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自分に甘いというのは嘘じゃないか?

こんにちは、フリーランスコーチのゆみです。

今日のnoteはラジオでも配信した内容なので、もし音声の方が聞きやすいかも!というひとはぜひ音声から。

皆さんは、「自分に甘いな」って思うことありますか?

私は、めちゃくちゃあります。

コーチとして活動する中で、わたし自身こんな悩みを伺う中、ある気づきがありました。

それは、「自分に甘い」って思っている人ほど、実は誰よりも自分に厳しいんじゃないかということです。

今日のnoteは、

✓仕事で頑張っているのに自己評価が低い
✓「もっとできるはず」と自分を追い込みがち
✓プライベートの時間を取ることに罪悪感を感じる
✓周りと比べて自己否定的になりやすい

読んでいただきたいなと思っています。

「自分に甘い」の正体

例えばジムにいくことをさぼってしまうときですね。
わたしは、ジムに行く目的はダイエットとかではなく、どちらというと普段あまり動かなくなってしまったからだを健康に保つために契約をしています。

でも、ついジムに行くのを忘れて仕事することを優先してしまったり、他のことをやることを優先してしまっていました。

そんな時、わたし自身、こんな思考のループに陥っていたときがあります。

  • 「こんな時間の使い方して、甘いよな私」

  • 「もっと頑張らなきゃいけないのに」

  • 「他の人はもっと効率的に時間使ってるはずなのに」

「ジムなんかに行ってる場合じゃない」 「この時間、もっと仕事に使うべき」 「自分の体のことなんて後回しでいい」

こんな風に思っていたんです。

でも、実はこれって、自分に必要なケアを拒否しているだけだったんですよね。 むしろ、自分に対して必要以上に厳しいことをしていたのだなと感じます。

結果として、仕事詰めで働いた体は重いし思考は回らない、不健康極まりない体のできあがりですし、集中力も続きません。

どんだけ体と心を痛めつけるねんって感じ。

気づきの瞬間

体と心の調子があんまりよくないことに気づいたとき、 私は自分に「甘い」んじゃなくて、必要な自己ケアすら許可できないくらい、自分を追い詰め釣る傾向にあることに気が付きました。

これって、本当に無自覚な自分への暴力だったのかもしれないなと思うのです。

自分の体と心が発するSOSのサインを、「甘え」というレッテルを貼って無視し続けていた。

「もっと頑張らなきゃ」 「こんなことじゃダメだ」 「他の人はもっとできているはず」

だから、今自分の心が望んでいることよりやるべきことをやらないといけないとそう思っていたのです。

この声は、実は自分を追い詰める鞭を作って自分を痛めていた気がします。

変化の始まり

変化が訪れたのは、「自分の体のケアのために時間を使っていい」と自分に許可を出せるようになってから。

もう体が正直悲鳴を上げていたし、とりあえず行こうと思って重い腰を上げてジムに行ったら、めちゃくちゃ仕事がはかどったんです。

何ならいつもの倍早く仕事が早く終わった。

「ええ?こんなことならもっと早くいけばよかった」

と思ったんですよね。

ジムに行けないのはわたしが甘えた人間だからだと思っていました。

むしろ逆で、「自分を整えずに仕事を続けようとする」というストイックさがありすぎたのかなと今では思ったりしています。

合理的なようで合理的ではないというか。

今は、ジムに定期的に通えるようになっただけでなく、 心身のリフレッシュ効果で、 自己否定的な思考が減って、前向きな行動な思考が増えてきたなというか、ご機嫌でいられる時間が増えてきました。

元々運動嫌いだったのですが、徐々にジムが好きになってきました。

終わった後めっちゃ仕事はかどるし、心も体も気持ちいい!

ジムに行けるようになって、「わたしはわたしを満たしていいのだな」と少しずつ思えるようになってきたのを感じています。

気持ちいいとか整っているとか思ってはいけないと思っていた。

そんなことよりも、常に生産的なことをしないといけないと思っていました。

起業も同じだった気がする

今考えると起業することも同じように考えていたのかもしれないなと今になって思います。

会社員で働いていた時、起業に向けて中々動けなかったときのわたしが考えていたことは、

「会社員でまずは成果を上げないと起業なんてしてはいけない。」
「会社のことを優先的に考えなくてはいけない」 
「自分のやりたいことを優先的に考えてはいけない」

こんな感じだった気がする。

いや、会社員としては、まっとうな考えだし間違ってはいないかなと今も思うんだけど、会社員という肩書をわきに置いたときに、自分の人生の最優先したいことを後回しにし続けるって何だろうとも思いました。

ずっと、なにも動けていない自分は「甘えているのだ」と思っていた。

逆なんです。

自分のやりたいことを後ろ回しにするということは「自分に厳しくしているということ」だったんだと最近私は感じています。

わたしのクライアントさんの多くも、自分のやりたいことを後回しにしてしまうことが多くあったりします。

やりたいことを後ろ回しにしてしまう理由は、たくさんあると思うのですが、多いのは「自分を満たしてはいけない」「自分に厳しくしなくちゃいけない」という一つの信仰めいた考え方からきているのかなと感じます。

起業に向けて動けないないとか、やりたいことを後回しにしているのは自分に甘いのではなく、自分に厳しくすることに慣れてしまった結果なのかなと思うのです。


本当の優しさとは

本当の優しさは、自分の声に耳を傾けること。 自分の心が求めていることをやることなのかなと思っています。

それは「甘え」じゃないんです。

自分を責めるのをやめて、自分を満たすことをやるようになってから、逆にこれまでできなかったことができるようになってきました。

難しいと思っていた起業に挑戦できるようになったし、ジムだって継続できるようになってきた。

ストイックですねといわれるかもしれませんが、全然そんなことないんです。個人的には「むしろ自分に優しくなった」なという実感がわたしにはあります。

生き方が軽やかになってきて、いろんなことに挑戦したくなってきているそんな感覚が今の私にはあります。

あなたへのメッセージ

「自分に甘い」って思っているあなたへ。

あなたは、もしかしたら必要以上に自分を縛っているのかもしれません。 自分にとって本当に必要なことを、「甘え」だと決めつけていませんか?

本当は、あなたの体も心も、 もっと優しく扱われることを求めているのかもしれません。

それを「甘え」だと否定するのではなく、 必要なこととして受け入れてみませんか?

大丈夫です。 あなたには、自分をケアする権利があります。 それは「甘え」じゃなくて、むしろ成長のために必要不可欠なことなんです。

自分を責めるのをやめて、理解してあげること。 それは弱さじゃなく、強さなんです。

今の自分を受け入れることから、 新しい可能性は広がっていきます。

時には立ち止まること。
時には休むこと。
時には自分をいたわること。
やりたいと思っていることをやってみること。
ずっと後回しにしていたことを一番の優先順位を置いてやってみること。

それは決して「甘え」ではありません。 むしろ、自分という大切な存在を守り、育てていくために必要な投資なんです。

今、この記事を読んでいるあなた。 もし「自分に甘い」って思い込んでいるなら、 その思い込みを、そっと手放してみませんか?

あなたには、もっと自分を大切にする資格があります。 それを、私は伝えたかったんです。

そして、その一歩を踏み出す勇気を持てたとき、 きっと新しい景色が見えてくるはずです。

あなたの中にある「本当は」という小さな声に、 耳を傾けてみてほしいなと心から思っています。

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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。

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