それでも、目の前に部下が来た瞬間に「気になる行動が明らかに見える」とき口を出したい、でも出したら怖いって言われるかもしれない、何も言えない、の負のループに陥っているように感じることもあります!
こうなってくるとですね、言いたいことが言えないそんな世の中じゃ、ぽいずん!ってなっている人がめちゃくちゃ多いと感じます。
わたしも、実際コーチングを教えている立場かつ、まずは相手の思いや背景にあることは聞きましょうとお伝えしているところではあります。
でも、実際現場にいらっしゃる皆さんからすると、「話なんて聞いてられねぇ場面があるんだよ!!」という声も聞こえてきます。
いや、そうですよね。
そもそも時間も人も足りないこの世の中。
待ってあげたいけれど、待ってられない。
そして、言いたいけれど言えない。
そんな葛藤が皆さんからいつも見えています!見えていますよ!
そして、わかりみが深いです!
今日のnoteは、メンバーにフィードバックしたいんだけどうまくやれるイメージが湧かないよ!という人に、相手に届くフィードバックと届かないフィードバックの違いをぜひお伝えできたらいいな!と思いながら書いております!
相手に届かないフィードバック
そもそも、フィードバックとは何か?ということなのですが、育成の場面においては、現状目指してほしい基準値と現在地のギャップを伝えることをいいます。
相手に届かないフィードバックで起こしていることは本当に、めっちゃくちゃ多くあげられるわけです。
もちろん、フィードバックを受け取る相手の繊細さや心理的なキャパの状態も影響しないとはいえません。
今回はそれはわきに置かせていただいて、自分が要因となって「相手に届かないフィードバック」を生んでしまう要因を挙げてみたいなと思います。
①フィードバックの目的が共有されていない。
フィードバックは、相手の成長を願って伝えるものや会社の成果を上げていくために伝えるものであります。
なぜ、伝えるのか?、伝えることで相手にどうなってほしいのか
の目線合わせができていないと、残念ながら、フィードバックというのは伝わりにくいなと感じます
②自分の感情の発散に使ってしまう
フィードバックを伝えるときは、イライラしてしまうことが少なくないのではないでしょうか?
大抵行動の是正が必要なことを伝えるときは、感情的になりやすいのは間違いなく、フィードバックをするつもりが、ただただ感情的になって頭ごなしに怒ってしまうと伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。
ただ、フィードバックを心から受け取ってほしい、届いてほしいと願うのであれば、感情の発散処理に使ってしまうと届くものも届かないどころか、あなたが悪者になってしまいます。
感情の発散はもっとあなたを大切にできる場で行いましょう。
③客観的な事実が抜けて主観的な話情報のみ共有されている
これは意外に多いかもしれません。
「おせぇ!」「雑だ」「仕事できねぇ」など主観的な印象のみを伝えても、「何を持ってそれを判断したんだろう」と残念ながら思われてしまいます。
どんな基準値に達してほしかったのか、その基準にどれくらい足りないと感じた事実があったのかを明示してあげるといいなと感じます。
エネルギー使っていったのに伝わっていなかったら悲しいですし、「お前の主観だろ」と言われるとただの号泣案件に早変わりです。ぜひ、客観的な事実を伝えるようにしましょう!
④ネガティブなことしか言わない
これもめっちゃ多いーーーーー!本当やりがちです。フィードバック=ネガティブなものを思われがちなのですが、より相手に届きやすくするためにはしっかりポジティブなものも伝えましょう!
もし、いうの難しいってなった場合は、逆に自分が言われたときのこともぜひ、想像しましょう!
昔、「だからダメなんだよお前は」だけで終わるフィードバック言われたらめっちゃ嫌だなって感じます(もし、逆にやる気になる人いたらすみません!そういう人もいると思うけど、そういう人が対象の時はそもそもこんなことで悩まない)
こういうことができるようになっているね、より良くなってほしいから~という点を修正してください。と言われた方が納得感あると思うのですよね。
相手に届くフィードバックとは
相手に届くフィードバックは逆にさっきの3つを守ることだなと感じます。
そして、愛を持って伝えることです。
いや、無理ですわって思うかもしれませんし、自分にはそんな感情相手にはありませんってなるかもしれません。
それでも大丈夫なので、まずは、さっきの4つをの逆を意識して伝えてみるようにしましょう。
これだけではないのですが、多すぎて回収しきれないのでまずはこの4つ!
わたし自身、正直育成の担当になって一生懸命にフィードバックしても「怖い」で終わってしまって、悲しい思いをしたときもありました。
本当は伝えたいことがうまく伝わらず、「育成担当として未熟」と言われたし、中々周りに認めてもらえないときは悔しかった。
相手のことを思っているつもりでも伝わらない、逆の評価を受けるなんて悲しすぎて悔しすぎました。
心から相手のことを思っていても、伝え方を間違えたりスタンスがずれるとうまく伝わらないのです。
そんな悔しい思いを持っているのであれば、お役立ちしたいなと思っています。
一人では感情的に処理できないこともきっとあると思います。
しんどいといときは、ぜひご相談ください。
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たくさんの自分のこだわりを握りしめてきていた、人間関係と自分との関係に悩んできたリーダー200名以上伴走してきましたからこそ、つたえられることもあります。
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