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「来年こそは」を繰り返していた私が見つけた、自分へのいたわり

こんにちは、フリーランスコーチのゆみです。

わたしは実家が関西なので、今実家でそばを食べながらこれを書いています。

皆さんは、手帳に毎年手帳に目標とかって書きますか?

わたしは、毎年「来年はこうなっている!!」という目標を書いている人でした。

毎年、目標を書けばやっぱり動きやすいしモチベーションもわきやすい。

向かっていく方向に対しての旗印を得られたような感覚があって手帳に目標を書くのがとっても好きでした。

しかし、去年の今頃、「昨年立てた目標が一切動いていない状況」に気づいたとき、とっても悲しくて絶望をしました。

キラキラした気持ちで立てた目標、立てたときはあんなに楽しみでわくわくしたのに全然何も達成されていないどころか一ミリも動いていないんじゃないかと思われるような現実に対して、

よくよく考えたら、これって実は一度や二度じゃなくて、変化を起こせた年には気づかなったけれど、変化を起こせなかった年、いわゆる「停滞の時期」を過ごしたと、そんな自分に気づくといつも許せない感情でいっぱいになっていた気がします。

「今年動けなかった」
「もやもやしている癖になぜ変えようとしなかったの?」
「前に進みたかったんじゃないの?」
「来年こそやれよ自分」

とか、自分自身を批判することで頭をいっぱいにして去年は手帳を眺めていました。

「もう悲しい、なんでこんな自分になってしまったんだ」と悲しい思いでいっぱいで、

ふと、私の中で湧いた思いや恐れは、

「来年も同じ状況だったらどうしよう」ということでした。

来年も何も変えられない自分でいること、
来年も何も変えられない自分いることを批判する自分でいること、
来年も過去の自分を悔いて未来を絶望する自分でいること


こ、こんなの嫌だ~!!!!!


そんな未来想像しただけで、ぞっとしたわたしは覚悟を決めて大きなお金を払ってコーチングを受ける覚悟を決めました。


来年は自分に頑張ったねって言える自分でいたいから、具体的に行動を起こしたいし、うまくいかなかったとしてもこんなに自分を批判するのは辞めたい。

コーチングを受けると決めたあと、新しい手帳に目標を書くと同時に、手帳のすみっこに未来への私に手紙を書くことにしました。

自分に対して、批判的な思いだけではなく、未来の自分への思いやりを過去の私から届けたかった。

自分への思いやり(セルフコンパッション)の心を持つことは、当時一緒にいてくれたコーチに教えてもらいました。一番の停滞の苦しい時期を共にしてくれたコーチが「自分への思いやりを持とう」と言ってくれました。


来年の今頃のわたしへ

今年を振り返りながら、この手紙を書いています。去年のあなたはぼろぼろでしたね。恋愛もしごともうまくいかなくてたくさん自分を責めました。正直疲れたって思っています。来年こそは変えたいと思っています。

今あなたはどう生きていますか?

もしかしたら、立てた目標がうまくいかなくてもどかしさを感じていたり、嫌なことも起こっているかもしれません。

でも、これだけはわかっていてほしいのです。

何もできなかったり変えられなかったとしても、あなたの価値が変わるわけじゃありません。思ったように動かなくても、あなたは存在して、何とかもがいたあなたがいたことを忘れないでね

だから、必要以上に自分を責めないでください。
何が起きてもあなたは大丈夫なのです。

目標は進むための指標。

わたしは、あなたを責めるために目標を立てているわけじゃありません。あなたが、迷ったときに立ち戻れるように、どこに行きたいのかを忘れないように立てるのです。

来年のわたしへ。
あなたは間違っていない。進んでください。

今、見返してみると正直ポエムと言われたらそれまでだし、そう見えるし恥ずかしいなという思いもあります。


しかし、結果として、目標として掲げていた独立を達成して、発信からクライアントが獲得できるようになり、去年の絶望的な思いとは打って変わって、「なんかいい感じ」の現実が生まれています。

今、本当に「今年頑張ったなぁ」って自分自身に言えている状態を達成できました。

もちろん、今年の年内何度も目標がうまくいかなくて心が折れそうになってしまって苦しい時期を過ごした時もありました。

そのたびにうまくいかない自分に対して「最悪」「残念」みたいな感情が生まれて苦しかったけれど、去年の私が残してくれた自分への思いやりの言葉が支えになりました。

「目標は指標。あなたを批判するために立てたわけじゃない」
「前に進むためのもの」
「価値は変わらない」

自分自身の言葉に何度も支えられ、目標立ち戻り、今の現実を生むことができました。

本当に去年の自分に言いたい。

「本当にありがとう。あなたのおかげで今幸せだよ。グッジョブ」


自分に対しての批判的な思いというのは、時に行動を促すこともあるけれど、「自分はダメだ」という思考でいっぱいになってしまって行動ができなくなってしまうということも引き起こすときもあるんですよね。

まさにわたし自身が陥りかけたことです。

だからこそ、前に進むための建設的な自分への批判がある一方で、自分への思いやりを同時に持つことの大切さを実感した一年でした。

前に進むことを恐れないこと、失敗しても、自分の価値は揺るがないことを自分に伝え続けること。

自分に常に厳しく生きることは、成果はとても出やすいかもしれないけれど、一度成果が出なかったことに対してずっと批判的な思いを抱え続けることにもなります。

そんな時に、批判的な思いだけじゃなくて、目標だけじゃなくて、自分自身へのエールを未来に届けることも大事だなとわたしは思います。

去年の辛かった、歯がゆかった苦しかった自分がいたから今がある。
悔しかった、苦しかった、来年は変えてやると決断した私、何も変えられず悔しくて眠れなかったわたしがいたから今がある。

絶対変えてやると一人では難しいと思ったからコーチを頼った、自分への批判的な思いだけでは前に進めなかったから、自分への思いやりの心をもつと決めた。

決断出来たわたしへ、挑戦したわたしへ。

本当にありがとう。

全てが、今年一年の私を支えてくれました。


今年一年の自分自身へいたわりと感謝を。


そして、来年の自分への心からのエールを送りましょう。


「来年こそは」と思っているあなたへ

まずは、今年の自分へのいたわりを書いてみませんか。

今年あなたがもがいたこと、苦しかったことはなんですか?

もがいた結果得られたことはどんなことですか?

得られたことはないと感じているかもしれない、もしかしたら無駄だったかもと思っているかもしれません。

それでも、「まずは頑張ったね」と今年の自分にいたわりの言葉をかけてあげましょう。

今もしかしたら感じている悔しい気持ちややりきれなさは、来年のあなたへのエールにつながっていきます。

良かった一年を過ごせた方は、またその経験を礎に来年にバトンを渡して生きましょう。

来年の自分へいたわりと、慈愛の思いでお手紙を書いてみましょう。



さいごに。
もし、あなたの来年への思いをぶつけたいと思って下さったら、ぜひ連絡を頂けると嬉しいです!➡思いもぜひ伝えさせてほしいし、あなたの思いも聞きたい。

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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。


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